さてと、そろそろまとめに入ろうかと思います。
たいしたネタも無く、何となくこんな事を書き始めて
長くても、その5位に・・・と思ったのに
ついついヒートアップしちゃってこんなに長くなってしまいました。
ここまで、真面目に読んでくれた人ってどれくらいなんだろう?
そんな事も感じながら、それでは最後のマトメに行って見ます。
先ずは、
TPOを忠実に守る事が一番大事と言うことですネ。
それを出来るか、出来ないかは、物を知る事とも言いました。
補足的な事を言うと、
これは何も、着るべき服やアクセサリーだけに留まった物では
無く、生活する上での、しきたりやマナー、礼儀等の全ての
事に当てはまると思います。
いくら洋服の事、色々と勉強して
時、場所、目的に沿った服装をしたところで、そういった事が
出来ていなければ、全てが台無しですよ。
例えば、テーブルマナー。
全ての食事が終わり、クロスを畳むと「まずかった事」、
畳まずにぞんざいにすると「美味しかった事」なんていう
マナーみたいなのが有りますが、なにもそこまでのことを
知っていなければいけないかと言えば
「何もそこまで・・・」て思うし、
おそらく店の人も、それから一緒に食べた相手にしたって
そこまでで、「この人ってこんな人かしら」って言う分かるはずです。
話し方や、振る舞いで・・・
ある程度の知識を持ち、その一部が服装であるべきですネ、
逆に言えば、服装と言うものである程度他の部分が
補われるっていう事も言えます。
もし、自分が未だにサラリーマンで
大手カジュアルアパレルの人事担当だったとします
(実際問題として、ありえない事ですが・・・)
人員募集をかけて、面接を行います。
ある応募者は、ゴマすりをしてそのブランドの服で
固めてくるでしょう、またある応募者は近所で買った
安価なスーツで現れるかも知れません。
面接の内容は別としても、服装だけでどちらかを
採用となれば、間違いなく後者になります。
どんなに、センスが良くてもきちんと場をわきまえた人の
方が良いに決まっています。
たとえ、その会社がアパレルとは言ってもその前に
きちんとした教育、礼儀をわきまえていると予想出来るからです。
最終的に、その応募者の人間性なんてわずかな面接時間の
中では判るはずも有りませんよネ。
最近では、採用にあたってSNSも見られているようですが
(これはこれで、怖いことですが)、その内容にしても
やはり、社会人としての基本が見えるものでしょう。
ですから、少なくともプライベート以外の時はTPOを尊守するべき
です。
そして、それが出来たら前に言ったように少しだけ自分の
趣味、嗜好を表現するようにしましょう。
TPOを知らずして、ファションはありえません!
プライベートな時間は、TPOを飛び越えてファションを楽しんで
も良いと言いましたが、確かにそのとおりです。
しかし、ここでもやはりある程度TPOに沿えば
格段に楽しさが増して、しかも楽で、更には見聞も広がりそうです。
その場その場での自身の気分の高揚もあります。
また、TPOに沿った服を選ぶ事で服の寿命も延び、結果愛着が
沸き、永く着る事になります。
「この服着て、初デートにあそこに行ったな・・・」等の
想い出の詰まった1枚になるかも知れません。
更に、そこから自分なりのカラーも含めたコーディネイトの
アレンジをする事で、個性や自分らしさも表現出来るように
なります。
ここまでが出来れば、もう完全にファションを語れる人になって
いるはずです。
(もっとも、ここまでになっちゃった人はその言葉に嫌気が
さすでしょうが・・・)
最終的に、何を着るべきかが判り、自然に実践出来るように
なるのでしょう。
さあ、皆さん少しは参考になったでしょうか?
かなり堅めの感覚と物言いでココまで語って来ました、
また、そうは言ったってなかなか実際には不可能な事も
有りますネ。
ただ、今まで書いて来た事が少しでも約に立てばと思います。
(実は自分への戒めもありますが・・・)