本来に戻って見ましょう!
スプリング第2弾として、店が綺麗になりました。
今回は、ウィメンズの「サファリ」がなかなかなんじゃないって
自画自賛です!アイテムは少ないのだけれど・・・
リザード柄をプリントしたスェードのワンピース。
トカゲなのにトカゲじゃ無いってこれいかに・・・
ミディアム丈のこのワンピースは上品に来たら凄く素敵です。
しかし、こんなのを本当のリザードで作ったら一体どういう事に
なるのでしょうか?
(ちなみにインドネシアに生息する、コモドオオトカゲは1回の食事で
自分の体重の80パーセントも食べるそうです、体重100キロだったら
80キロも食べるんだネ、そんなに食べて動けるの?それから寿命も
長くて、50~60年も生きるらしい)
あの、エルメスでアリゲーターのジャケットがあるそうだけど
たしか3千万円て聞いた覚えがある。
どっちにしても、こりや何だか自分が爬虫類になった気分になっちゃいそう。
と言う訳で、こういったアレンジと言うか、発想がヤッパリローレンの
素晴らしい所って事なのでしょう。
ゴールド系のサンダルや、キャンバスとレザーのコンビのロングブーツ
なんかと相性が良いでしょう。
例によって写りが悪いけどこちらはホルターネックのトップとミニスカートの
スカートのセットアップ。
シルクのニットなんだけど、カラーがとても良いでしょう?
マサイ族なんかをリスペクトした、そんな素敵なウェアです。
これはSPRING’97のコレクション(紫の織りネームのヤツ)の
商品なんだけど、僕はこのシーズンのコレクションがやたら好きで
アフリカの日差し、空気なんかが凄く感じ取れる(勿論行った事無し)
一方で、とてもとてもエレガントに仕上がっていると思うのです。
実際、14年も前にも変わらず充分今でも大丈夫です。
(上に着ているジャケットはこれまた不思議な何とホースハイドの
ハラコ素材なのだ!)
上の2つはその時のルックブックからの抜粋になりますがこちらも
同様に今でも通用しますネ。
って言うよりもむしろ、今年のコレクションって言っても良い位。
このローレンのコレクションって言うのは、限りなくオートクチュール
に近いプレタポルテな位置づけだと思うんだけど
ブランドに関係なく、どうしてもこういうウェアはシーズンが終ると
見向きもされなくなっちゃう傾向がある。
勿論そういう括りにしないと次のシーズンのコレクションが売れなくなって
成り立たなくなっちゃうってのも分らないでも無いんだけど
もうちょっと、大事に扱って欲しいなって感じるのだ。