商品紹介です。


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それから

10月31日(土)~11月3日(火)まで秋休みします。


無理なセールスはしたくないんだけど、今日紹介している

ダウンジャケット、本当に素敵ですよ!是非!


という訳で今更なんだけど、この頃のアウトドアウェア&ギア

がとても好き。

では、何故?

ってのを、某編集者とのインタビューからお送りしよう。

明日から4日間お休みってのも踏まえてノリノリで!


Q ズバリ、何故70年代の頃のアウトドア物がお好きなのでしょう?


A もともとウェアに限った事では無く、アウトドアそのものが好きで

  キャンプや釣り、そういったアウトドアライフの一部としてウェアや

  ギアの位置づけがありました。

  ただ、その前の高校生の頃は熱狂的でヤワ(笑)なレース馬鹿で

  バイク命!だったんですね、それが70年代。

  その頃は日本で゛第一次アウトドアブーム゛でしたが自分が

  そういう物に興味をもったのは少し後になる訳です。

  多くのアウトドアウェアはおおむねむね完成され、ある程度の弱小

  メーカーは淘汰されつつある時代でしたので、時系列で言うと

  ややずれている。

  もう少し早く興味を持っていれば見聞、知識も培えたと思うと

  少し後悔しますが、その分知らない世界を探求する楽しみも

  できましたからそういう意味では良かったかと思います。


Q あっ、ごめんなさい。

  質問の答えになっていませんが・・・


A はぁ、どこの誰だと思ってるんですか?

  話が長いのなんかはなっから分かってて聞いてるんでしょ、

  そんな事も分からないで人に物を聞こうとしてるんですか?


Q これはこれは、大変失礼いたしました。

  では質問を変えましょう・・・

  改めて、この時代のアウトドアウェアの魅力とはなんだと思いますか?


A そうそう、そういう聞き方をしなさいよ。


Q たびだびすいません、徐々にQ&Aじゃ無くなっていませんか?


A だから・・・


Q 話が先に進みません・・・


A んじゃ、黙って聞きなさいよ、ったく・・・

  長くなるけど良いんだね、途中で口はさむなよ


Q わかりました、ではお願い致します。


A そもそも、人ってのは頭があって首があって胴体があって

  腕が2本、足が2本


Q あっ、ちょっと待ってください。

  当たり前・・・


A だから黙ってろって!


Q ・・・・・


A で、だから、洋服にデザインなんていらないんだよ。

  って言ったらかなり乱暴な言い方になっちゃうけど、余計な

  装飾とか余計なパーツなんてのは無駄なんだ。

  そんな中でアウトドアウェアってのはある意味極めてるんだよ。

  場合によっては命に係わる事にもなるから必要な物は必要、

  逆に不必要な物は本当に邪魔なだけなんだよネ。

  分かりやすく言うと、装飾はいらないけど装備は要るって事。

  だから人にとって、これ以上はダメ、これ以下でもダメって言う

  ベストな物が出来上がるって事になる。

  その究極に狭い範囲のモノづくりがアウトドアウェアのデザイン

  になるから、だから美しいんだ。

  一応言っておくけど、装備風の装飾なんてのはもってのほかだ。

  ゛本物゛だから良いんだよ、゛本物゛だから素晴らしい。


Q すすすすいません、少し良いですか?


A なんだ!?


Q お言葉ですが、でしたら別に70年代だの、ど~のこ~のって

  もしかしたら最新のアウトドアウェアでも良いんじゃないでしょうか?

  むしろ新しい方が機能的にもよっぽど優れていると思いますが・・・


A ほほ~う、中々良い質問ですね(by池上)

  んじゃ、ソコントコもう少しホリジュン、じゃ無かった掘り下げて

  みよっか。


Q オヤジギャグいらないです・・・


A だから・・・


Q あっ、すいません。気を付けます。

 

A 何で最新の物がダメだと・・・?

  何もダメだとは言ってないさ、素材や機能も日進月歩

  で進んでいる訳で、他の物に例えればケータイなんか

  その頃は第二次大戦の無線機かよっ、って位だったのに

  今じゃ・・・言うまでも無い。

  ウェアだって同じで、防水、浸透・・・ありとあらゆるものの進化で

  そりゃ比べ物にならない位になってる。

  でも、逆に言うと凄くつまらなくもなってる訳だ。

  最初に言ったように人は頭があって・・・って訳で服の形なんてのを

  考えるにしたって限界があるし、とっくに行き着いた感がある。

  だから本格的なギアとしてのウェアはどんどん味気ない物に

  なっちゃって、逆に街着になった瞬間、余計な装飾をつけたり

  そうかと思いきや、抑える所を抑えて無かったりする。

  お尻が隠れないマウンパって一体なんなんだよ!って具合だ。


Q 味気ないかやりすぎかって事ですね。


A そう言う事だ、中々分かってるじゃないか。


Q (話を合わせてるだけだっちゅーのbyパイレーツ)


A なんか言った?


