「おじさん図鑑」と言う本が売れてるらしい。

この間、情報番組でも紹介されていたからご存知の

方も多いと思う。


「著者が四年間に渡っておじさんを観察して・・・」て

レビュー的な内容は他で沢山紹介されているので

そんなのを読んでくれればいいと思う。


わざわざ買って読むほどに興味も無いけど

どうしても自分がどんなカテゴリーに入るのか

考えちゃうのが、やっぱり「おじさん」か?


さしずめ「うるさそうなおじさん」「正体不明なおじさん」

あたりなんだろうか・・・


うるさそうなおじさん、いましたいました。

アメ横の洋服やさん、や〇いのおじさんなんか

うかつに話せなかったもんだよ。


ってこれじゃまるで昨日の続きみたいになっちゃうな。


で、あらためて本日の自分の服装チェック!となります。


トップサイダーのセーターにマイティーマックのパーカ、

そしてオシュコシュのペインターにトップサイダーの

キャンバス・・・

ってコレ、全部80年代のアメリカの物じゃないか・・・


我ながらかなりの不気味さ、痛っ!


そんなこんなで昨日の続きついでに書いちゃうけど

当時の連中は、殆ど自分の着る服のサイズはしっかりと

分っていましたネ。


例えば、501はウェスト30、レングス30とか

シャツはネックが15でスリーブが32、こんな感じで。

(モチロン、コレはある程度の経験を経てって話だけど)


売っているどれもこれもがサイズ表示通りってのもあったけど

だからわざわざ試着の必要も無く、必要な物はスムースに

買っていました。

(流石に靴は履いてみないと分らなかったけど)


後は財布との相談ってだけだった。


では、何故そういう物の買い方が出来たのか・・・


簡単です、誰もカレも標準な服の着方をしていたからです。


服は色々な体系に合うようにそれぞれサイズ設定が

あるから、それに従っていたのです。


だから、今日の自分の着ている物も全部普通のサイズです。

極端に小さくも大きくも無い、心地良い自分のサイズって訳。


それがどうでしょうか?


通行人を観察すると、このいたって普通の着方をしている人の何と

少ないこと!


流石に一時のストリートっぽい連中はかなりレアになったけれど

それでもかなりのオーバーサイズのジーンズを履いていたり、

逆に、動くのがキビシそうなパッツンパッツンの着方。


中間と言うか、標準的なサイズの服を着ている人ってとっても

少ないのだ。


前々から、ずうっ~と言い続けてるでしょ。

普通のサイズを着ようよって。

長く着られるし、最終的にムダにならないよって!


多くのパンツ、ジーンズのサイズ展開がほぼ1インチ刻みで

あるのはどうしてでしょうか?

30インチの人が30インチを選ぶ為にです。

30インチの人が34インチを履いたらサイズ違いです。

30の人に履いて貰う為に30を作っているのです。

本来、ウェストが30の人が渡り巾を気にしてもっと大きい

サイズを選ぶのは間違えです。

もっと渡りの太い物が欲しければ、自分に合ったウェストの

渡りの太い他の物を選ぶべきです。

それが゛デザイン゛であり、もっと言えば作り手の゛意思゛です。


「そんなの買う側の勝手だろっ!」って言われちゃったら

ハイ、それまでよって話しだけど・・・


REFLEX的生活様式考


第1期RRLの定番、コディパンツ。

ウェスト31インチで渡り巾何と36.5cm!

ウェスト31インチの人に履いて下さいと言う、コレが

デザインと言う物。


REFLEX的生活様式考

こちらは復活後のパンツ、同じくウェスト31インチでも

渡り巾は30cm、これまたデザイン。


ネッ、30年も前の服が今でもちゃんと着られるんだよ。


と、言っているおじさん・・・・・・・


ここは1つ、著者の人にお願いして

49番目のおじさん


「タイムマシンでやって来たおじさん」を追加してもらおうか!?

それとも、やっぱり「うるさそうなおじさん」か・・・