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更新しました!


年を取ると本当に1日、1週間、1か月、1年・・・

早く過ぎてしまう。

で7月も終わり。


今年は早めに1週間休んだのもあって、気分的には

完全にお盆も過ぎて秋直前なんだけど

よくよく考えたら、夏本番ってこれからなんだよネ。


で、夏本番と言えばホント大嫌いな蚊もこれから

ますます元気になっちゃう、ったく!


今日もって言うかついさっきも店の中に蚊が

入って来て、撃退すべくじっと待ち伏せして見たけど

未だ抹殺できていないんだ、ったく!


世の中に蚊がいないだけでどれくらい夏が快適か?

なんて事も真剣に考えてみたり、

何で蚊に刺されるとかゆいんだか、どうして

蚊の注入成分ってかゆいんだ?

かゆくしない成分にすれば人間に叩かれないのに・・・


そんなことまでも考えちゃう。


そう、蚊に限らず刺されるとかゆくなったり、痛くなったり

するから゛害虫゛みたいな扱いになるんだよネ。


で、人にも

「どうしてかゆくなる成分を出すんだろうネ、

かゆくならない成分なら人に叩かれないのにネ!」

なんて事を平気で人に言ってたりした・・・


って、これ全く違う事だったんだネ。

かゆい成分を出す、蚊の進化じゃ無くって

毒的な物を注入されたときに、それが分かるように

って言う人間側の進化だったんだよネ。


いい年して、そんな事も分からないで

平気で人に「訴えていた」自分が

ウレシハズカシ・・・ってドリカムじゃないんだから

ハズカシの方だけネ。

何のコッチャ・・・


という訳で、こういう勘違いみたいなのって

たまにあると思うんだ。

殆どが知識不足だったり、小さい頃の植え付け

だったりなんだろうけど。


(ちなみに26度の設定で元気に飛んでた蚊、

25度に下げたら姿が見えなくなった・・・)


で、蚊の成分云々なんかじゃないにしろ、

単純に日本語って難しいと思うんだ。


例えば、しつこいようだけど

「蚊が嫌い」って言う一言にしても前後関係

が無ければ

「蚊が嫌い」

「加賀嫌い」

「課が嫌い」

「鹿賀嫌い」

こんな風に、沢山の変換がパソコンで出てくる。


日頃パソコン打ってて、何も考えないけど

こうして、沢山の字が出てくるのもJAPANならでは

なんだろうネ。


我が日本語は難しいのだ・・・


テレビをつけた瞬間に

「桐光学園の松井、先制ホームラン!」なんて

アナウンサーが絶叫してたりしたら

野球を知ってる人は

両チームで最初に点を獲ったのが桐光学園で

松井と言う選手のホームラン。


ってすぐにわかるけど、これが野球の事を全然

知らない人が、いきなりそんなアナウンスを聞いたら

桐光学園の松井って言う先生がホームラン打ったんだ、

高校野球って先生も出て良いの?」


こんな風に聞こえちゃうかも知れない(そんな事も無い?)


更には同じ意味でも言い方に多くの種類があって、

厳密にはもっと複雑なんだろうけど

英語のBECAUSEに当たる言葉として

~なので、~だから、~故、・・・と色々ある。


なんで、日本語を上手く話す外国人なんて本当に

優秀だと思うんだ。

こっちとら、全然簡単な英語も全然ダメだって言うのに。


そんな訳で、これだけ複雑で、しかも同じ意味でも

相手によったり言い方を変えると微妙に伝わり方が

違ったりする素晴らしい日本語も最近ヘンだと思う。


前にも言ったよネ。

~なので・・・ってヤツ。

~なので○○って言うのは、○○の理由みたいなのを

~で言うべきでしょ?

