一昨年、アメリカでエディバウアーが経営破たんしましたネ。
エディバウアーと言えば、
「西の・・・、東の・・・」なんていわれた時期もあり、
ダウン衣料のパイオニアでもあった訳です。
そんな「西の雄」がまさかの・・・です。
そして来年100周年を迎える、一方の雄は。。。
エディバウアーと同じ様に、メールオーダーがメインの
(メイン州だけに・・・?)アメリカの生活を背景にした、一部
食品なんかもあるような、「巨大よろずや」でした、以前は・・・
何年か前に、「一体最近はどんな品揃えなんだろう?」と
ネットでカタログを注文してみたのです。
まぁ、その内容はさて置いて、毎週送られてくるメールの数々。
それらの殆んどが、セールの案内なのです。
つくづく便利な時代・・・なんて事も言ってみても
生活に沿った・・・そんな時代を知っている世代としてはなかなか
悲しい、残念なところです。
30年前の頃に、何だか良く分らない説明文を一生懸命解読して
やっとの事でオーダー(郵便です)して
それから暫くは、来るのが楽しみで指折り・・・ってそこまで大袈裟
じゃ無かったけど、今か今か、今日か明日かと待ったものです。
結局は、オーダーした事もすっかり忘れちゃった頃にひょっこりと
届いて・・・
こんな買い方をしていた頃が、とっても懐かしいのです。
それが今ではどうでしょう、って言うまでも無いけどそれが現実。
本国では、こんな物達まだ売っているのだろうか?
個人的になんだけど、唯一、例のゴム靴でその存在は維持されて
いるなと言う見え方です。
さっきのエディバウアーにしてもそうだけど、言ってみれば
普通のカジュアルウェアーメーカーになってしまった事。
J・クルー、ランズエンドその他諸々の一部でしかないなと・・・
ライフスタイルに乗っ取った、沿ったメーカーでなければならない
西の雄、東の雄のはずです。
う~ん、何とか立て直してもらいたいものだ!
こうして、アメリカでも勿論日本でも淘汰された
いわゆるトラディショナルなメーカーは数多いけど、
「変えなくちゃいけない所を変えられず」、または
「変えなくて良い所を変えちゃった」
結果として、魅力が無くなっちゃったんだと思う。
定価でも買いたいと思う、魅力的な商品、買う事では無く、手に
入れられる慶びを感じられる商品が。
そうなると、値段でどうにかしないと・・・ってコレは言わずもがな。
そこで、トラッな物作りをしている人達へ
セールばっかりしたり、「張りぼて」の物を作って目先を変えるような
やり方を見直して、
まずは、
「変えるべき所と変えちゃいけない所の見極め」を!
「偉そうに分ったような事言ってるんじゃネーヨ!」
って怒られるんだろうな、きっと・・・
本日もオソマツサマ