更新しました!
ナニゲで3日連続の釣りブログになっちゃった。
これが最終日なので皆さん安心して下さい(笑)
で、人を見る一つのバロメーターにもなる釣り。
世間では、「釣り人はセッカチ」って言われている
けど、果たしてそうだろうか?
そういう自分も例にもれずにセッカチなんだけど
これは「釣り人がセッカチ」なんじゃ無くて
「セッカチな釣り人」ってだけの事だと思う。
じゃ、何を以て人が見られるのか?
もう何年も前なんだけど、こんな話があった。
その頃は、シイラに凝ってて夏になると良く湘南
から船に乗って遊んでいた。
たまに人数が揃うと、仕立てたりして
それはそれで楽しかったな~
で、ある時、釣りなんか殆どやった事の無い一人の
友達を含めた何人かで行ったんだ。
確か梅雨の時期だった記憶があるんだけど
珍しく晴れて、しかも風も全然無くてベタなぎ。
そう、シイラには持って来いの条件だった。
自分は人に教えるのが得意じゃないし、あまり好きでも
無い物だから、初心者にもざっと教えただけで
出船となったんだ。
で、さっきも言ったように絶好のシイラ日和だもの、
鳥山探すまでも無く、出船してしばらくすると大群発見!
「待ってました!」と全員ルアーを投入・・・
そしたら、あろうことかキャプテン(私の事)に掛からず、
何と初フィッシングのヤツにかかっちゃったんだな。
釣りあげた後でその魚はメーター位だったから
そこそこの力持ちなんだけど、掛けた張の本人が
掛かった瞬間
「ボク、だめです!」って言い放って人に竿を
渡しやがったのだ!
オイオイオイオ~イ、何しに来たんだ!
何と言うもったいない事を・・・
掛けた感動は無いのか?
そこから、万力との激しいバトルを楽しまないのか?
結局ソイツはその後、人の釣りを見て楽しんでいた
って言うオチにもならない話なんだけど
おそらくソイツは゛釣りウォッチ゛で満足したんだろう。
メータークラスのシイラともなれば、慣れた人には
そんなに驚く魚でもないけど、初めて釣りに行って
掛かっちゃったら誰もが感動するはず。
まさに、頭真っ白になるはず。
それをソイツは、「ボクだめです」ってサラッと
言い放った。
多分ネ、心にヤミが無かったんだろうネ。
という訳で、最後に釣りに関する名言を幾つか
紹介します。
「最良の仕事の日よりも最悪の釣りの日の方が、まだマシである。」
ニュージーランドのことわざ。
「釣りをしている夫の姿を見たことのない女房は、
自分がどれほど辛抱強い男と結婚したか気がつかない。」
エドガー・ワトソン・ハウ(米国の作家)
「もし釣りが仕事の妨げになるのなら、仕事の方をあきらめなさい。」
スパース・グレイ・ハックル
「釣りは盗むもんだ、聞くもんじゃない。」
井伏鱒二
「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
中国古諺
「釣りとは絶対矛盾的、自己統一である。」
開高健