こう言う季節になると大体思い出すのが子供の頃・・・
うちの実家は前に川が流れているんだけどその昔は自然だらけ
だったの。
残ったご飯粒とバケツ、竹で作った竿を持ってクチボソ釣りに
行ったり(幾らでも釣れた!)、ドジョウを手積みしに行ったり
行ったりって行ってもまん前なんだけど。
それから、普通にキジや山鳩もいたし、川の岩を割れば貝の化石
なんかも見つかったりした。
川沿いの田んぼなんか、ザリガニ天国だったし今じゃ考えられない
野生の大国by久米アキラって訳。
(今じゃ完全三面護岸のただの水路)
そんな影響からなのかどうか分らないけど、学生の頃にはゲリラキャンプ
したり、バイクで山の中(超ウルトラナチュラルトライアルって感じ)走ったり
そんなことしていたな。
で、最終的に今でも続いているのが釣り(他は続けるって言ったって
こりゃ、環境が許さないネ)なんだけど
川、海、湖何処でもやっちゃうのネ。
で、職業柄なのかどうしてもそれぞれのシチュエーションに合った
音楽とか、服装とかを連想しちゃうのネ。
「世界の車窓から」って番組のBGMを思い浮かべてくれると分り易い
と思うんだけど、背景に合った音楽だったり、色だったりを自分の中で
想像する。
(いつもいつも世界の車窓からのBGM感心します、映像とピッタリ!)
で、こう暖かくなって来ると条件反射的にって言うとチト違うのかも
知れないけど、どうしても海が恋しくなっちゃう。
海って言ったって北の荒れ狂う海とか、湘南の穏やかな浜辺とか
色々あるし、人によってもイメージする物って千差万別だから
音楽で言えば、サザンを思い浮かべる人もいればかなりのオッサン
だったらワイルドワンズだったり、新しい所だと湘南の風だったり
その他色々だよネ。
(全部全く聞かないけど・・・)
今日はそんな音楽の話じゃなくて・・・
海から連想するこんな柄の話。
僕が好む海って、暖かい海には変わりないんだけどハワイとかの
リゾートの海じゃなくて、どっちかって言うと例えば東南アジア方面の
かなり生活観のある海なの、何故か・・・
土地、土地の空気って言うかならではの雰囲気が好きで。
と言えば、もう皆さんお解かりの「バティック」
もともとは、ジャワ更紗って言うロウケツ染めの事でかなりの手間が
かかる物だっていう事で、正確にはバテッィック風になるけど・・・
アフリカの先住民の使う色とか、勿論ネイティブアメリカンもそうだけど
なんであんなに溶け込むんだろうネ、日本のキャリコ(絣)もそうか。
中国やインド方面からの影響も受けたりしたようだけどいずれにしても
南国特有の湿気を含んだ生暖かい風を感じる柄だと思いませんか?
サイパンとかグアム、ハワイなんかで空港を出た瞬間のあのモア~ン
としてあの感じネ。
僕のイメージがあの強い太陽と空気、匂いがバティックの風合いと
ピッタリなのです。
で、こんな柄達の紹介です。
ベッドリネン等に良く使われる感じだけど全てウェアです。
左2つがパンツ、他3つがシャツ。
こういう柄って何かとそっち方面の人達に見られがち(言ってる本人が1番ネ)
なので、リネン等の無地と合わせて、上品にって所ですネ。
それから、右から2番目の柄なんてかなり和でしょ。
浴衣にありそうで、その昔に東南アジアと日本が何らかのつながりが
あったんじゃないかって言う想像を沸かせます。
実際、日本の浴衣って平安時代からあったようで浴衣の上半分を切ったら
パレオになっちゃうんだよネ。
(勿論、これって本当のバティックじゃ無いから元々和を意識しただけの
柄かも知れないけれど)
一時、アジアンテイスト的な物が流行ったけどそうは言ってもなかなか
それがウェアに波及しなかったでしょ、メンズの場合。
こんな素敵な柄、もっともっと着て欲しいです。
バティック柄じゃ無いけど、この人もジャマイカでパレオを巻いています。
う~ん、南国行きた~い!