そうそう、昨日の続きです。
全てを小規模化する事が、意外と復活の鍵になるんじゃないでしょうか。
マーケティングが済み、土地の目途が立ったら次は既存の店舗を
手放します。
相当なお金が入ってくるでしょ、多分。
それで、まるまる商店街を作ってしまうって言う寸法。
大型の建物じゃなくてあくまでも、八百屋、魚屋、電気屋、文房具や・・・
こうすると、まず消費者の視点が変わってくる。
大型の店舗だと、行き着けの店は別としてもまず目的の階を探して
そこへ行くでしょ、逆に言うと他の売場は目に触れる事が無い。
ところが、横並びの商店街って結構ずう~と歩いてみたりしないかな?
例えば魚を買いに行ったとする。
魚屋は商店街の五件目、という事は当然その手前の四件は必然的に
視線に入って来る事になる。
「あらまぁ、牛肉が今日は安いのネ、ついでに買っていこうかしら・・・」
って事になる、いわゆる相乗効果ネ。
そして、その一軒一軒にはスペシャリストを配置するの。
めちゃめちゃ電化製品に詳しい人、野菜ソムリエ、焼酎の詳しい人。
大型百貨店が経営しているんじゃ無くて、あくまでも商店として演出する
事が大事。
こうすると、買い物が楽しくなるんじゃないのかな。
特にお年寄りは、地元で分りやすく、安心して買い物が出来る。
そう、昔の活気があった商店街が戻ってくるのです。
さらには、体の不住な人の為に宅配のサービスもする。
電話で注文受けて、お届けってサービス。
地元の人が大多数になるだろうからそんなに負担にならないでしょ、
それから、電気製品の訪問修理なんかもあったら物凄く助かるよネ、
大型の電気屋って安いのは安いし、保障もあるけど殆んど行かなくちゃ
ならないでしょ、しかも車じゃ無いとなかなかいけないような所ばっかりだし。
昨日、リンクした前のを読んで貰えれば分ると思うけど
地産地消の観点で、若者が集まって食料自給率のアップにもつながって
地方都市の活性化にも貢献出来る、良いこと尽くめだぜ!
で、多分大勢の人達がこれを読んで思うのが
「採算取れっこ無いよ」でしょ?
でもネ、だったら今ちゃんと採算取れているのって話・・・
たまに、淋しい所に突然コンビにが出来てて!するけど暫くすると
大抵なくなってるよネ、採算取れていないんだなって思うけど
コンビにってライセンス料、凄く高いんでしょ。
デパートはそんなの無いし、それ位大胆な発想の転換必要じゃ無いの。
「話題のスイーツ、人気の駅弁・・・」
多分、求められているのはそういう物じゃ無くて
「あそこに行けばいつでも文明堂のカステラが売っている」
「チト、お呼ばれ、お持たせはトラヤの羊羹で決まり」
「炊飯器買ったんだけど、操作方法分らないの、持って行くのも重いし
説明しに来てくれない?」
ロジスティック面でも、あんな新宿や渋谷で大渋滞の中に行くよりも
よっぽどストレス無く運転出来るよ、トラックのドライバー。
って、求められているのはこういう事なんじゃないのかな?
何だか、今のデパートって若い人向きにかなり偏っているような気がする。
世の中、全く逆なのに・・・
お金1番持ってるの、お年寄りなのに。
と言う訳で、一介のオッサンが事情も知らずに好き勝手に書いてみたけど
2.3人は共感してくれたのでしょうかネ。
おっとそんなことよりも自分の店の事考えなきゃ、あららら・・・