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夕方になってしまいました。

秋のようなさびしげな天気・・・


で、昨日の続きみたいな感じでスタート

しちゃうけど、

つくづく車の数が減ったなと感じながらの

毎日の通勤。

(その分、高齢者が増えて危険度は逆に

高くなったように感じるんだけどネ・・・)


毎日の通勤ルートと言うと、世田谷通りから

府中街道、多摩川通り、駒沢通りとなるんだけど

それこそ、昔はコレ達どれもこれも渋滞が

激しくて大変な通りだった。

まぁ、時間帯もあるんだけど中目黒まで

何かイレギュラーな事が無い限り、大体

スムースに来ることが出来るんだ。


こんなに直球ど真ん中なルートで来られる

のも車の絶対数が確実に減ったおかげって

訳で、感謝している(誰に?)


このルートは距離的にも、それから時間的

な事を考えてもおそらくベストって自分で

思ってるんだけど、昔はこんな風にまともに

なんて到底走れなかったんだな。


あっ、言い忘れたけど昔ってのは30年前とか

バブルの頃とか、そんな時代の事ネ。


そんな渋滞だらけの時代は当然裏道をクネクネ

と抜けて、「う~ん道良く知ってるネ!」なんて

言われて、良い気にもなったりもしたもの。


で、渋滞の長い列を外れてスイスイと・・・までは

行かないけど、それなりにスムースに車を

走らせていた訳だ。


ところが、たまにレアの車なんかと渋滞中、

渋滞後に再開したりして、結局どっちもイッショ

じゃんなんて事もしばしばあったりした。


そう、やっぱり幹線道路と言うか、大きい通りを

通った方がいくら渋滞しているとはいえ、早かったり

もするんだな。


これは、人間の心理だと思うんだけど

ノロノロと渋滞の列について、要するに車が

動いていないとイライラするって事が原因

で、チト遠くても車がスイスイと動いている方が

気分的にストレスを感じない、それを

「抜け道を通って、早く・・・」って言う物。


実際にかかった時間は同じなのに抜け道を

通った事で気分的に悪くないって事で

逆に走行距離はよっぽど長かったりする。


そりゃそうだよネ、クネクネとゴキブリみたいに

あっちこっちと走れば距離は長くなるに決まってる。


そんな訳で、今日はかなり無理があるけど、

゛裏゛ってものにフォーカスを当ててみようと思う。

(大げさだ!)


裏と言えば、洋服で大事な裏地って物がある。

結構洋服に拘った人でも実は裏地に関しては

あまり神経を使わないと思うんだけど

どうだろう?

って言ってる自分もその一人で、こんな事を

書くのもなんなんだけど(笑&恥)


せいぜい軍物好きな人が時代考証で

コットンだったりシルクだったりレーヨンだったり

その辺で気にする位なんじゃないだろうか?


コットンは吸湿性があるけどスベリが悪いとか

シルクはケアが面倒だとか、その辺って

あんまり気にしないよネ。


この辺の、いわゆるアウター的な洋服ってのは

裏地に関してそんなにナーバスにならなくて

良いし、どっちかって言えば、むしろ防寒性

とか、はたまた色使いとかそっちに目が行くと

思う。


で、裏地に重要性を求められるのは何て言っても

テーラードの物。


昔、「裏地はベンベルグ」みたいなCMがあった

けど、あのキュプラってのは色々な面で

凄く優れた裏地素材なんだネ。


そのベンベルグ、キャプラやビスコース、レーヨン

なんかが素材としては大半な訳だけど

最近はカジュアル化が進んでいるから裏地の

無い物も沢山あるようだ。


丁度今の季節だと、この裏地が無意味な物・・・

って、いやいや実は裏地凄く重要なんだ。


春夏だったら、サマーウールやシルク、

それからコットンやリネンの素材がメイン、

秋冬ならフランネルやツィードなんかも

テーラードのジャケットやスーツに使われる。


いずれにしても、これらの素材はあくまでも

表地、要するに裏地とは異素材になる。


異素材同士で一着の物を作る事になるから

どうしても、無理が出て来るんだ。

テーラードの物はクリーニング屋さん

でドライクリーニングをすることになるから

基本的に縮んだりは無いけど、そうは言っても

汗とかその他の影響で縮んだり、織り方に

よっては伸びたりしちゃう、基本天然素材だから

これはどうしても仕方の無い事なんだよネ。


で、一方の裏地はほぼ化繊な訳で縮まない。

ここが問題なんだ、表と裏が絶妙にマッチしないと

せっかくの洋服がヨレヨレになっちゃうからネ。


大分前に、こういう服の芯の話もしたと思うけど

それも含めて、テーラードの洋服って本当に

仕立てが大事になって来るんだネ。


そこで、本当に凄い、素晴らしい仕立ての

スーツの裏地はこうなってるってのを紹介

したいと思う。


(本当は裏地無の物、アンコンってヤツだけど

それが一番職人の腕の見せ所って言われて

いるんだけど、話が終わっちゃうから・・・)



REFLEX的生活様式考

REFLEX的生活様式考

REFLEX的生活様式考

皺が殆ど無くて、表地と綺麗にマッチしています。

ヘムもしっかりと手縫いで遊びも持たせていて

゛最高級゛と言う言葉がピッタリ!



REFLEX的生活様式考

REFLEX的生活様式考



REFLEX的生活様式考

対して、こちらは結構皺が寄っちゃってて

裏地が余ってるように見えます、はっきり言って

ヘタな職人が作った印象ですネ。

スーツでも良く見るとこんなに違いがあるのです。

で、どちらが高級でしょうか?

答えは明日の朝刊で!



って事も無く、実は初めの3枚は

POLO RALPH LAURENのスーツ。

これでも十分に高級スーツと呼べる仕立ての

今では手に入らない日本製の物。

約10万円で売られていたスーツ。


で、4~6枚目の何やらいい加減な仕立てに

見える方が、泣く子も黙る

RALPH LAUREN PURPLE LABELの

スーツで、メイドバイ チェスターバリー!


この遊びに抜群の着心地の良が隠れている

のです、ちゃんとサイズがあった物を着た時に

全く皺が寄らず、ウェストもダキもきれいな

ラインが出るんですネ。

ところがそういうフィッテングの場合、

そこいらの物だと動きに無理が出るんだけど

全く無理なく動ける、この辺のスーツは

裏地に(も)答えがあるのです。


スーツの値段もピンからキリまであるけど

高い物には高いなりにしっかりと理由がある訳

で、これは価値観の違いと言うか、用途の

違いにもよるけれど、出来れば良い物を

選ぶに越した事は無いと思う。


とくにスーツなんかは、ビジネスのシーンで

自分を表現するツールだし、武器なんだから。


REFLEX的生活様式考

ちなみにこちらはパープルレーベルでも

イタリアのセントアンドリュース生産の物。

パンツのウェスマンの裏もこうして、

ヒダヒダがいくつも入り、とてつもない

履き心地を実現しています。


という訳で、流石にここまでの物を買うか

買わないか、はたまたばからしいか?

一着位はあっても良いか・・・・


そんなこんなもあろうかと思うけど

1つ、ご参考に。

もっともっと詳しい人がたくさんいるので

あまり信用しないように・・・

(なんかあんまり自信ないんだ)