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更新しました!
今年は何故か蚊が少ない様で、
天気が良くて、蚊がいなくてって言う
そんな日の朝に、庭でコーヒーを飲むって
言うのが1つの楽しみになってるんだ。
こう書くと、さぞかし優雅な゛朝のひと時゛を
想像させるけど、別にそんなに優雅な生活
なんかしてないし、第一そんなんで喜んでる
って事自体が、優雅じゃない(笑)
で、今朝もそんな朝だったもんで大好きな
゛プレンディーペットボトル、微糖゛を飲んで
緑に心を癒されていた(?)所に、
本当に!なサプライズがあったのだ。
今日は忘れずにデジカメをもって帰って
しっかりと写真をとって明日書こうと思う。
という訳で、一生懸命頑張った昨日の
ブログは少しは参考になりましたか?
反響がゼロなんで分からないんだよ・・・
って言うのはいつもの事だから別に
めげずもせず・・・ってところです。
ちなみにたった今、強烈な夕立が降り始めて
店の前の通りには人が0.。
普通だとこういう夕立があって、゛梅雨明け゛
って言うパターンだったと思うけど
ここ何年かはそういう、お決まりのパターンも
無い様で、流石にそうは言っても6月に
梅雨明けもあり得ないか?
天候不順と言えば、地球の反対側のフランス
も昨日の夕方は雨がぱらついていた。
一体、何の情報?
って決まってるのだ!
昨日の夕方から、毎年恒例の
ルマン24時間なるレースが行われている。
正確には日本時間の今日22時に終了だから
今は20時間が経過した頃で、
現在、アウディとトヨタが1周差のバトルを
繰り広げているって訳だ。
ルマン24時間と言えば、興味の無い人も
聞いた事はあるでしょ?って言う位有名な
レースで今年で丁度90周年を迎えた。
で、24時間のこのレースは単体で見てももちろん
物凄いレースな訳で、まさに車と人間の限界
みたいな究極のレースなんだけど、
ここからは詳しい人じゃないと知らない、実は
WECって言う年間の耐久レースのシリーズ戦の
一戦でもある。
WECって、
WORLD ENDURANCE CHAMPIONSHIPの略
だったと思うけど、6時間のレースとか12時間の
レースとか、それとこの24時間のレースとか
耐久レースを世界各地で行って年間チャンピオン
を決める、そういうヤツ。
分かりやすく言うと、スポーツカーのF1って
事になるけど、微妙に違う・・・ってまぁ良いか。
で、大多数のレースが同じ規格の車同士で
競争するんだけど、このWECは
レース専用の車(プロトタイプ)や、市販車を
改造した車がゴッチャに走る。
アウディやトヨタが技術をかき集めた専用の
特にここんとこはハイブリッドカーなんだけど
F1よりも早いそんなのと一緒に
フェラーリの458やアストンマーチンなんかが
入り乱れてのロングランになる訳だ。
日本のスーパーGTなんて言うシリーズも混走
するんで、近いっちゃあ近いんだけど
こっちの2クラスに対してWECの方は合計
4クラスもある。
ちなみに分からないだろうけど、一応
LMP1、LMP2って言うプロトのクラスと
GTEのプロ、それからGTEのアマの合計
4クラスだ。
LMP1が最強のアウディやトヨタで、その下に
プロトのLMP2があって、今年は
トヨタに、初のフルタイムF1ドライバー、
中嶋悟の息子、一貴が乗ってる。
それからマニアックな所で言うと、懐かしの
中野信治がLMP2で出場している
(中野チームは序盤からつまづいちゃってるけど)
で、GTEのプロではコバヤシ君が今年は
フェラーリで全線出場していたり、同じく去年
までF1に乗ってた、アイルトン・セナの甥、
ブルーノ・セナがアストンマーチンで出ている
(今の所、クラス1位のよう)
で、決定的に他のレースと違うのが、
GTEアマクラス、えっアマチュア?
