商品紹介です。
http://ameblo.jp/reflex-nakameguro/
何となく、セールみたいなのを
始めました。
という訳でも無いんだけど
久々にファッション的な事を書いてみる。
古今東西、昔から
「似合う、似合わない?」ってのは万人が
思う物だろう。
「この色、私には似合わないわ」
「あ~ら、お客様、とてもお似合いで!」
こんな会話は、こんな事書いている
まさに今でも、あっちこっちの店で
交わされているはず。
で、この「似合う、似合わない」について
改めて考えてみる。
その前に、ウチの店の話をしておこう。
結論を先に言っちゃうと
「似合う、似合わない」なんてのは無い!」
そう断言してしまおう。
「こういうの、似合いますかネ?」
「こんんな派手なの似合いませんよ」
そういった質問なんかにゃ、
オール
「似合うだの似合わないなんかね~よ」
こんな感じだ。
じゃ、その根拠を説明しよう。
まず、根本的に
「好きな物を着ろっ」って所から始まる。
特にカジュアルウェアはネ。
何でかって?
だって休みの日だろ、だったら楽が1番
じゃん、わざわざ窮屈な格好する必要は
何も無いよネ。
行くべきところや合う相手によって
良い、ダメはあるから、あくまでも
TPOを踏まえた上でのことだけど。
靴よりもビーサンのが楽だけど
ビーサンじゃNGな場もあるでしょ?
そういうのを踏まえた上でって事。
それで、じゃデートだったらどんな格好で?
ってなるんだけど、生憎(?)うちの店は
゛もて服゛なんてのは売っちゃいない。
あくまでも、コンフォータプルでベーシック
でハイクォリティな物を置くようにしているんで
「これ着たら受けが良いかな」そんな感覚は
皆無って訳だ。
ただ、そういう服ってのは結果、好感度が
アップするんだよネ。
この辺が、今時の若者の勘違いで
今時の、流行りの、そういうのが好感もたれる
って思っちゃってるんだ。
まぁ、誰でも通る道なんだけど・・・・
3回目位のお客さんに良く言うのが
「うちで買っときゃ間違いない!」って
相当高飛車な台詞だけど
「良い物で、ベーシックで、だから飽きないし
着てて気分も良い物ばっかりだし、そりゃ
今すぐ女の子(男の子)にモテモテかどうか
は分からないけど、結局は為になるよ」
こういう深い(?)意味を込めているんだ。
で、「似合う、似合わない」の話になるんだけど
これまた持論として
「1つの物だけで、似合うとか似合わないとか
そんなの決まらない、全てはコーディネイト次第」
と言うのがある。
前にも散々言ったけど、どピンクなシャツだって
ど黄色だって、合わせ方でいかようにもなる。
って皆さん分かるよネ。
ピンクにピンクを合わせたら
どペー(笑)になっちゃうし、黄色だって黒と
合わせて、その比率が微妙に微妙だったら
六甲おろしちゃうでしょ?
ピンクのシャツだったら、他は後退色にして
さし色としてピンクを使うとか、それ位は
誰でも知ってるし、そうすると思う。
ただ、問題はそれ以前に
頭ごなしに
「ピンクは似合わない」って思ってる人が
余りにも多い。
色に限らず、例えば襟の無い(バンドカラー)
シャツが似合わないって思っていたり、ジーンズ
は絶対に似合わない!
こんな感じで、単色、単品を受け付けない
パターンだ。
だから、コーディネイトで決まるんだって
言ってるのにさ・・・
こうやって思っちゃってる人ってのは凄く
ファッション的にとらえちゃってるんだよネ。
そりゃ、黒人は派手な色が合うとか
色が白いから・・・とか多少はあるけど
じゃ、黒人が地味な色似合わないの?
って事にならないか?
もしかしたら、
黒人≒アフリカ≒明るい≒ファンキー
ってこんなイメージによる先入観かも
知れないよ?
で、原色オンパレードなマサイ族の衣装
を着た黒人にブラックスーツを着せたら・・・
勿論本人にとってはかなりの違和感が
あるんだと思うけど、じゃ他人が見たら
どうなんだろうって。
何の先入観も持たないで初めて会ったら
「ウォール街で働くITマン」
にだって見えるかも知れないし、
ワールドカップ出場の選手に見えるかも
知れない。
本人はものすごい違和感を感じているのに
人から見たら、好印象って事だっていくらでも
あり得るって事になる。
さらに言えば、ブラックスーツにチョコッと
原色のセーターなんかを肩から掛ければ
かなりの洒落者だよネ。
・・・そんな訳で何が良いたいか分かったかな?
そう、似合う似合わないなんてのは
自分で決める事じゃ無いって事。
勿論、それはあくまでも基本を踏襲したベーシック
なウェアが前提になるんだけどネ。
(そんな訳で、ウチの店はそんな物しか
置いてないから、余計に似合うとか関係ない)
そう、午後の紅茶ストレートティーに言うと
そういうのは、全部人が決める事なんだネ。
馬子にも衣装って良く言うでしょ、
でれ~っとした息子に成人式でスーツ着せたら
おお~、中々な我が息子!って感じた
親も沢山いる事だろう。
「こんなのコッパズカシくて嫌だべ~」
なんて言う、本人の気持ちとは裏腹に
こりゃ、見直したぞ~ってなるわけだ。
要するに、その子はスーツが似合ってるって
事で、自分の目で見るのと人から見たのと
じゃ、まるで逆な訳だ。
で、舞いの海のウッチャリみたいになっちゃう
けど、実はこんな現象って
別に、似合うとか似合わないじゃないんだよ。
成人式、要は大人の仲間入りをした一人の
男が、着るべき服を着てるんだから
似合う似合わない以前に当たり前なんだよ。
話がチトそれるけど、良くガキが結婚式なんかで
走り回ったりして、チョ~うざい事ってあるでしょ?
