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商品紹介です。
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余り雨が降らない・・・空梅雨
ってそんな今年ならまだいいのに
今年の集中豪雨って・・・
あっ、ゲリラ豪雨って言うのか。
で、今日なんかは珍しく本来の梅雨って
感じの空模様で、夕方の中目黒も
ポツポツと雨が降り出してきた。
で、日本人はオツな物で雨1つとっても
色々な呼び方をする。
一つ一つ羅列するのも面倒なんで
はしょっちゃうけど、それだけ日本人の
感性ってのは微妙で繊細なんだと思う。
こういうのって、本当に日本人が日本人として
ある、原点みいたに思えて来るんだよネ。
ついこの間のサッカー場でのゴミ拾い
なんかにも何気に通じる所がありそうじゃ無い?
・・・という訳で、珍しく文句じゃ無い、
なんかポジティブシンキングな事を書いて
見ちゃったけど、それで終わる訳無い(笑)
太古の昔から培ってきた日本人の良い所
も、何だか最近は薄れてる気がしてならない。
何だかじゃ無いネ、確実に失われてるな。
でね、これまたいちいち例を挙げるのも面倒
&皆さんもいろんな所で気が付いていると
思うんで、止めとこうと思うけど、
そんなのの1つに゛色゛があると思うんだよ。
色って言えば
白、黒、赤、黄色・・・単純な呼び方が基本で
まぁ、ざっくりと「赤っぽかったら赤」
「黄色っぽかったら黄色」って言えば大抵は
通じるでしょ?
で、ザックジャパンが決勝トーナメントに
いけなかったのって、日本人特有の
微妙な、繊細な、細やかさが無くなっちゃった
からじゃないかって思ったりする。
ザックリジャパンになっちゃったな・・・・
なんて、この一言が言いたいが為だけに
6行も使っちゃったりしつつ
感性を磨くためにこんな事をして見ると
面白いんじゃないだろうかって言う提案を
して見ようと思った。
トキ色って言ったって、トキなんて今じゃ
めったにお目にかかれないし、そもそも
トキって鳥知ってる?
とき、じゃ無かった
とか・・・
藍色なんてのは、日本全国ほとんどが
インディゴって英語で呼ばれちゃってるし
まぁ、厳密には出何処は違のに。
って今、たまたますぐに思いついただけでも
こんな感じだから、真剣に探したら
キリが無いんだと思う。
ってまた前置きが長くなっちゃったけど
いよいよ本題に入りたいと思う。
さっき、「赤っぽかったら赤」
こんな感じで済ませちゃうって書いたけど
じゃ、例を赤にして進めて行こうか?
ペンてるとかサクラとかの12色の絵具の
゛赤゛ってあるよネ、当然だけど。
本格的に絵を書いたりする人はそんな
セットのじゃ無くて単品で、赤でも色々な
赤をそろえると思うけど、まぁとにかく
ベーシックなセットの赤ってあるでしょ。
赤に白を混ぜて行くと段々ピンクになってく。
逆に黒を混ぜて行くと、茶色っぽく
なっいくよネ。
こうやって、赤をベースにして混ぜて行ったら
今、書いただけでも、赤の他に
白、ピンク、茶色に黒って合計5色の名前が
出て来た。
で、この赤→ピンク→白や
赤→茶色→黒
混ぜ具合を微妙に変えて行くと、単純に
ピンクとか茶色では表現できない色が登場
してくる。
赤に白を1割足したピンクと3割足したピンクは
ピンクでも、イッショクタにピンクって言えなくなって
行く訳だ。
そうすると・・・
おそらく今時の若者なんかは、薄ピンク、
濃いピンクって呼ぶと思う。
よっぽどシーズンでも無い限り、゛桜色゛なんて
オツな表現をする人はいないんじゃないかな?
と、まぁここまでは、薄ピンク、濃いピンクで
事足りたとしよう。
ところが、更に細分化して行って、赤と白の
構成比を変えて行ったらどうなるだろう?
もはや、薄い、濃いって表現の限界を越えちゃう。
ねっ、赤に白を1割足した濃いピンクと3割足した
薄ピンク・・・じゃ2割の場合はどう表現する?
やや濃いピンク、チト濃いピンク・・・
流石に、無理があるでしょ。
そこで、何かの物に例えて表現することになる。
さっきの桜色なんてのは凄く分かりやすい例
で、「桜色だよっ」って言えば大抵の人は
どんな色か簡単に想像できるよネ。
「白に赤をチコッと垂らした色」なんて言うよりは
よっぽど通じる訳だ。
今はそういう表現をしているのか知らないけど
以前、ローレンのカラーに"WOODLAND"って
言う濃い緑があった。
見た事がある人もいると思うけど、ローレンの
アーカイブ写真の代表的な、着古した感じの
緑のポロシャツの、あの色の事。
で、ウッドランドってのは゛森林゛で、単純に
ダークグリーンって呼ばないで、何かを
連想させるように、ウッドランドって呼んだ
んだよネ(多分)。
そもそもがテニスなんかのスポーツ用のウェア
も、1つ色の呼び方を変えるだけで、世界観が
格段に広がって行くんだって感動した記憶が
あるんだ。
・・・そんな訳で、話がとっ散らかっちゃったけど
言いたいのはこう言う事だ。
日頃、何となくいろんな物を目で追って
色を認識している中で
自分で勝手に色に名前を付けてみるってのは
どうだろう?
「あっ、赤ネ、とか黄色ネ」じゃ無くて
何かに例えて、自分だけの色を命名する。
出来れば自然界の物が良いと思うんだけど
まぁ何でも良い。
「うわっ、派手なピンク!」じゃ無くって
「つつじ色」みたいな感じで見て行くと
全然違って見えて来るし、凄く豊かな気分に
なると思う。
そうして日ごろからそんなクセを付けて行くと
絶対に感性が磨かれていくと思うんだよ。
「この赤と紺、合うかしら?」って貧困な発想じゃ
無くて
「この赤って夕日見たい、海の色と合うわ」
って、そんな感性に乗っ取ったコーディネイト
も自然に出来るようになると思うんだ。
どう、やってみれば・・・
流石に多過ぎじゃね?
なローレンのペイントのカラーチャート。