Q いやいや何も・・・(ヤバッ)

  言ってみれば、70年代頃の物はその中間的な存在という

  事ですね。


A バックリ言うとそう言う事になるんだけど厳密にはチト違うな。

  結果として中間的な存在になるけど、それはさっきも言ったように

  究極のウェア、ギアになる訳だ、その時代には。

  で、今のそういう物は味気ない・・・ってチト分かりにくいけど

  今の味気ないウェアだっていきなりポンッと出来た訳じゃ無い。

  思考作為を繰り返しながら進歩して出来上がった物。

  違う言い方をすると、70年代あたりは今の完成形になるまでの

  過渡期に当たる。

  

Q ただ、機能云々で考えたら当然古い物は劣りますよネ?

 

A だから黙って・・・いやいやまたまた良い所に気が付いたな。


Q それほどでも・・・


A 良し、じゃソコントコをこれから説明しようか。

  そう、機能的にはもちろん今の物にかなわない。

  ただ、どうだろう?本当にエクスペディション的な使い方を

  する人がどれくらいいるんだろうか?

  ごく一部の本格的な使い方をする人は最新版を使う方が

  良いに決まってるし、それこそひどい環境なら生命・・・に

  かかわるんだから高機能に越した事は無い。

  ただ、大多数の人達は軽いトレッキングだとかハイキング、

  それから街中で着るだろう。

  そういう環境で最新の物を着てもオーバースペックだろうし

  なんてったって味気ないんじゃないか?

  

Q そりゃそうですよね、では何故70年代なんでしょう?

  60年代や80年代ではダメなんですか?


A 自分は80年代世代って言うのかな、だから70年代は

  最初に言ったようにあまり分からないし、60年代なんて

  言ったら知る由も無いね。

  繰り返しになっちゃうけど、80年代はある程度完成に近づき、

  メーカーも淘汰された時代。

  個人的には知らない時代に対しての憧れもあるんだけど

  70年代って言えばヒッピーとか自然回帰とかそんなところから

  西海岸でアウトドアライフがもてはやされた時代。

  で、古くからあったアウトドアメーカーやショップから独立したり

  枝分かれしたりして、数多くのウェア群が生まれた。

  そうなると当然他のメーカーとの差別化を図ろうとして面白い

  機能やデザイン(勿論必要なだけど)が採り込まれている物が

  数多くある。

  当然、必要最低限と言う枠の中でだから納得が行くんだね。

  かつ、根拠があって作られた物だから一つ一つの物を言葉で

  説明できるんだ。

  ファッションアイテムで言葉で説明できるものって無いでしょ?

  勿論カラーもオリジナリティあふれる物もあって楽しい。

  まとめると、最新の物に比べれば機能はいまいちだけど、

  そこまでハードに使わないのなら多少機能性は劣るにしても

  当時、一生懸命考えて出来たであろう作りやディテールを楽しんで

  そして、モノづくりのプライドも味わえる。

  ナンチャッテウェアでは感じられない背景の想像も出来るし。


Q はぁ、奥深いんですね。

  さっきケータイの話がありましたが、丁度電気製品に近い物が

  ありそうですね、この間テレビでやってたんですが、最初にシャープ

  が開発した電卓って重さが25キロもあったらしいんです。


A 電気製品に限らず何でもそうじゃ無いかな?

  便利になって故障も無くて小さく、軽くなったりもしたけど゛味゛って

  部分じゃどうなんだろう?ってね。

  普段いらない、使わない昨日も満載の物も沢山あるし。


Q おっしゃる通り!

  本日はお忙しい中、貴重なご意見ありがとうございました!


A おっと、おいおいまだ終わって無いぞ!

  まだまだ話す事沢山あるって言ってるだろっ。


Q ・・・・・


A で、当時はこんな側面もあった。

  そう、為替だよ。

  73年(今調べた・・・)に変動制になる前は1ドルが360円と

  決まっていたんだ、その後も80年代の中ごろまでは200円

  以上してたから、アメリカの物は今とは比べ物にならない位

  高かったんだよ、まぁバックリと今の倍って考えればわかると

  思うけど、そりゃ何でも高級品だった。

  当然洋服だって高かった訳で、オシャレアイテムになっちゃった

  モンクレーなんかの最近のプライスとノースフェイスの当時の

  ダウンが同じくらいの価格だったんだね。

  当時のそんな゛高級品゛が今は凄く安く買えるんだよ。

  そりゃ魅力的だろっ。


Q なるほど、よ~く分かりました。

  70年代のアウトドアウェア、こうして語って頂くと何故良いのか

  ってのが納得できます。

  本日は本当にお忙しい中・・・


A 待てよ、まだ終わって無いっての・・・


Q まだ何かあるんですか?


A はっ?


Q 失礼いたしました・・・


A もう終わりだよ、終りにしてやるよ。

  たださ、1つだけ最後にさ

  お忙しい中、って言うけど暇だぜ。


Q ・・・しししし失礼いたしました。

  それでは持ち帰り編集作業に取り掛かりますね。

  ありがとうございました。


A 何ページ位の誌面になるんだ?、4ページくらいか?


Q えええええぇ、200字にまとめないと・・・


A はっ?


Q ちなみに発売日は未定です。



という訳で、これはフィクションです・・・