うちの店から車で15分走った所に多摩川の○○橋があって、

そこでスズキが釣れるのです。

(セイゴでも無くてフッコでも無くてれっきとしたスズキも混じる!のだ)

しかも、スズキの他、コイ、ニゴイ、ボラ、ウナギまでルアー食ってくるのだ。



東京、神奈川の以外の人にはさっぱりだろうし、ご存知の人にとっては

何を今更って感じなんだけど・・・



もうどれくらいになるか分らないけど気が向くと帰りにちらっと遊びに

行くのです。

いちゃついてるカップルを眺めに行く訳じゃなくて、勿論釣りにネ。


さすがに今は寒くて勘弁って感じなんだけど、春と秋は結構頻繁に通うのネ。

ここはローカル人気スポットでしかもポイントが結構限られていて場所の

確保が結構大変、当然夜の10時とか12時に釣り人が居たりする訳。



で、今日はそんな状況でも何とかなる為の釣り講座って感じです。


言葉で説明するのが結構難しいんだけど、ここって海からの最初の堰堤で

潮の干満が影響する、幅大体50m位の落ち込みなんだけど、

多分、潮の具合で小魚を追って海から上がってくるのネ。


で、神奈川県側からしか投げられない、ってそんな感じの釣り場。

川だから流れはその時々で当然変わるけど、平水で大体「本流」って感じ

結構流れは太いのです。


(大体想像出来ましたか?)



多分、多くの人がそこでやろうとすれば

なるべく堰堤の近くに陣取って、堰堤下の白泡にルアー入れて直撃って

感じの釣りをするでしょう。



確かにセオリー通りの釣りで1番確率は高いんだけど、既に人が入っている

確率も1番高いのです。

(見たところ、大体7フィート位の竿でワーム付けてスローな釣りをしていますネ)


せっかく来たのに釣り出来ないなんて厳しいですよネネ、そんな時は・・・



セオリー無視!



魚が既に上りきっていて溜まっていたら、釣れる確率は限りなく高いけど

もしもそうじゃなかったらと仮定するのです。

もし、遡上途中だったら当たり前だけど堰堤の手前を通過する事になるでしょ?


そうだとしたら、横取り70アップって事になって!!自分でも!です。

当然、潮とか時間とか色んな要素があるから言い切れないけどタイミングが

合えば大釣り出来ますネ。


(何時だか忘れたけど、秋に2時間で7本取れたことがあります)



それから、ポイントも・・・

皆大体ワームであまり飛ばさずにドリフトしたりシェイキングしているのネ、

これも夜だから当然て言えば当然なんだけど、ポイント限られちゃうでしょ。



僕は(ワームの釣りが性に合わないってのもあるんだけど)あえてヘビーウェイト

のバイブレーションを対岸ギリギリまでぶっ飛ばして結構早巻きしたりします。

9フィートの竿に2オンス近いバイブレーションなんてかなり場違いなんだけど

格段にポイントが広くなるしこれって絶対的なアドバンテージです。


(去年の秋の60)
REFLEX的生活様式考


ちなみに、僕のタックルはパームスの96のミディアムに16ポンドナイロンライン

バイブレーションは本当はスカジットのビーフラップの50グラム位のがベスト

何だけどもう廃盤で、とにかくヘビーウェイトのヤツ。



あとはミノーとか、多少軽めのルアー用に76のライトクラスに8ポンドライン。



今までの経験から干潮前後二分位が良い様で、そうするとこんなルアー

使ったら根掛かりが多くって、だから面倒くさくないようにナイロンの直結。



まぁ、ここのスズキ攻略方はちとコアだけど

釣りの本やインターネットの情報をただ鵜呑みにして、釣れずにガッカリするよりは

もっと大雑把に色んな物用意して状況に合わせられる準備をしておいた方が

良いですよ、釣りなんて1+1=2なんて物じゃないから・・・


(実際、2時間で7本のうち、6本はサクラマス用のスプーンなのだ!)



何事も見るのとやるのとじゃ大違いって訳。

大分前にも書いたけど、あまりにも細分化されたルアーって逆に釣れなくさせる

んじゃ無いかと思うのネ。


例えば、事前の情報で荒瀬が多い渓流に、今主流のヘビーウェイトのミノーだけ

持って行ったとする、で、いざ着いたら大渇水でってなったらもう打つ手無し・・・

備えあれば憂い無しって事で・・・



これも前に書いたけど、マニュアルに添っただけじゃ、良い結果は望めません。


何事も探求すると面白いですよネ、釣りも服装もネチョキ