商品紹介です


http://ameblo.jp/reflex-nakameguro/


年に一度の健康診断に行って来た。

問診で

「素晴らしい身体!」なんておじいちゃん先生に

開口一番・・・ってそうなの?


昨日の夜から飲まず食わず吸わずで

終わったら絶対

「一服しながら、モナ王だぜ」って予定してたのに

久々に口に入れたのがバリウムで

なんだかな~って・・・


まぁ、そんな話はさて置いて

今日はこんな話、Iさんのリクエストに応えて(?)


これまで散々

「ったく、今時の・・・」なんて書いてきたけど

今日もそんな内容で行くぞ!


「最近は何が売れてるのよ?」

こんな話は同業者同士でも良くある話で

その中の一つにショートパンツがある。


トレンドは丈が短くて、どっちかって言うと

爽やか系の物が売れてるらしい。

どうだろう、ひざ上15cm位が゛イケテル゛

のかな?


という訳で、時代をさかのぼれば80年代の

中ごろからしばらくがそれ位の丈で推移していた

ショートパンツだけど、これがまた

恥ずかしげも無く、スイムショーツを街中で

履いちゃうらしいんだよ。

いくらなんでもひどすぎるよネ。

おいおいおいお~い!って感じだよ。


で、ショートパンツもそうだけど、゛点゛で

あっ、点ってのは単品で流行ってるって意味

なんだけど、トートバッグやスリッポンの

バンズ、それにスポーツサンダルなんかがある。


どれも、いわゆるベーシックなアイテムで

こういう物が、再び脚光を浴びるのは

良い事なんだとは思う。

もっとも個人的には、良い気分じゃ無いんだけどネ。

だって、そういうのを持ってたりって

何だか゛意識゛してるみたいで痛いじゃん。


でね、ベーシックにはベーシックたる所以が

ある訳で、それを辿って行くと凄く面白い。

「あ~、こういう訳で今でもこうして存在してるんだ」

って納得も出来たりもして。


少なくとも自分たちの若い頃って、入口は

どうであれ、「そもそもどういう物なんだ」って事で

本質を探った物。


まずはメンクラなんかで紹介されるよネ。

そうすると、いわゆるウンチクみたいなのが

紹介されていて、基本的コーディネイトの提案

があったりしてさ。


で、そこから自分たちなりにアレンジしたり

雑誌で紹介されたりしているブランドより

もっとマニアックなのを探したりしたもの。


勿論、インターネットなんかあるはずも無く

アメ横や、渋谷や原宿あたりのセレクトショップ

なんかに出向いて、情報やマイナーな物を

ゲットしたり、高くて買えなかったり。


それが今じゃ出来ない、しようとしない・・・

まぁ、これだけ暑いとネ、なんて決して暑さの

せいだけじゃ無いよ(笑)


今だって、雑誌なんかを読むと

ブランドやアイテムのウンチクは書いてあるし、

それを読めば、そこそこの情報は得られる。

まぁ、ウソも多いけどネ。

どっかのサイトに書いてあるウソの情報を

そのままコピペしてたりして・・・


・・・そんな訳で、今時のトレンドの発信元や

それが広がって行く過程がどうも分からない。

まぁ、大きくは芸能人の誰それが着ていたとか

有名プロデューサーが一押ししたとか・・・

その辺が大体占めてるって事なんだろうけど

昔の雑誌による影響が、そんな物にとって

変わってるだけなのか、そうでも無いのか

ソコントコが、実際分からないんだ。


ところで、日本は゛ファッション゛的な感覚の

比重が高いから、ベーシックな物の定着率

が低いように感じる。

で、それに輪をかけて

「どこのだれが・・・」みたいに流行る物だから

余計にそういう傾向があるネ。


そんな感じたら、一般人も

「今、何が流行ってる」とか

「次に何が流行る」とかそんな事ばっかりに

気を取られてるから、全然自分のスタイルを

確立できないんだろうネ。


でもその一方で、

「流行りに乗っかっちゃってま~す」ってのを

大っぴらに言えない人種なんだ。


それが証拠に、「何故!」って聞いた時に

明確に答えられないんだよ。


例えば、トートバッグ。

相当前に似た事書いたけども

20年位前だったか?

エルメスの゛イヌのう○こ入れ」が大ブレーク

したでしょ、あんなときだって

「何でもガサッと入れられるところが良いです」

なんて、ありきたりの理由しか言えない。


「みんな持ってて、自分も持ってないと

時代遅れだし、何てったってエルメスだから」

そんな答え、だれも答案用紙に書かないよネ。


何でもガサッと入りられるんなら

L,L,BEANのトートバッグで十分ジャン。

1個の値段で10個かえるし(笑)

でも当時、ビーンのなんて忘れ去られてた

んだよネ、それが時代の流れって言えば

それで終わっちゃうけど、変な話だよ。


それから、モンクレーのダウンなんかも

激しく同じだよネ。

いちいち、言わないけど・・・


こうして何でもファッションでとらえられちゃう

から゛起点゛が洋服だったり、服飾小物

なんだよネ。


だから、一時なんかも

どれだけのバリエーション、サイズに別注色、

そんなのが、゛イケテル゛セレクトショップって

事になるなんだよ。

あっ、もちろんNBの話だよ。


そうなると、○○色みたいなショップの

個性が全然無くなっちゃって、いかに他より

も、品揃えが良いかってのが基準に

なっちゃって、少ないものの取り合いにも

なっちゃう。


そう、゛仕掛け゛って呼ばれる

独自のスタイルを打ち出すための企画が

少なくとも一般人には見えなくなっちゃう。

それをいかにも、「やってます」みたいな

言い訳が、別注だったりするんだろう。


そうして、消費者は

「周りと同じ」って言う安心感や

「同じだけど違う」って言うかすかな差別感を

得る事が出来るんだ。


そこに、「自分だけの」とか

「人と一緒じゃつまらない」って言う感覚は

芽生えないんだネ。


それが、「そもそもどういう何なんだ」って言う

最初に書いたような探究心、無いからネ。


こうして、良い物もそうでない物も十羽一絡げ、

一過性の物で終わってしまう。

そしてまた10年とか20年したらどっかの

誰かが、墓を掘り起こすんけど・・・


だから、スイムショーツだって平気で

街中で履けちゃうんだネ。

丈がこれ位で、柄が良くて、何てったって

パタゴニアなんだもんネ。

「海だけで履くのなんかもったいないよ」って


おいおいおいお~い