昨日の続きっぽい感じです。
今日もRRLの商品。
言わずと知れた、例のジャケットをモチーフにした
”RRL COTTON CANVAS YATES JACKET”
”COTTON BIB HENLEY”の組み合わせ。
裏地無しの一枚仕立てのワークジャケットです。
93年のフォールにスタートしてから、息の長かったジャケットです。
デニムは勿論、ヒッコリーやフランネルの裏地付きのダック等でシーズンに
合わせて数種類登場しました。
そんな中、こちらは97年のスプリングに展開された軽い雰囲気の一枚。
昨日も言ったように、ヘビーなイメージのワークウェアを素材を変える事に
よって、突然、潮っぽい物に変わったりもします。
バックの縫いつけベルトがそのままサイドのアジャスターに繋がります。
こちらは昨日紹介したカバーオールと同じ、03年スプリング展開の
ビブヘンリー。
リブニットのボディと布帛のビブがアイボリーの同色なのですが
ビブの部分に使っているのがピケでダイアの柄がとても絶妙です。
たったこの1枚で、はるか1世紀近く前の、生活が見えてきそうなそんな
素晴らしさがありますネ(ちと大袈裟か?)
こういったある程度年数を経た物で白い物ってなかなか集めるのも大変
ナノダ!
ってグチもいってみつつ
ややオリジナルの時代背景にズレはあるものの、このトップスの
組み合わせに、オーバーサイズのペインター、ワークブーツを合わせれば
「アメリカンワーカー」の一丁上がり!って事になるけど
本当に、本当にチト発想を変えると・・・
あ~ら不思議、突然潮臭くなって来た。
(今日の東京の天気って凄くロタの7月、恋しいな~。
大雨の九州の人達には申し訳ないけど・・・)
これで、無地のシアサッカーのショーツにボートシューズでも合わせれば
すっかり上品なマリンスタイルが完成しますよ。
ところが、白いアウターや白いパンツって結構敬遠されるんですネ。
みんなシャツは当たり前に白ばっかりなのに・・・なんで・・・
少しだけ発想を転換すれば、コーディネイトの幅、凄く広がるのに。
この間、「コーディネイトに行き詰っている人へ 」でも書いたような話だけど
白いシャツ+べージュのパンツが当たり前なのに
ベージュのシャツ+白いパンツの人ってそうそういないでしょ。
白いシャツ+ブルーのアウターが当たり前なのに
ブルーのシャツ+白いアウターの人ってそんなにいないでしょ。
汚れやすい?キザ?・・・
そういう発想は、
皆さん、くどいようだけど単品思考なプアーな発想ですよ!
例えば白いテーラードのジャケット。
おそらくは大多数の人がそれだけでそっち方面の方々を連想するんじゃ
ないですか?
それを、どうでしょう・・・
ダメージのジーンズとあわせたら・・・
あ~ら不思議、一気にトラディショナルなドレスダウンが出来上がり!
(でも靴は気を付けてネ、そうしないと卒業間際のヤンキーになっちゃうから)
何度も言うようだけど、とにかくバランスが大事。
1枚の白いジャケットから、こんな話に持ってくって凄い?
そうでもない?