商品紹介です、2点。
http://ameblo.jp/reflex-nakameguro/
はいはいはい、ご無沙汰です。
気が付けば、最後の更新から2週間も
経っちゃってるんだネ。
って実は、色々と書いたり消したり消しちゃったり
(実は今も仕上げまじかで消えちゃって・・・)
何も全くサボってたわけじゃ無い。
言い訳も程々に、そんな訳で今日はしっかりと
書いて行こうと思う(再試行)
なんて言っても師も走るこの季節、それでも
そんなのカンケーねぇって感じでマイペースな
リフレックスだからネ。
あの吉野家が昨日だっけ、値上げした。
これまでの300円から380円だってネ。
何となんと、一気に26.6666666%の
値上げって事で、サラリーマンのおこずかいに大打撃
ってどっかの記事にあった。
そりゃそうだよネ、一気に80円も値上げしちゃったら
かなり痛いのは当たり前だよ。
・・・・ってそうか?
じゃその理由は・・・
ここで、1つシュミレーションをして見ようと思う。
仮に吉牛が好きで好きでたまらない人がいたとしよう。
週に5日出勤して、毎日毎日昼に吉牛を食べて
週5日って事は月に約22日だから、80×22で
1760円の負担増になる。
ってこんな人は流石にごく少数だよネ。
「吉牛、好きっす!」な人でも、流石に週2日とか
そんな物だと思うんだけど、どうなんだろう?
で、まぁ夜も週に1日は食べたとても、計算すると
週に3食、月にすると約13食位だよネ。
そうすると80×13で、月の負担増は1040円。
ここで、最近のダンナやお父さんの月のおこずかい
は3万5千円とか、それ位って言われてる。
だからバックリと3万4千円に減る、割合にして
約3%だ。
この約1,000円が大変なのか、大したことないと
思うかは人によってバラバラだろうし、もしかしたら
「無理!」って人もいるのかもしれない。
ただ、一般的に言えると思うのは
「そんなでも無い」だろう。
そんなお父さんも、月に2回、3回は飲みにも
行くだろう、そのうちの1回だけビール1杯、
小皿を1つセーブすればまかなえるんだよネ。
勿論、そんな事はとっくにやってるよ!って
人も沢山いるだろうし、ギリギリの中での
1,000円負担増って人もいるだろう。
ただ、そうやってくとキリが無い話になっちゃうから
その辺は勘弁してもらって話を進めるけど
とにかく、1,000円、3%の負担なんだ。
牛丼の価格ってのは世の中の景気を表す
典型的な例だと思う。
バブルの頃は400円、最安値で280円。
そして昨日から380円。
で、今回の値上げの要因は牛肉の値上げと
それから、サルでもわかる円安の影響だ。
そんな訳で今日はチトインテリジェンスな感じで
エコノミックな話をして見ようと思ったわけだ。
えっ?
経済アナリストでも無く、経済学部卒でも無く
ただのゆる~いオッサンの話だ、インテリジェンス
なんて考えられなかった、しかもおつむの弱さを
自ら暴露することになるかも知れない。
まぁ聞いてチョンマゲな話なのだ。
まぁ、そうは言ってもドハズシでも無いだろうし
チト小売りの立場から良いたい事もあるしネ。
で、さっきの吉牛の話だけど、300円から380円
の値上げの理由として、牛肉の値上げと円安が
あるって言ったけど、実際にそうなんだけど
実はもう1つ、隠された理由があると思う。
牛丼のもう一つの大手、すきやのワンオペ
問題が記憶に新しい。
ワンオペ、ワンマンオペレーションは
紛れもなく、人件費カットの結果で
コストカットに当たっての一番手っ取り早い
費目だよネ、当然。
で、これも当たり前だけど価格競争になれば
利幅はどんどん圧縮されるから人でを減らす。
人が減れば、1人当たりの負担は増える。
こうして、世に言われるブラック企業が
誕生するって言う構造だ。
さて、牛丼の話はこれ位にして
ブラック企業・・・
一部の本当にあくどい連中を除いて
何も好き好んでブラックにした企業なんて
そんなにないと思うんだよ。
何でかって言えば、全部景気のせい・・・
って言ったら、はいオシマイってなっちゃうけど
今まで言って来たように、価格が下がれば、
下げざるを得なければ、さっき言ったように
大きく人件費に影響するんだから。
あっちのライバルよりも1円でも安くして
その分量を売る、利幅を下げてでも多く売って
利益額を確保しようとする。
電気の量販店でも、スーパーのPBでも何でも
そんな時代、世の中の流れになってる。
服で言えば、ユニクロだよネ。
チト古いけど、ジーンズの価格競争は
ほんと、なんだかな~って感じだったでしょ?
