またまた2日間サボっちゃったな・・・


と言う訳でって事も無いけど

今日は久しぶりにRRLの話題でも行って見ます。


何気に、この間、ローレンのホームページ見たら

いつの間にか、RRLも仲間入りしていたの。

どういう、方向性なのかなっ、思ったんだけど

簡単に言えば、通販も始めたって事か。


そこで商品の一覧を眺めてたらある事に気がついた。

一つ一つの商品名が、なんだか一般的なものに

なってるの、全部見た訳じゃ無いから分らないけど


”REPAIRED CHAMBRAY WOKSHIRT”

”COTTON TWILL PLAID JACKET”

みたいな感じ。


RRLの、いわゆる「第一期」ってヤツは

1993年から1998年何だけど、少なくとも

その時期の商品は、アウター、シャツ、ボトムス、キャップ

この辺のアイテムには、特有の固有名詞が付いていた

のです。


地名だったり、人の名前だったりするんだけど

このデザインの物はこの名前って事で決っていた。


例えば、当時の定番のノープリーツのタッポンタッポン

のパンツは”CODY PANT”って言う名前なんだけど


シーズンや素材が変わっても、同じデザインならば

同じ、コディだった訳。

”CHINO CODY”だったり”WOOL CODY”だったり


1本自分のサイズを知っていれば、たとえ素材や時期が

変わっても、履かずに済んだりする便利さも

あるけれど、それよりも何よりも、そのネーミングに

グッと来ちゃうこともあったのです。


確か、コディってアリゾナかニューメキシコの地名だった

と思ったけど、これだけじゃ無くて

他にもロマンを感じさせる、いかにもアメリカな

色々なネーミングがあったのです。


REFLEX的生活様式考

左がその”CODY”、右はツープリーツ版”ANDOVER”

コディはボタンフライ、アンドーバーはジッパーフライ。


ちなみにこれはRRLに限った話じゃなくて、長年の

ローレンプロダクトの伝統だったと思うんだけど・・・

もしかしたら、L・L・ビーンにならったのかな、なんて?


(最近だと、例の”RICKEY BAG”てのが有名ですネ。)


1回出て、何年かしてまた同じ名前の物が出てきた時に

全く違う見え方がしたりするのも楽しかったし。


とても面白い一例を挙げると、こんなのがあります。


頻繁に出てたデザインだから皆さんもおそらくは

見たことあると思うジャケットに

”MOHAWK JACKET”ってのがあります。

L・L・ビーンのど定番のフィールドコートやダックスバック

等のハンティングジャケットをヒントにした例のヤツ。


記憶によれば、80年代の中頃に初めて登場して

忘れた頃に出てくる面白い商品。



REFLEX的生活様式考

本来のハンティングジャケットのイメージを踏襲している

モホークジャケット。

ダック地の基本形だけどこちらは

”POLOCOUNTRY”でリリースのダック地二枚重ね

のリバーシブルバージョン!(重いだけって噂も・・・)


REFLEX的生活様式考

その後、93年に出たRRLのデニムバージョン。

素材が変わると一気に雰囲気が変わります。

ハンティングウェアからワークウェアの色が強く

なりますネ。


REFLEX的生活様式考

そしてこちらはダウンが詰った”MOHAWKVEST”

素材はコットンポプリンになります。

何故か袖が無くなるのと同時に襟もなくなります。


このほかにも沢山の固有名詞の付いた商品が

数限りなく存在していて、それがラルフ・ローレンの

ブランドの個性とも言えたような気がします。


それが、知らぬ間に・・・

月並みな、一般的な名前に変わってしまっていた・・・


勿論、この方が分りやすい事もあるのかも知れないけど


こうして、今までのローレンたる部分が消えていってしまう

のを見ると、時代の流れとはいう物の

とっても淋しい気分になってしまうのだ。


日が暮れるのがとっても早いこんな季節の夕方だと

特にネ・・・