って感じでしょ。
そう、アマチュアのクラスがあるのだ!
流石にアマチュアって言ったって、そこいらの
アマチュアとはわけが違うけど、とにかく
アマチュアがバリバリのトップドライバーと
一緒に走る、そんなレースなんだ。
とは言え、確かメンバーに1人アマがいる事が
・・・そんな規則だったと思うけど、何か凄くない?
そんな4クラスが一緒に走るんだから当然
の事ながらスピードの差もものすごい訳で
つくづく感心しちゃうよ。
で、ここからはあんまりおちゃらけて書けない
んだけど、今年のルマンは小雨の中での
スタートだったようだけど
開始早々、わずか10分でGTEアマクラスの
車がクラッシュして、ドライバーが死亡して
しまったのだ。
アマクラスとは言っても、乗ってたドライバーは
プロで、まだ分からないらしいけど
どうやら車のトラブルらしいので
速度差でとか、ぶつかってって言う原因じゃ
無いらしい。
(ちなみにここのチームの代表、昔スバルの
ラリーチームを運営していたプロドライブの
ディビッド・リチャーズって言う人)
この事故で、約1時間のセーフティーカー走行
の後に再開したらしい、それで今、って言うか
18時間経過時点で、アウディとトヨタのトップ
争いの現状。
えっ、人が亡くなってるのにレース続行するんだ
って思った人も相当いると思う。
って言うか、レースに興味が無い人が聞いたら
大多数の人が、そう思うだろう・・・
さっきチト例に挙げたようなスーパーGTで
トップドライバーが事故で亡くなったりしたら
速攻でレース中止、そしてテレビでは
ネガティブな報道されまくるだろう。
そこが、日本と欧米のレース界の決定的な
違いだと思うんだ。
日本人の性格上、こう言う事がおきたら
「レースなんかやってる場合じゃないだろう」
とにかく慎むってのが、伝統的な考え。
片や、欧米はドラスティクに、
「それはそれ、これはこれ」って言うように
切り離して考える。
どっが正しいとか、非情だとかそんな議論
をしても仕方が無いんだけど、とにかく
これは国民性と言うか、自動車レース
みたいな物に対しての考え方だから
どうしようもない事だと思うんだ。
丁度この間、辛坊さんのヨットの件が
あったけど、何か近い物を感じる。
日本人に゛冒険家゛的な人が少ない
のが分かる気がする一件だよネ。
何か、こう、日本人の「共同体」みたいな
意識が、「自己責任」と言う物を邪魔している
と思うんだ。
くれぐれも言っておくけど、どっちが正しい
とかの話じゃ無くてネ。
その昔、1977年に富士でF1があった時、
クラッシュした車が宙を舞って観客が
亡くなった事故があった。
あの時も普通にレースは続行していた。
あれは、世界基準のレースだったからで
おそらく日本独自のだったら中止になって
いたと思うんだ。
あの゛F1選手権イン・ジャパン゛は観客が
いちゃいけないところにいたって事で
世界基準的に「自己責任」になったって
記憶しているけど、ソコントコの違いだよネ。
「レースでドライバーが亡くなった、悲しい事」
それはそれ
「ルマン24時間と言う伝統のレース」
これはこれ
そう言う事なんだと思う。
「それでもレースは行われる」って事なんだ。
ここいらへんに、
欧米と日本のモータリゼーションのギャップ
が見て取れると思う。
佐藤タクマやコバヤシ君のように最近の
屈指のドライバーはヨーロッパで早くから
レースをしていた事も思えば、欧米の
モータリゼーションに早いうちからなじんで
いたからって、そんな事も思う。
そんな2人にしても、F1でタイトルを取れる
ような位置では無かった訳で、
自動車、それから自動車レースに対しての
考え方にこれだけギャップがあったら
この先、永遠にジャパニーズF1チャンピオン
は生まれないな~
って・・・そう思うのです。
個人的には残念です。