まさに英語のBECAUSEなはず。


「今日は天気が良いので洗濯が出来た」とか

「芯から冷える夜なので、ゆっくりと湯船に浸かった」

こういう使い方は正しいよネ。


「今日は全然お客さんが来ないのでゆっくりブログを

書けるよ、ったく・・・」とかネ・・・


それが、やたらと何にでも「~なので」って言うんだな。

それが倒置法で言ってるんならまだわかるんだ。

「今日は久しぶりに洗濯出来た、天気が良いので」

「ゆっくりと風呂に入ったよ、心から冷えるからネ」

みたいに使ってくれたら、伝わるよネ。


「今日は久しぶりに選択できたので・・・」

「ゆっくりと風呂に入ったので・・・」

本当は、~なのでの後の結果にも~なのでって

付けちゃうんだよ。


聞いている方は当然、~なのでの後に何か言ってくれる

物だと思って、待っちゃうんだけどそれが無いんだ。


で、しばし沈黙のヒザカックン状態になっちゃう事も

あったり、言った方がついつい~なのでって

言っちゃったことに気が付いて、全然つながっていない

取り繕いの一言を発する。

この微妙な゛間゛が凄く不自然なんだよネ。


自分の印象としては、特にスポーツの解説だったり

インタビューの時にありがちに思う。


で、こんな話し方が最近だと旬みたい(?)

「メダルを獲るつもりでここまでやって来たので

今回メダルを獲れなかったので、凄く悔しいので・・・

残念です・・・」みたいな感じで、とにかく

~なのでを連発しちゃうんだよ。

こけじゃ延々、話が終わらないネ(笑)


「メダルを獲るつもりでここまでやって来たので、今回

撮れなかったのは凄く悔しくて残念です」

こういえば良いのにさ・・・


何だか、こういうのって気にし始めちゃうとキリが

無くなっちゃって、最初の頃は

「~のなので・・・何もないのかい!」って頭の中で

ツッコミを入れていたのが、それも段々と既定路線に

なり、

「聞いてるアナ、どうせその後何もないぜ、早く

何か言ってやれよ」になったり

「何回、~なのでを言うか数えてみるべ」なんていう

そんな、イヤなヤツに自分がなってたり・・・


そんなこんなで、人によっては同じ感覚だろうし、

逆に何も感じない人もいると思うんだけど

何だか、こういう言い回し(って言って良いのかな?)

を聞いていると、「いい訳」っぽい印象が見えるんだ。


「~なので」って言う言葉は、後に続く言葉の理由付け

みたいな接続詞で使われる事が殆ど。

言い換えると、「いい訳」に使われるって事にもなる。

「雨に降られたので、風邪をひいた」

「部長がやれって言ったので・・・」


使い方によっては、保身のためのいい訳にも聞こえる

例が沢山あるんだ。


極端に言うと、「自分は悪くないんだよ」って人のせい

にする為の「~なので」、う~ん、便利?


自分的に、最終みこんな風に思っちゃう、

~なので・・・の連発攻撃なのだ。

何と言う、耳障りさ!


で耳障りと言えば、今となっては誰もしていない

話し方の一つに、こんなのがあった。


「○○に、○○して・・・」って文章だと全然伝わらないや。


思い起こせば、もう10数年も前だろうか?

そう、語尾を上げて半疑問形で話す、あの話し方だよ。


自分の記憶では特に女性に多かったと思うんだけど

あの語り調も凄く耳についたんだ。


何だか「私って出来る女でしょ?」に思えちゃってネ。


で、さっきの「~なので」の方は自分に対しての

言い回しで、昔流行った方は相手に対してのアピール

みたいに感じるんだ、上手く表現できないけど・・・


これって、まさに時代を象徴して無い?


自分に自信が無い物だからいい訳をしたくなる今と

自分に自信があるから否定的な答えが返ってくることも

無いと思う、当時。

景気とリンクしているよネ。


凄いこじつけ感マンマン&凄い理屈っぽさマンマン

だよネ。でも何となくツジツマも合う気がしない?


普段、何も気にしていないそこのあなた。

もしかしたら今晩から「~なので」が耳に付いちゃったら

らごめんなさい・・・


何てったって、今日はネタが無いので、何を書いて

良いのか分からなくて、苦し紛れなので、

ソコントコは理解してほしいので、


さようなら・・・