昨日の夜、テレビ東京でビートたけしの何たらかんたらって言う番組やってて、
テーマが「ブランド」と言うから、何気に見てたのです。
「何で日本人はブランドに弱い」とか、そんな感じの内容だったんだけど
今はもう何でもかんでもブランドになってるって、そんな中ビートたけしがある
1人に「ブランドって言うとどんな・・・」って質問したんだけど何と、何と、何とって
3回も繰り返しちゃうけど
「国産!」
て答えたのだ!
これは「原産国だろ!」
ちなみにブランドの語源て、家畜に付ける焼印だったって知ってました?
自分で勝手に突っ込んどいて、なんなんだけど
そのあとも、今や個人ですらブランドになり得るとかって色々とやってたん
だけど(みかん売っている全身オレンジ色の人凄かったのだ!)
僕としては、もうその国産って言う「ブランド」で頭の中がイッパイに
なっちゃって内容あまり覚えて無い位だったよ。
ここに、ポロ・カントリーのアメリカ製のジャケットが1枚あったら
こりゃもう大変な事になっちゃうよネ、だって
ラルフ・ローレンと言う個人の「ブランド」のポロ・カントリーって言う「ブランド」の
アメリカ製って言う「ブランド」・・・エッ?
番組の冒頭でさっきの焼印て言う意味を言っていたし、本来は商標なんか
を表す物だろうし、一方では、いわゆる高級品を指しているし。
広く捉えたり、狭く捉えたり、人によっても見方違うし
結局僕が行き着いた結論は、「テーマ自体に無理がある」って事でした。
で、興味深かったのが「国産」発言の直前だったと思うんだけど「食べ比べ」
をやっていたの。
スーパーで売っている羊羹と、3倍の値段の高級羊羹を5人の主婦が食べ
比べてどっちがどっちって当てる内容だったんだけど、実はそのうちの3人
がさくらな訳。
さくらは、一生懸命安いほうに持って行こうと誘導して結果は良く覚えて
無いんだけど、とうとうだまされちゃった・・・
言いたかったのはこれ程あてにならないって事で、逆に言えば視覚に
よって惑わされるって事だったんだろうけど、僕はどうしても商売柄服飾関係
の例えに当てはめちゃうのネ。
ポロ・カントリーのネタの時だったかな、「ラベルに惑わされるな」的な事を
書いたと思うんだけど、まさに当てはまるなと共感したのです。
実験してみたいですよネ!(勿論自分も含めてネ)
ヴィトンなんかだと、本物か偽物かって比較になっちゃうからちと本題から
ずれちゃうから無理だけど、
利きシャツ大会とか、利きジャケット大会なんかを普段もっともぶった人達
呼んでやったら結構笑える結果出たりして・・・
うちの店は、極力クオリティ重視で物を提供しているつもりで
ここでは言わないけど(言えないけど)同じブランドだって良い物と変な物
ある訳です(あくまでも僕の視点、嗜好での話しだけど)
その辺はしっかりと見極めているつもりなんだけど、ここは1つ改めて
「お奨めは?」って聞かれた時に「全部です!」って二つ返事で答えられる
店でありたいと思わせてくれた、教訓になった昨日の番組でした。
ジャンジャン