最近のテレビにありがちな、良い所で引っ張るって言う姑息なパターン、

すいません・・・


違いと言うのは、巷の物達そのものなのです。


「昔は良かった~」って言うオッサンの決まり文句を差し引いても

当時は、良い物ばかりだったのです。


例えばジーンズ。

今だと、どうしていいのか本当に迷っちゃいませんか?

単純に値段だけとってみても、3桁のファストファションジーンズから、ヴィンテージは

別としても、ダメージ加工で5万も6万もする物までありますよネ。


ところが、当時はそんな選択肢なんか無かったんだから。

国産ならエドウィン、ビッグジョン、舶来物ならリーバイ、リー、ラングラーって

こんな物だった。


ファッションに興味を持ち始めたら、どうしたってリーバイかリーになるでしょ。

これは必然で(たまにカントンとかのマイナーなヤツを履いているのも居たけど)


そうなると、もう大体決ってきちゃう。

501か200番でしょ、当たり前に・・・


例えば靴

中学に入ると制服になる、靴は黒のローファー。

最初に買ってもらうのって、ハルタのランバンモカ(超懐かし~)。

それで、チトシャレたヤツがリーガルの高級ローファーを履いてて

それが欲しくなっちゃう。


そうして高校に入ると、「ヤッパアメリカだっぺ」って事で、こうなると

それまで得意げに履いていたリーガルが何故か野暮ったく見えてきちゃって

頑張ってバイトしてバスを買う訳。


そうなのです、一部例外は勿論あったけれど当時の店に並んでいた物達って

本物ばっかりだったのです。

と言うか、そういうものしか無かった。


だから、さっきも行ったけど選択肢が無かった訳。

でもそこそこどんな物を選んでも、若しくは買わされてもハズシってのが

殆んど無かったのだ。


しかもベーシックな物ばかり・・・

ずう~と一緒に居られるって事になる。


ネッ、ベーシックな物達って素晴らしいでしょ。


何も70年代限定の事柄じゃ勿論無いんだけど、おおむね良い物ってこの

時代に紹介されている感じです。


一方では今の若者は不幸だよネって事も言えるんだけど

コレにしたって、考えようでなかなか見つからないだけに探究心も湧いてくる

でしょ、ポジティブに!


皆、もっともっとベーシックな物に対して敬意を持って欲しいな。


最終的に、無駄金使わないで済む事になるんだから・・・


こんな世代の僕は幸せ者!