「こらっ、ちゃんと座ってなさい!」とか
「お尻ぺんぺん」とか、そんな光景もあるけど
そんな子の格好をチェックしてみて欲しい。
みんながみんなとは言えないけど、傾向として
そういう子供ってちゃんとした格好していない
ケースが凄く多いんじゃ無い?
まぁ、親のしつけ云々言うけど
ガキンチョだって、そういう席でちゃんと
フォーマルな服装をさせれば少しはおとなしく
なるんじゃないかと思うよ。
勿論長続きはしないだろうけど、少なくとも普段、
良いように暴れてる服装と同じじゃ
心のけじめも付かないだろうし、つけろって
言ったって無理があるよネ。
そんな訳で、二十歳の子に話を戻すけど
大人になったんだって言う自覚を持つために
ビシッとスーツを着て、タイを締めて
そうして、引き締まった存在を人が見て
「素敵」って感じるんだよネ。
結果、言葉を変えると
「似合ってる」ってなるんだ。
そんな訳でいつものように話が
とっ散らかっちゃったけど洋服が似合うとか
そんなのってのは、単品の色だったりネックの形
だったりで決まる物じゃ無いって事だ。
またまた、話がそれちゃうけど何日か前に
見た色を自然にある物で例えてみよう的な
話をしたと思うんだけど、そんなんだっていいと思う。
ハイビスカス色のシャツ、紫陽花色のパンツ、
夕日色のセーター・・・素敵じゃ無い?
って思うんだよ。
そして、その一つがコーディネイトで更に
引き立って来る。
今時の流行り物で固めて、それでハイビスカス
色のシャツだったりしたら、痛いオッサンに
なっちゃうだろうけど、きちんと落ち着いた
物で、コーディネイトをすれば、洒落た
オジサマになるでしょ?
夕日色のセーター、まぁ簡単に言えば
オレンジ色のセーター着て、流行りの
タイトなスウェットパンツ履いて、革靴
なんか履いたら、そりゃ失笑物だけど
ベーシックなボタンダウンに501でも履いて
レザーのサンダルでも合わせれば
ちゃんと分かってるな、上品だなっ。
そうじゃ無い?
おっと、話をまとめようとしたのに、またまた
とっ散らかっちゃったぞ・・・
とにかく、どんな物もどんな色もチャレンジ
して見ようじゃないか!
自分の中で先入観を持たないでさ、
「着てみたいけど、似合わないだろうな」
なんて思わないで、着たけりゃ着てみようよ。
そしてそんな1つを見つけたら店員さんに
コーディネイトをしてもらおう。
あっ、ちゃんとした店員さんじゃ無くちゃダメ
だぞ!
そしたら、違う自分が見えて来るんじゃないかな。
綺麗な色のシャツ着て、何だか気分も
良くなって・・・そういう物だよネ。
そうしたら、人からも良く見られるぞ。
それが似合ってるって事だよ。
ただ、さっきも言ったようにこういう事が
言えるのは、基本ベーシックな物ってのが
もう、大前提になる。
服装と言う物を「自分を表現するツール」
ととらえるならば絶対に自分の前に服装が
あってはならないのだ。
分かりにくいけど、よく「流行が歩いている」
ような人いるでしょ?
あれが、前に出ちゃってる良い例。
服装あっての自分みたいで辛いよ、見てて。
そうじゃ無くて、
「オレはこういう人間だ、だからこういう格好
してるんだ」ってのが正しい姿って事。
こういう意味も込めてのベーシックな物って
事で、後は許される範囲で遊べば良い。
これも前に言ったけど、イヌ好きならイヌ柄
のタイを絞めるとか・・・
山が好きなら、何か1つ山なアイテムを
取り入れても良いと思うよ。
そんなこんなで、今日はいつもよりも
多く回していますって感じで
かなりの長文になっちゃったけど
とにかく、単純に色とか形とかに先入観を
持たないで、もっと深い所、感覚だったり
思いやそんな観点から選んで欲しいと思う。
で、ようやく終わろうと思うんだけど
最後にこんな話を1つしておこう。
この間の話・・・
そのお客さんは、いつもいつも暗い色の
服ばかり着ていて、まぁそれはそれで
良いんだけど、この間来て
「チャリンコで事故っちゃった」んだって。
そんなへこんだ気分と暗い服装が
ダブっちゃって余計に暗く見えたんだ。
で・・・
「いっそ、アロハでも着てみろよ!」
「いやいや、アロハなんて似合いません」
「いいから着てみなよ」
で、イエローベースのハワイアンシャツを
半ば無理やり着せたらば・・・
突然、目が輝いちゃって笑顔になったんだ。
「K君、とっても似合ってたよ!」
ってこういう仕事してての、も~れつに嬉しい
一コマだったんだ。
「うちで買っときゃ間違いない!」って