この前、たまたまたーまねいたーじゃ無くてターミネーターの続編の
CMだか番組のネタだか忘れちゃったんだけど、
そういうのをやっていて。4だか5だか・・・
そう言えば最近はシリーズ物多いですよネ。
ロッキー、ダイハード、スパイダーマン・・・って言っといて実は殆んど映画を見ない僕は
よっぽど何かのきっかけが無い限り、映画館に見に行くなんて言うのは日食を見た回数よりも
少ないかも!
ちと話がそれてしまうけど、テレビ番組のCMの何と多い事か!
しかもいっつも良い所で引っ張る引っ張る、あれじゃかえって見る気がしなくなるし
CMのクォリティも低い物だから更に見たくなくなるし・・・
アンケートでもとったらそう感じている人多いと思うんだけど
どんだけ~ 僕だけ~(古!)
不況なんですネ。
で、
映画の配給会社にお勤めのお客様に以前伺った事がありました。
「最近シリーズ物の映画多いですよね~?」
おおむね「不景気の影響で・・・」と言う答えを予測していたのですが
「良い脚本家がいなくて・・・」と言う想像の付かない答えでした。
不景気・・・関係無くは無いんだろうけど、もともと脚本家のギャラは安いらしくて
ちょうどその頃、脚本家達のストライキが云々なんて話も聞いたような。
なので良い映画が作れなくて安直にヒットした映画をシリーズ化しちゃうらしい。
(おっと、釣りバカ日誌は別ネ 浜ちゃん最高!)
そんなこんなで(そんなこんなってどんなこんなそんな?)
いつもの如くここからようやく本題です。
そう、殆んど映画を見ない僕が何かのきっかけでたまたま見に行った映画です。
(ぜんぜん話題にならず、どこかの何とかホール的な所で見たような・・・)
1987年の「八月の鯨」と言うアメリカ映画です。
リリアン・ギッシュ主演(調べた所、当時90とか93とか・・・映画主演の最高例記録って聞いた覚えがあります)
で何と出演者がたった5人、ロケーションが家(サマーハウス?)の周りだけって言うある意味凄い映画でした。
何せ、22年前だし、間違っていたら御免なさい。
二人の老姉妹が鯨のやって来る入り江のあるメイン州のサマーハウスで晩年を過ごすって言うただそれだけの
映画で、姉は盲目、妹が世話をして・・・てネタばれになっちゃうし、他であらすじは調べてネ。
簡単に言ってしまえばただ日常を描いているストーリーで、
クライマックスもサプライズも無く、でDVDにもなっていないようです。
生き方の提案とか姉妹の愛とか現代社会へのアンチテーゼとか
明確なメッセージも何もありません。従って・・・
賛否両論色々な感想、意見があるようです。
でも
リフレックス的には
絶対に見てください!!
亡き夫の写真と誕生日を祝うシーン(しっかりと化粧をして)や、鯨の来る(来ない?)入り江を見渡す
デッキで髪を梳かすシーン等、とてもとても言葉では表現出来ない物があります。
人の感じ方はそれぞれなので全く何も感じる所の無い人もいるかもネ。
そんな人は、服装や家の内装に目を向けて見ては・・・
多用されているオーガンジーやシフォンの衣装は今時の表面的な華やかさとは一線を画した
素朴な内面から湧き出るエレガンスがあります、キッチン等も素朴な雰囲気が漂い
ラルフローレンのカントリーの世界とリンクしています。
それから勿論メインの自然も!
絶対見て下さい!っていっておいて
あっ!ビデオは出てるようで・・・
良かった・・・ホッ
相変わらずコアな話題ばっかりで恐縮している今日でした。
ジャンジャン