突然ですが、皆さん
「カジュアルフライデー」って言葉
覚えていますか、思い出しましたか、
それとも、聞いた事もありませんか?
これはもう10年以上前に
週の最終日(勿論オンデューティーでの話)は
スーツを脱いで、カジュアルな服装で
発想の転換や職場の雰囲気を変えましょう
と言う事で始まったものでした。
(スーツと寝巻きしか持っていなかったオッサンは
さぞかし辛かったんだろうな・・・)
そんなコジツケや時代の流れに対して僕は否定的
だったって言うのは言うまでま無い事だけど
そんな「カジュアルフライデー」もそのうち当たり前に
なって言葉自体が風化していった訳です。
もう一方で、コレはもう滅多に聞かなくなった言葉に
「半ドン」というのがあります。
今で言う「半休」の事なんだけど、
その昔は、何処の会社でも、だいたいどんな仕事でも
休みは週一、日曜日だけだったのです。
そして、たまにはもう少し休もうよって感じでたまに
土曜日は午前中だけ仕事して午後は休みにして
週休1.5日にしようか・・・って言う「半ドン」
しかしながら、たとえ半日の仕事でも大多数の人達は
きちんとした身だしなみで仕事をしたものです。
(そして土曜の夜は「サタデーナイトフィーバー!古ッ)
記憶が正しければ僕が社会人になった頃から
一部の企業で週休2日が始まったと思う。
ちなみに僕が最初に働いた会社は月に6日の休み
だったから、隔週2日って感覚になるんだけど
当時としては至って普通で、辛い感覚も無く
かと言ってうらやましがられる事でも無かった。
そして今では、週休2日が当たり前になり、
土曜日限定の「半ドン」なる言葉も消え去った。
逆に有給を何とか消化する為に「半休」なんて言葉に
置き換えられたって事になる。
こうして時系列で追って見ると、ドンドンゆとりのある
生活に慣れて来ているのです。
言い換えれば、楽になって来ているって事です。
そして服装も、「カジュアルフライデー」から
「クールビズ」「スーパークールビズ」に移行。
勿論、節電に伴う対策として
カジュアルな服装と言うのは効果的だし、それはそれで
分るんだけど、どうでしょうか?
それじゃ、「身だしなみ」ってのは二の次で良い訳・・・
決して、偏屈なオッサンの屁理屈じゃ無いと思いますが
(真夏の採用試験に貴方はポロシャツで行きますか、
これだけ涼しくなったのに、テレビに映る政治家の
先生方は皆、きちんとタイを締めていますか?)
みんな、何かにかこつけて楽しているだけじゃ無いの。
暑いから「クールビズ」、寒いから「ウォームビズ」
もしかして、秋は食欲が出ちゃうでしょ
皆で沢山食べて、景気回復!
肥っても大丈夫なように大きめな服で
「ファットビズ」なんちゃって。。。
とにかく、全てがルースな方向に行っている中での
服装(身だしなみ)って凄く分りやすいよネ。
聞くところによればどこも重衣料の売上が悪いらしい。
何も今に始まった事じゃ無いけど・・・
洋服作りの中で、スーツやジャケットってメーカーや
ブランドが1番本領発揮のアイテム。
それが売れないんじゃ、あまりに悲しいでしょ・・・
「~ビズ」も良いけれど、せめて月曜位は
「ドレスアップマンデー」とか何とかにして
少しは、スーツやジャケットも着ましょうよ。
きっと貴方の気持ちも引き締まりますよ!
こうして気温が下がってくればそんな気も起きませんか、
先ずは便利なところでジャケットはいかが?
ツィードは勿論、ラムウールやフランネル素材の物
ならばオンオフ使い分けられるし
シルク・ウールの本来春物だって色を選べば
チト無理やりだけど3シーズン着られるし、経済的。
でも、本当は仕事の日と休みの日で
しっかりと分けて欲しいけど・・・