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富士山が世界遺産に登録されて登山者が
増加しているらしい。
夏休みに入って、子供を連れて上る人も
多いと思うけど、くれぐれも装備には万全を
期して欲しいと思う。
で、登山とかもあるけど夏のレジャーと言えば
海や川が大半だろう。
暑くなれば、水が恋しくなるのは人間として
当然の欲求な訳で、相変わらず江の島あたりは
イモ洗い状態なんだろうか?
海の家、懐かしいな~
って、今日はそんないつもの昔話じゃ無くって
自分の経験も含めた、水辺での危険防止に
ついて書いてみようと思う。
危険な場所と言えば、海だったら岩場や水面まで
高さのある堤防だったり、川なら流れの強い
水深のある所だったりする。
で、こういった一目瞭然に危険な所ってのは
誰もが注意して、自然に体も反応するもの。
渓流なんかで、大きな岩を飛び越えたりする時
は、「安全に飛び越えられるだろうか?」を
頭の中で計算して、用心深く行動するし
鋭い足場の海を歩くなら、一歩一歩をゆっくりと
見極めながら進んでいくだろう。
で、そういう状況の場合は大抵何も起こらない。
事前に用心して、゛石橋を叩いて渡る゛からなんだ。
この季節になると川でおぼれて・・・なんて言う
ニュースがそうレアケースでも無く報道されるけど
意外と「エッ、こんな所で?」って事が多い。
膝丈位の水深で何でおぼれるの?とか、
テレビの画像を見ながら思う人も結構いると思う。
そう、危険なのは、実はそう危険じゃ無い所なんだネ。
さっき言ったようにそもそもが危険な場所は
あらかじめ気持ちが引き締まってるから
回避能力が高まっているけど、見た目
何の事無い場所は、どうしても気持ちが緩みがち。
具体的に自分の経験をわかりやすい渓流釣り
なんかで例えるけど
落差があって、大き目の岩がゴロゴロしてて
その下には相当早い流れ・・・こんな場所は
注意力が凄く高まる。
一歩一歩しっかりと踏みしめて、落石にも
注意しながら、コケで滑らないか?そんな事も
考えながら進んでいくんだ。
そうして、難所をやり過ごして緩やかな浅瀬に
出て、ヤレヤレ・・・と油断した時。
まさにその時が一番危ない。
気が緩んで、しっかりと足を上げないで歩いたり
足元を見ないでナニゲで進んだりするんだ。
そうすると、ほんの小さな石に躓いて転んじゃったり
極浅い水深の中のコケにツルッと滑って
こけたりするんだ。
で、イテテテテで済めば良いけど後ろにこけて
頭を打ったり、手に物を持ってて話さないで顔面
強打って事にもなりかねない。
海なんかだと、船が係留されてるスロープなんかは
かなり危ない。
一見、ビーサンだって何の事無く歩けるようなスロープ
も激しく滑るんだ。
特に気を付けなくちゃならないのが、潮が引いて
時間が経った頃。
潮が引いた跡がうっすらと分かる位に乾いてると
陸のコンクリートと同じ感覚で歩けるように見える。
でも、実際は完全に乾いて無くて、無造作に足を
出すと、ズルッと持って行かれるんだ。
この場合は、ヘタすると後頭部を打つ可能性が
あるから、かなり危険。
それからビーサンと言えば普通の砂浜と思って
ナニゲで履いたまま海に入ってビーサンが
浮いちゃって履こうとしてもなかなか履けない
事がある、波が邪魔しちゃったりして。
そうこうしているうちにビーサンが流されちゃったり
して、で実は砂浜の中に岩があったりして
しかもそこにトゲのある魚なんかがいたりして
刺されて大変な事に・・・無い事も無いぞ。
という訳で、色々と挙げて行ったらキリが無いけど
油断は禁物って事なのだ。
「何でこんな所で?」って事にならないように
万全の足元と、どんなに平気そうに見える所でも
気を付ける事が、大事なのだ。
最近は特に、ゲリラ豪雨で突然川が増水したり
釣竿に雷が落ちたりって事故もあるから
早めの撤退も大事だしネ。
ちなみに上流から葉っぱが突然沢山流れて来たら
すぐに撤収しなくちゃダメってのは鉄則だよネ。
これから、いろんなところに出かけようとしている人は
油断しないで、楽しいレジャーにしましょう!