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更新しました!
さて、という訳で昨日の続きです。
この間、前の会社の後輩との会話。
「暑くなって、Tシャツ欲しいと思って買いに行ったら
全然売っていなくて・・・」
おっしゃる通り!
と言う意見と、
もっと早く買っとけボケ!
と言う意見があると思います。
おおむね、前者は一般購買客で後者は関係者って
思われますネ。
今回は、前者の立場で物を言って行く事をあらかじめ
断っておきますネ。
(どういう意味か分かりますよネ)
そんなこんなで昨日は、簡単に言うとアパレル界の
デフレスパイラルみたいな事を書いた訳です。
そして、どうすれば脱出できるのか・・・
これが今日のテーマでしょう。
その前に、自分が思う物に対しての価値観の話を
したいと思う。
分かりやすく数値で表しながら・・・
共感出来る人と出来ない人がいるのは当たり前
だけど、大きくはずれてない事だと思うので
書いてみる。
物を購入した時に得られる満足感と言うのは
こんな計算である程度算出できると思う。
(特殊な商品、例えばとびぬけた高額品や
ヴィンテージウェア等は除いて)
購入金額-コスト=購入者の満足感(価値観)
例えばコストが¥500で定価¥1.000の
商品があったとします。
普通に(プロパーで)¥1.000でショップで買えば
差額は¥500です。
それがウェブで¥700だったとしましょう。
送料は計算に入れなければ、差額は¥300。
また、期末のセールでショップで40%オフ、
¥600で買ったとします。
この場合、購入者の満足感はそれぞれ
¥500、¥300、¥100となります。
全ての物が当てはまる訳では当然ながら
ありませんが、こんな計算がおおむね当てはまる
と思います。
何故か・・・
「おぉ~、安く手に入ったぞ!」と言うのは大抵
その買った時に得られるものです。
言ってみれば、ごく短時間の一過性の満足度。
で、本当の満足度と言うのはその後に感じられる
物なんです、自分の経験からもとてもリアルな
感じ方だし、
「セールで買った物ってあまり着ないのよネ」って
言う方も少なからずいるはずです。
感覚的に言うと、結局は買ったら買った値段の
価値観しか得られないと言う事なのです。
大事にする度合い(扱い)も当然それなりに
変わって来ます、知らず知らずのうちに。
もちろん、買う側はコストなんて事をいちいち
考えないだろうし、売る側もコストを公にするなんて
ありませんが、毎シーズンのセールの状況や
ネットでの情報もあって、アバウトながら
大体の事は分かりますからネ。
ついでに言っておくと、こういうバランス感覚は
価格が上がるほど大きくなります。
もう少し額を上げてみましょう。
毎月の洋服代が¥50.00の人が毎月定価の
30パーセントオフで買い物をすると
¥71.400程の定価の物を買える計算に
なります。
一方で常に定価で買う人は当然¥50.000に
なります。
これをコストで考えると
前者が¥35.700程、後者は¥25.000です。
こうして見ると前者の方がはるかに得しています。
しかし、両者とも実際に買った金額は¥50.000。
分かりやすいように、両方ともそれが同じブランドの
同じアイテムだったとしましょう。
前者はセールを狙って定価¥70.000の商品を
¥49.000で買いました。
後者は¥50.000の商品を定価です。
果たして、どちらの選択がの後々に影響するでしょう。
ここからは皆さんの感性に任せる事にしますが・・・
(計算式では前者が¥14.000、後者は¥25.000)
少し話はそれるけど、先日テレビで
人の心理関連の事をやっていて
「人は物を安く買えば買うほど価値観が下がり
それがタダになった途端いきなり上がる」って言っていました。
思いのほか長くなってしまいましたので、
ここで一旦コマーシャル・・・