商品紹介です。


http://ameblo.jp/reflex-nakameguro/


世界中で大人気のキャラクター、ミッフィが

今年で60歳になるそうだ。

ただの一度も絵本を見た事は無いけど

それでもあのシンプルな゛ウサギちゃん゛は

知っているし、すぐに頭の中に思い描く事が

出来る。


それ位分かりやすいキャラクターって事で

チト調べてみた。


絵本業界(業界って言って良いのか?)では

それまで写実的(って言って良いのか?)な

絵でページを作っていたらしいんだけど

(確かに背景から何からビッシリと書かれているものが

多いような気がする)


それをディック・ブルーナーがぶっ壊したらしいんだ。

背景は真っ白、そして使う色もたった5色(後に7色)

で、至ってシンプルで言葉の無い、文字通り絵本と

言う作品も多数あるんだネ。


で、ディック・ブルーワー本人の言葉にこんなのが

ある。



デザインはシンプルであることが一番大事。
完璧であるだけでなく、できるだけシンプルを心がける。
そうすれば見る人がいっぱい想像できるのです。
これがわたしの哲学。


この言葉、物凄く共感できるんだ。

だって子供にとって゛想像力゛って物凄く大切でしょ?


絵本とは関係ないけど、

大昔、まだ地球が丸いなんて知られていない時の

゛海の最後が滝になってる゛絵を見た事があるけど

あれって、まだ知らぬ世界に対して精一杯の

想像力を駆使して書いたものだったんだと思う。


そうして、その想像力を元に冒険が始まって人間が

どんどん賢くなって、インターネットが普及して・・・

かなり途中はしょっちゃったけど、とにかく今はどこの

どんな情報だって瞬時に得る事が出来る世の中。


そんな世の中だから、

「海をずうっと行ったら最後は滝になってて落ちちゃうのよ」

なんて事を言った所でどこの子供だって

「ママ、バッカじゃ無いの!」って事になっちゃう。

F1の情報だって、月に2回のオートスポーツで

1か月前の結果がやっとわかる。

そんなんだったのが、テレビは別としてもパソコンや

スマホでたちどころにわかっちゃうもんネ。


何でもかんでも物や情報が溢れすぎてるから

想像力が亡くなっちゃうんだろうと思う。

シャケの切り身が泳いでいたり、鶏の足が4本・・・

なんてのは凄く分かりやすいんじゃないかな。


で、そのまま体だけが大きくなっちゃって

バカッターな事も平気で出来ちゃうんじゃ・・・

まぁ他の原因もあるんだろうけどネ。


そんなこんなでファッション界にも同じ事が

言えるんじゃないかな?

これだけありとあらゆるものがあふれている中で

何か新しい物を・・・とは言ってもなかなか厳しい

のかもしれないけど、トレンチって言えばみんな

トレンチ、チェスターって言えば右を見ても左を

向いてもby鶴田コウジな訳だ。


散々言って来てるけどね、こんな事。

しかし、なんでこんなに個性が無いんだよ!

って、そうだよ、想像力が無いんだよ。

ってミッフィの60周年で何かわかった気がしたんだ。

今更なんだけどネ。


じゃどうすれば良いんだ?

って訳で、想像力を身につけられる簡単な訓練方法

を、これを読んでる読者に、

通常4千円の所、今回に限り半額の2千円で

ご提供、ただし今回限りにさせて頂きます!


日頃、゛文字゛を見ない日なんてないでしょ?

通学で電車に乗れば駅を通るし、当然授業

受けるよネ。

無意識に文字を見ていると思うんだけど、

そんな無意識を意識に替えてみたらどうなるか?

新宿は新宿だけど、゛新しい宿゛なんだよネ。

「一体いつの時代から新なの?」

「渋谷って言うけど渋い谷って?」

こんな感じで、どんな物にだってその由来が

あるんだから、そういうのを意識してみては

どうだろうか?

ちなみに、小田急線に゛柿生゛って言うあか抜けない

駅があるけど、その通り柿が生まれた土地なんだネ。

禅寺丸って品種はこのあたりが原産なんだよ。


まぁ、ここまで行っちゃうと歴史探訪的になっちゃって

チト重いけど、肝心なのは常に文字に対してのそんな

意識を忘れないようにすること。


そうすると、物に対しての意識が高まってついでに

想像力も付いて来るよネ。


で、「世の中チェスターコートが流行ってるけど・・・」

みたいな事も

「じゃ何で?、そもそもチェスターって何ナノ?」

って調べてみたりもするんじゃ無い?

せっかく文明の力持ってるんだからさ。


「チェスターフィールド卿が・・・かっ、俺には

違うか・・・」って事が分かるでしょ?

どう言うコーディネイトをしなくちゃまずいってのも

おのずとわかるよネ。


そういう癖がつけば、多分

今の自分は何を着れば良い、なんてのも見えてくる

んじゃないか?

もっと言えば、TPOやライフスタイルに沿って物を

選ぼうってのも理解できるようになるはずだ。


という訳で、小さい子供がいるあなた・・・

とりあえずはディック・ブルーナーの絵本を

見せてみれば?


って回し者でも無いのに宣伝をしたりしつつ

全ての元は教育だよな・・・なんてつくづく

感じた、冬の1日なのだ。


おいおい、頼むぜA君!