大分、サボってしまいました・・・

ブログ春休みって事で、ここは1つ多めに見て下さい。


コレだけ長くサボっちゃうと、どんな話題で再出発すれば

良いんだろうと、考えちゃう。

休みボケって言うかそんな感じもあるし・・・


こんな時は、そう、さしさわりの無いネタで行くのが良いのかな。


と言う訳で、極基本な洋服ネタです。


ようやく春の到来で、これから出番も増えてくるシャツ。

ラルフ・ローレンのボタンダウンです。


コレこそ基本中の基本て訳で、過去一体どれ位の

バリエーションがあるんだろうって物だけど

だからこそ、ベーシックって言える一面と


今となっては、そこいらじゅうでジャケに扱われている

物でもあります。


今回はそんなシャツの代表、ボタンダウンの

名誉回復って言うか、原点回帰みたいな

皆さん、見直してって言う希望も含めた

拘りの話をしましょう!


先ずは前段として、

最初の頃のボタンダウンは、皆さんご存知のように

アメリカの「アイク・ベーハー」と言うシャツ作りで

定評のあるメーカーが作っていました。


だから、これから書く内容はアイクのシャツも同様です

って事も最初に言っておきましょう。


最近はボタンダウンのバリエーション(モデル)は多岐に

渡り、到底把握できる範囲に無いけれど

全ての基本のデザインは

゛ヤーマス゛、゛ブレイク゛と言う2パターンにあります。


ヤーマスはドレスシャツになります。

ネックとスリーブの表示の物がヤーマスですネ。

比較的身体にフィットするタイトなパターンです。

(モチロン、最近のカスタムフィットのように極端では無く

クラシックフィットと言うパターンに近い物です)


対して、ブレイクはカジュアルフィットと言えば良いと

思うけど、ゆったりとしたパターンで

サイズ表示はS、M、Lになります。


では、個人的に最もクォリティが高かったと思う

90年代の中頃まで少なくともこんな拘りを持って

生産していた、拘りを紹介です。


先ずは、ステッチ。

3インチに20針の針目はとても細かいのです。

そこいら(?)のシャツと並べてみて下さい。

違いは一目瞭然です。


「何か違うんだけど、何だろう?」って言う部分ってこういう

一見気が付かない部分にあります。

丈夫なのはモチロン、上品さに大きく貢献しています。


それから、下の画像にあるように襟と襟の間にスペースが

ありますよネ。

コレはタイスペースです、タイの結び目がきちんと収まる

1センチです。

人に会って最初に目が行く襟元がシャープだととても

好印象。

ここのディテールってボタンダウンの命、ミディアムポイント

と言える襟のロールもとても綺麗に出ています。


REFLEX的生活様式考

そして、後ろ身のヨーク。

スプリットバックヨークと言うこの切り替えしは着心地を

良くしてくれます。

いわゆる「ひと手間」ってヤツ。

(ハンガーループは付かないんですネ、もしかしたら

シンプルに見せる為にあえて付けていないのでしょうか)


次は剣ボロ。

裏側に縫代が出ないように切れ込みを入れて中に

縫いこんでいます。

ここも着心地に貢献ですネ。

(そこいらのシャツとココも比較対象!)


REFLEX的生活様式考

その他、袖のボタンホールが並行していてスマートに

見せるとか、当然ボタンは白蝶貝(確かコレは90年代の

中頃まで)

接着芯を使わずにふらし芯を使っているとか・・・


こんな風に、たった1枚のシャツに拘りが満載なのです。


だからネ、皆さん

こういった所を良く観察して、永遠のベーシックアイテムを

見直して欲しいのだ!


ついでに、膨大な量が出回っている偽物を見分ける基準

にもなりますネ。


そんなリッパなボタンダウン、リフレックスでは現在

相当量ありますよ!

REFLEX的生活様式考