店にいて、チト小腹が空いた時には何か軽くお菓子的な

物が欲しくなりますネ。


簡単に言えばおやつなんだけど、

チョコレートが良い人、和菓子が良い人それぞれだけど

僕は、ヤッパリ煎餅がいいな~


って訳で、昨日の休みにこんなのを発見しました。

なかなかの物です、昆布のネットリ感もあったりして。

これがそれ。


REFLEX的生活様式考

バックの図柄もなかなか和風でオツな物・・・って実は

この柄、ラルフ・ローレンのホーム・コレクション展開当初

のペイズリー柄なのです。


で、この柄が展開されているテーマが

サラブレッド(”THOROUGHRED”)と言うとても

ブリテッシュテイスト満々。


ペリズリーと言えば、伝統的な柄で

タイや、チーフ、スカーフ等の小物(エトロが有名ですネ)

や夏ならばシャツとか、70年代にはコットンジャケットや

パンツも市民権を得ていました。


そんな感じだからファションにおいてはやや重厚な柄として

位置付けられています。


ピッロピッロっとした例の形から「勾玉模様」なんても言われて

いました。


で、おそらく多くの人がこの柄のルーツを知らないと思う。

何だと思いますか?


流石に勾玉では無いけれど、虫、雲、葉っぱ、水滴・・・


こういった柄は、自然界の物をベースにしている物が多くて

さっきの雲や波だったり、動物、植物だったりする。

(一部、日本の小紋なんかは人工物をモチーフにしている物も

あるようです)


それを図案化して出来たのが一連のこういった柄。


そしてこのペイズリーの元になった物って、何と


マンゴーの実だったのだ!


不思議ですよネ、どちらかと言えば重々しい格式がありそうな

イメージなのに、モチーフになった物が南国のフルーツだったとは・・・


勿論、本来イギリスには無い植物なのでどうやらどっかから

伝わってきた物らしい・・・


で、本日2回目の実はって話だけど

このペイズリーって柄は、「インド更紗」(”INDIAN CHINZ”)の

柄のひとつなのです。


一方で有名な物に「ジャワ更紗」(”BATIK”)がありますが、

現代ではどちらもバティックとしてイッショクタにされているようです。


そして、西インド会社によって、17世紀にヨーロッパに持ち込まれた

と言う歴史を持っています。


なかなか最近では、見かけなくなってしまったペイズリーだけれど

ここは1つ、こんな伝統的な柄を見直してもいいのでは無いでしょうか。


何てったって、元は南国のフルーツ。

日本もいよいよ南国に近づいて来たことだし・・・


REFLEX的生活様式考

往年のVANを思い起こさせる雰囲気のオープンシャツ。

こちらは、とてもベーシックな色使いです。


REFLEX的生活様式考

対して、こちらはかなりアップデートされた鮮やかなペイズリー。

しかも、5Pのジーンズ。

南国発祥からヨーロッパへ渡り、うん百年の時を越えて戻って来た


そんな地で履きたい太陽サンサンな1点。