昨日の"RALPH LAUREN COLLECTION"の話、

もうちょっと詳しく書けばよかったな。

今度、改めて違う観点から書いてみようかな?


昨日の・・・と言えば、お得意のTPO的な切り口だった。

そんな話の続きっぽくなる、こんな話をして見ます。

(またかよ!)


今日は

「なぜTPOが大切か、なぜドレスコードがあるのか?」

こんな内容です。


お友達とバーベキューをやるときにスーツを着て良く人は

いませんよネ、当たり前だけど。


「今度の日曜、家でさバーベキューやっからよ、こねーか?」


これがひとたび

「次の日曜日、我が家でガーデンパーティーを行いますので

よろしければ、いらっしゃいませんか?」

なんて感じで、取引先の社長からお誘いを受けたらどうする?


どっちも場所は家です、そしてどっちもおそらくは庭でバーベキュー

的な内容のパーティーだろう。


唯一、違うのがメンバーですネ。

そう、このメンバーが本当にキモになる訳です。


「社長の家だろ、やたらな格好して行けねーな、どーすんだ・・・」


どうしてこうなるのでしょうか?

これは、自分の立場や体裁を考えるからに他なりません。


場違いな格好してったら白い目で見られる、やぺーな・・・


ドレスコードは、言ってみれば服装に関するマナーです。

マナーって?

それは、ずばり人に迷惑をかけない事、不快にさせない事ですネ。


ドレスコードを守らない事はコンビニ前でのウ○コ座りや、

ウ○コを持ち帰らないイヌの飼い主と同じ(ウ○コばっかりで失礼)。


極端に言えばこういうことす。


分かりやすい例を一つ挙げると、お葬式。

なぜ、ブラックスーツやワンピース、そしてブラックタイなのでしょう?


喪なので当然です、故人をしのんで、また遺族の人に対して悲しみ

を共有、表現する場です。

そこに、色が入った服装をしていけば、他の人は不快に感じます。

場を白けさせる原因にもなります。


もう一つ。

きちんとしたレストランにはドレスコードがあります。

ジャケット着用、タイ着用・・・

これも同じことです。


料理は当然の事、店の雰囲気、サービスマン、音楽や、そして

店に来店する客、すべてがその店なのです。

きちんとした身なりの客がいる中、一人ジーンズの客がいれば

他の大勢が不快に感じるのは当然の結果です。


「なぜドレスコードがあるのか、なぜ守らなければいけないのか?」

こう、疑問に思う人も最近は相当いるはずです。


こういう人達の多くは、おそらく自分本位の考え方しか出来ないから

だと思います。

電車の中で、平気で化粧をしたり、大声出してケータイでしゃべったり

する連中は、多分ドレスコードの何たるか、そんな事気にもしないでしょう。


きつい言い方をすれば電車でのマナーを守っていても、ドレスコード

を守らない人達は、マナーモードにしないのと同じ事なのです。


さっきも言ったように、自分目線で

「何を着て行ったらヘンじゃないのか、何を着たら格好悪いのか?」

では無く、

他人目線で

「何を着て行ったら不快感を与えないか、迷惑じゃ無いか?」


こう考えるべきです。


面接もそうですよネ、いくら自分が格好良いと思ったって

相手と趣味が同じなんてことはまずありえない。

自分がどんなに素敵とおもっても相手にとっては不快かも知れない。


だから、みな同じようにダークスーツにするのです。

「みんながそうだから・・・」では無く、こういう考え方が

ドレスコードなのです、つまりマナーなのです。


結婚式だってそう・・・

実は意外とアパレル関係者がやっちゃう失敗だと思うんだけど、

務めている会社のブランドをここぞとばかりに着るのは良いけど・・・


あまりにセクスィー!な格好して行っちゃって、そりゃ

独身男性や赤ら顔のオッサン受けは良いかも知れないけど

そこには親族もいるのです。


それこそ、ファションとは無縁なジッチャン、ばっちゃんもいる訳。

そんな、多くの人達がいる所で、゛場違い゛な格好をしては

当然、不快感を与え迷惑となるのです。


こういう事を前提に(だから他人目線で考えて)洋服選びを

しましょう。


それが最終的には自分の゛格゛になって行きます。

゛わきまえている人゛、゛節度のある人゛、゛思いやりのある人゛・・・


そう、人の事を考えて行動することが、最終的には自分の為に

なるんですネ!


確か、10月って一番結婚式が多い月じゃ無かったっけ?

それから、これからのシーズンはパーティーなんかも増えて来ると思うし、

皆さん、こういう切り口で洋服を選んでみてはどうでしょう?


何かが変わるかもよ?