そして、そういうやり方が限界まで行っちゃうと
膨らんだ風船が割れるように、今回のワンオペ
みたいな事になっちゃう。
で、こういう現状を服屋で言うと、
安く大量に売る→利幅が下がる→人件費カット→
販売員がへる→半セルフになる→陳列が乱れる
→商品整理に時間がかかる→残業時間が長くなる
→でも残業代でない、サービス残業→ブラック化
で、人件費カットももはや限界になって
商品の値上げとなるんだよネ。
で、例えば1000円のが1300円になったりしたら
みんなブーブーいうでしょ、それこそ最初の吉牛
の話みたいに、家計に大打撃だ!みたいに。
話がチトそれるけど、景気の悪い今、どうすれば
良くなるかってのが政治の世界でもどこでも
言われている。
まぁ、当然の事ながら賃金アップってのが一番
景気が良くなる要因だけど、じゃ賃金上げるには
どうすれば良いの?って事で堂々巡りだよネ。
それには企業の利益が上がれば良いんだけど・・・
ってそんな話がいつまでたってもキリが無い。
で、自分が思うには、こりゃ物の価格を上げるしか
方法が無いと思ってる。
みんな実はそう思ってるんじゃないかな?
凄く幼稚な考えなのかも知れないけど
とにかく物の価格を上げて利益率を上げなくちゃ
事が進まないんじゃないだろうか?
価格そのままに利益率を上げるなんてのは限界
だし、このままだとクォリティがどんどん下がって行くし
価格アップってのがやっぱり最初の一手じゃ無い?
勿論、これ以上物価が上がったらやっていけない
声も沢山あるのは分かるけど、それだって元は
賃金が低いからだよネ。
だから企業は
「いくらなら売れる」ベースじゃ無くて
「いくらなら賃金が維持できて、更にあげられるか」
って所を考えて物の価格を決めて行くべきだと思う。
企業のトップも、ドンダケがめついんだよってのも
居れば、現状でイッパイイッパイって人もいるだろう
けど、とにかく人がいなくちゃ物も作れないし
売れないんだってのに気が付いて、価格を
決めて行っては?
・・・そんな訳で、偉そうに言ってはみたものの
世の中そんなに単純な物じゃ無い。
沢山の要素が絡み合って今の経済状況が
あるわけで、ヤッパリヘボなオッサンは単純だった。
で、実はここからが本題、って言うか良いたい事
なんだよ。
オッサンは思うんだよ。
「値段が上がった」なんて文句を言ってるそこの
あなた、あなたも値上げをしている張本人
なんだよってネ・・・
さっきの→ばっかりの所で気が付いている人も
いると思うけど、日ごろ何気で広げてそのままで
何も買わずに、良いたい事言って帰る。
本人は何も気が付いていないんだろうけど
そういう人は販売員に負担をかけているだけ
なんだよ。
ぶっちゃけて言うと、あなたがやみくもに広げた
10枚のフリース、これ全部販売員の人が
畳むんだよ、乱暴に言うとタダ働きさせている
って事になるんだ。
勿論、それも含めて仕事なんだけど、それが
最終的に、価格アップにつながってるんだよ。
もっと丁寧に商品を扱って販売員の負担を
減らせれば、もしかしたら値上げもしないで
すんだのかも知れない・・・
さっき、物価を上げるのが一番手っ取り早いって
言ったけど、消費者がもっともっと意識すれば
もしかしたら値上げ無しで賃金アップだって
できるかも知れないじゃないか。
なんて、これまたそんな話じゃ無いんだろうけど
まずはその辺から初めて、少なくとも働いている
人の負担、労働時間を減らしてみる試みが、
意識が大事だと思う。
本当に小さい事だけど、同じ賃金で労働時間が
減れば、時間単位の賃金アップになる訳だしネ。
どうやったって景気回復ってのが見えない中
皆さん、少しだけでも良いからそこいらへんを
意識してみても良いんじゃないだろうか?
こんな小さな意識が、もしかしたら景気回復の
トッカカリになるかも・・・