商品紹介です。


http://ameblo.jp/reflex-nakameguro/


横浜のI様、W 様、先日はわざわざご来店、

お買い上げありがとうございました!

もう、恐れずにご来店できますね・・・


ってわけで、1か月も前のお礼なんかを

してみつつ、


ヤッパリラルフ・ローレンの神髄を語るには

90年前後は外せないって事で、

しかも中には女性でも熱狂的なファンが

いらっしゃるんですネ。


そんな訳で本日は、商品紹介をしたポプリ

絡みでこんな画像から始めてみようと思う。










これが、93年スプリング、

"VINEYARD FLOWER SHOP"の写真で、

花柄、花柄、花、花、ギンガム、ストライプ、

花柄、花、花柄、花、花柄(笑)


で、90年前後と言えば御大、もっとも元気(失礼!)

な頃で、その辺も考えれば当然なんだよネ。

DUNGAREES、COUNTRYにそしてRRL・・・


テーマの背景なんかもあるにせよ、この頃の

VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)は

とにかく、置けるだけ置いて、積めるだけ積んで、

これでもか!って位に世界観を前面に

押し出していた。


こんな感じで、ライフスタイルをベースに

商品展開やディスプレィを本格的に始めた

デザイナーがローレンって言われているんだけど、

自前の物だけじゃ無くて、商品以外も沢山

飾り付けたりするところが独自で、だからこそ

世界観を広く深く表現できるんだと思う。


皆さんも少なからず、ローレンのビジュアルな

写真を見た事があると思うけど、よ~く

見ると、まぁいろんなものが写っていて

楽しいと思うんじゃないだろうか?


それに加えて、本人の写真を見ると

自主製品以外のウェアなんかを沢山着ている

のが凄く多い。


あれって、普段のローレンのスナップみたいに

映ってるけど、もちろんそういうのもあるけど・・・

実は綿密な計算を元にしているのが凄く多い。


LEEの101や、L.L.BEANのベスト、それに

ミリタリーなウェアの数々・・・


大分前なんだけど、雑誌のインタビューで

本人が、こんな事を言っている。

「自社の製品を着てしまうと、そこにいやらしさ

が出てしまって・・・ライフスタイルを提案する

自然な表現としてはあまり自社の物を

着ない方が、スマートな販促効果が生まれる」


こんな感じの事を言っていて、確かにそうだよな

って皆さん思わない?


・・・そんな訳でもう一度3枚の写真を見て欲しい。


自社製品もかなり増えてきて、ウェッジウッドの

食器なんかも映ってるし、たまたまこのビジュアル

には、無関係な物はあまりないけど

それでも多くの花や、その他の備品が使われている。


要するにこうすることでより製品の良さが

引き立って、宣伝効果が上がるって言う計算

なんだよネ。


ちなみに3枚の写真はショールームのだと

思うんだけど、その頃の、例のイメージ写真の

カタログみたいなヤツ、メーラーの写真は

かのブルース・ウェバーなんだよネ。

皆さん、ご存じか?

極々自然に、家族だったりライフスタイルが

表現されていて、それはそれは素晴らしい。


またまたちなみに、丁度そんな頃に

J・CRWEのカタログがそんなイメージで

これはこれで素敵だった。

まだまだ日本じゃ業界人にしか知られていない

頃だったんだけど、写真が格好良いもんで

何だったか忘れたけど、個人輸入ってヤツを

して見たら、現物があまりにもしょぼくて

ガッカリしちゃった覚えがある。


まぁ、どっちにしてもこの時代は、はっきりと

良いたい事を前面に出して全体のイメージ

(全身のとか、要はコーディネイトを洋服

だけじゃ無くて、生活全体を)表現していた時代。


で、四半世紀も過ぎた今現在はどうかと言うと

勿論、ラルフ・ローレンはそういった所を継承

したテーマやビジュアルもあるけれど

どっちかって言えば、抽象的なイメージの

方向にシフトしているんじゃないかな?


だから、多くのブティック(今でもそう呼ぶのか)

なんかも、装飾を簡単にして陳列の仕方も

分かりやすく、アイテム別にしたりしている

ケースがとても多いんじゃないだろうか。


「見やすい店内、選びやすいアイテム」

がモットーなんだろうネ・・・


シャツがガ~~って並んでいて

「あの~、父の日に送りたいんですけど・・・」

何て時には凄く良いよネ。

「あの~、ニューバランスが欲しいんだけど・・・」

1300、1400、1700、2000・・・・

ダ~って並んでたら選びやすいよネ。


そんな訳で、話は神田サン的に

チトづれるんだけど、スニーカーブームの

陰で、陰でも無いけど一方で

オールデンがバカ売れらしい・・・


Dの人にもBの人にも聞いてそう言っていたから

間違いない話なんだけど、今じゃなんと10万を

超えるコードバンがポロポロと売れるらしいんだ。


全く、景気良いんだか悪いんだか?って話は

そこじゃ無くって、

おそらく、セレクトショップも゛靴コーナー゛が

あってそこに、クロケット&ジョーンズやら

何やらが鎮座していて、オールデンも一緒に

輝いているんだろうネ。


そんで、その辺に゛靴好き゛が寄って来て

なにやらマニアックな会話が始まって

珠玉の1足を買っていくんだと思う。

販売員の方も、「やれやれ売上10万ゲット」

ってホクホク顔になる訳だ。


こういう物の売れ方は

「見やすい、選びやすい店内」のおかげに

他ならない。

勿論、販売の仕方も少なからず影響するとは

思う物の、「オールデンの靴をゲット」する

目的に対してはとってもスムースな流れになる。


ところが、ところが・・・

ここで話が元に戻るんだけど、こういう置き方、

一番分かりやすいのがデパートのいわゆる

平場みたいな置き方・・・

だと広がりが無いんだよネ。


・・・という訳でこれ以上は言わなくても良いかな?

オールデンはオールデンで

「○○の時に履くオールデン」でも

「○○と合わせるオールデン」でも無く

「オールデンはオールデン」になっちゃう。


要するに何も広がって行かない


・・・そんな訳で、イマイチpcの調子も悪くて

今日はこの辺で終わりにしとく。