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今日紹介した類の物なんかって、

「素敵だな・・・」等と思っては見ても実際

そうそう買おうかなって気にはなりにくいと思う。


素敵なのにネ。


想像するに、こういう光景が浮かんでくる。


独り暮らしの男が、

「今年のクリスマスには彼女を家に呼ぶぞ!」

なんて企画で意気込んだ。


「とは言ってもどうしよう、どんな演出をすれば

良いんだ?」


で、たまたまここのブログを発見したとしよう・・・

「おぉ~、洒落た小道具見つけたぞ!・・・

ん、チト待てよ、気合入れまくり感マンマンか?

やり過ぎか?変か?彼女引いちゃわないか?」


そうなんです、山本・・・もう良いか

そうなんです、彼女がどう反応するか怖くてなかなか

どうしていいのかがわからないんですネ。


こんなのはほんの一例だし、そんな事は無い!って

言い切れる若者もいるだろうけど、世間一般的に

こういう、決断力の無い男がかなり増えていると思う。


店にいて、そんなカップルを見ていると

ほほえましいと思う一方で、あんまりにもモジモジ君

彼氏を見ていると、いい加減イライラしてくる。


まぁ、こなん光景はとっくの昔から見られるけど

明らかに最近は多いように思える。


男性が弱くなったとか、女性が強くなったとか

色々と言われるけれど、

いずれにしても、人の目を気にする意識が高まって

来たのは事実で、


何時頃からか、コンビニに行けば

決まりきった台詞、テレビを付ければ

「○○させて頂く・・・の連発」、優勝すりゃあ

「○○のおかげ」なんて、杓子定規のオンパレード。


とにかく、何か問題を起こさないように、波風立たない

ように・・・そればっかり気にしているんだな。


またまたF1の話で恐縮だけど、70年代や80年代の

ドライバーの言葉なんか今言ったら、みんな即刻クビだ!

(これらの語録はまた何かの機会に書いてみようと思う)


こういう現象がおきると、結果として゛個性の損失゛が

生まれてくるんだな、みんな横一列って感じでネ。


保身が大事な、やるせない現代ではこれも仕方が

無いのかも知れないけど、新卒者が就職で苦労している

のも実はソコントコがかけているんじゃないかとも思う。


面接官も、うんざりしているんじゃないのかな。

もっと面白いヤツ出て来いや!って感じでネ。


大分話がズレズレになっちゃったけど、


周りの目が気になる

    ↓

周りと同じじゃないと不安になる

    ↓

独自の判断が出来ない

    ↓

個性が無くなる


順番は少し入れ替わるとしても、おおむねこんな図式

が成り立つと思う。


まぁ、ポプリ一つ、グラス一脚でどうのこうのって

大げさかも知れないけど、こんな物一つにしても

おそらく、そんな事が言えそうでしょ?


そんなこんなで大多数が不安で不安で仕方ないから

人に頼っちゃうんじゃないのかな・・・


政治にしても、ファッションにしても。

ま、これが世論と言うか、トレンドみたいな物なんだけど。


ファッションで言えば、○○が着ていたとか

化粧品分野で言えば、○○が使っているとか・・・

誰もその○○になんかなれっこ無いのにさ。


それが今の世の中なんだろうかネ?

一部のメジャーとその他のマイナーって言う構成比。


で、一部の言ってみれば゛カリスマ゛に入れ込んで

平気で、突拍子もないコーディネイトが平然と

出来ちゃうんだな。

自分の何の根拠もポリシーも無くネ。


そうして、ふと気が付けば個人の個性なんて何にも

ありゃしない、カリスマが消えてしまえばまた

何処かに偶像を求めて、延々それを繰り返す。


外見だけが奇抜で、それを個性だと勘違いして

その実、中身が全く見えてこない。


そんな連中があまりにも多いんだと思う。

(まさに今の政治もイッショだけどネ)


話はチト脱線しちゃうけど警察なんかにしたって

そうだと思う。

例のオウムの指名手配犯だって当時の顔写真を

そのままずうっと貼ってたって、そりゃ10年もすりゃ

顔だって変わるって・・・

最新の技術を以てすればこんな顔に変わってそう

なんてのも出来るだろうに・・・


そんなのを並べて張り出せば、「オイッ!」だって

生きて捕まえられたんじゃないのか?


ってこれは杓子定規な例として、考えろ!って話。


そう、個性を出すには基本を知って、そこから自分の

何たるかを見出すって事なんじゃないか?

要は考えろって事。


特に男の服装ってのはルールから始まる物だから

基本を知らなくちゃ、とにかく話が始まらない。

センスが良いとか悪いとか、そんな次元じゃ無くて

とりあえずは、着るべき物をきちんと把握する事。


これで、一応は恥ずかしく無い服装が分かる訳。

自称オシャレな実体のない服装に比べたら

こっちの方がはるかに、オシャレって訳。


それが一通り出来上がったら、そこから今度は

考えるんだ。


自分の好きな色をプラスするとか、趣味の物を

取り入れるとか、やりようはあるはず。


これをあくまでも許される(ドレスコード的な)範囲で

やれば、知的で品のあるコーディネイトが絶対に

出来上がるのだ!


人間的に中身が無くちゃ身もふたもないけど

こうすると、少なくともゴマカシは効くはず。


そうして何はともあれ、こういうセレクションが

出来れば、他の物にも拘りが出てくる、眼力ってヤツ。


もしかしたら、外見をとっかかりにして中身が

形成されていくってパターンもあるんじゃないか?


そうすればさ、

「彼女を家に呼ぶ時の演出」も自信を持って

出来るようになるんじゃないかな。


「ウワ~、この人ってしっかり自分を持ってるのネ、

素敵じゃない!」って事で、ニンマリと出来るぞ。