調子に乗っちゃってるんでもう一回更新だ。
さっきの続きとも言えなくもないかな?
流石に年中は着ないけど、こんなのも好きなんだ。
フリンジジャケットだ。
何年か前に古着屋さんで丁度ジャストサイズ
だったものだから、迷わず買っちゃった。
これ以外にも、何枚か持っているんだけど
皆さんの評価はいかに?
で、この手のウェアってのは一般的に
日本人が最も似合わない、苦手とされて
いるもの。
で、イメージされるキーワードは・・・
スター☆ニシキノ、エルビス、萩原、
ジャングルクルーズ・・・こんな感じだろうか?
という訳で、この間もチト言ったけど、こうやって
茶化す連中ってのは総じてそのものの本質を
知らないんだネ。
勿論自分で着る勇気も無い・・・
で、ちとその辺を辿ってみれば全て関連性が
ある事が分かる。
スター☆ニシキノの衣装はおそらくエルビスを
意識した物で、そのエルビスの出身はミシシッピ、
オジブア族と言うインディアンの土地だし、
萩原さんのファッションと言えば、こてこての
ウェスタンだし、それにディズニーの
ジャングルクルーズは、ウォルト・ディズニーの
南米での体験が元になってる。
だからさっきのキーワード、ニシキノやエルビス・・・
はミシシッピやインディアン、ウェスタン・・・と言う風に
置き換える事が出来る訳だ。
そうして物の本質が分かると、ニシキノ・・・等と
いい加減に茶化すことが出来なくなるのと同時に
他の物との関連性も発見できる。
ウェスタンやそしてインディアン・・・
そうすると、ナバホのブランケットやインディアンの
ジュエリー、それからもう少し広げてみれば
アウトドア全般の世界観なんかが垣間見える
じゃないか。
そして、更に掘り下げてみれば
このビラビラ、じゃ無かったフリンジもそもそも
何なんだ?
ってこれは雨ヨケだって事も知らされる。
けっして目立ちたがり屋の装飾なんかじゃ無くて
れっきとした゛機能゛の1つだって事が分かる。
もう、この時点で何も知らずに茶化す連中の
出番は完全になくなっちゃう。
はなっから
「こんなのどう考えたって似合わない」って
決めつけていた先入観がいつしか
゛普通のアウトドアウェア゛にならないか?
最初に言ったように、日本人に似合わない
と言われる中でも゛横綱級゛のこんなジャケット
も、もしかしたら堂々と着られるかしら?
って事だよネ。
何も分からないからコッパズカシイ、
誰も着てないからコッパズカシイ、
から
分かって着てるんだから恥ずかしく無い
誰も着てないから格好良い
こんな感じで、自分を表現できる物に
変えられるんだよ。
そうすると不思議な物で、似合ってくるんだよネ
これが・・・
流石に、ブーツカットやテンガロン、カウボーイブーツ
なんかで武装しちゃったら、やりすぎ感マンマンの
コスプレ野郎になっちゃうけど、アウトドアウェアの
1つってとらえて、コテコテなコーディネイトから少し
外せばいくらでも着こなせるって寸法だ。
皆が皆同じ物や同じような物を着るのは
皆が皆怖がってるからに間違いないんだよ。
物を知ろうとしないから怖いんだって気が付かずに
みんな着てるから゛安心゛しちゃうんだ。
゛流行゛って言葉は゛安心゛に置き換えられるとも
言えるよネ。
で、何かの拍子にドッカの人気芸能人が
こんなフリンジのジャケット着たりして、一気に
人気になっちゃったりすると、
「それ、右向け右!」
それまで誰も見向きもしなかった物が突然ブレーク
しちゃったりするんだ、へんな世の中だよ。
という訳で、何の根拠もなく突然ある物が
流行っちゃったりする不思議な現在。
頼むからフリンジなんて流行らないで欲しいと
思う、今日この頃なのだ。
(無いか・・・)