昨日は雨の中、少し早あがりしてとあるブランドのパーティーに出かけました。
ドレス姿の女性達は大変そうでした。
こんな時は大抵「ついてないなぁ」と思うはずですネ。
家の店も駅から結構歩くから来店客も減るし、車の運転も気を使うし。
休みの日ならば庭の手入れも出来ないし、あまり良い事ありません。
最近は予測不可能なゲリラ豪雨も増えてきて全く厄介な物です。
温暖化を身近に感じる典型的な例でしょうか?
乾季、雨季のある熱帯地方ではスコールが降ったり全く雨の降らない砂漠があったり。
万年雪を望むマッキンリーのような地方があったり。
一年中真夏の地方や永久凍土の残るアラスカ・・・
そんな色々な気候がある中、この日本には四季がありますよね。
日本人て幸せです!
日本人の豊かな感情や食、情緒等はそんな気候と民族性から生まれたのだろうと僕は
考える訳です。
例えば雨って一言で言ったって数えきれないほどの種類がありますよネ。
「春雨」、「菜種梅雨」、「五月雨」、「氷雨」、「霧雨」・・・
平安時代の遊びや古典芸能の世界等でこのような繊細な表現て生まれてきたのでしょうか?
娯楽なんか現代に比べたら圧倒的に少なくて、身の回りの全ての事を楽しみに変えて行く才能が誰にも
あったような気がしますネ。
がらっと気分を変えてそんな「雨」を楽しんではどうでしょうか?
レインコートにラバーブーツ履いて水溜りをジャブジャブと(それはちと変か?)、ツイードのジャケットの襟
を立ててイギリス気分を味わうとか。
今年も後一ヶ月をきった所、そんな季節に。
多分、昨日の東京あたりに降った雨は「時雨」になるのでしょう、そんな日が休みだったら
少しの時間、テレビを消して、パソコン閉じて。
「雨を眺め」、「雨の匂いを嗅ぎ」、「雨の音を聞き」、先人達の豊かな感性を感じ取る
なんて事も良いんじゃないかな?
一句したためたりして・・・
銀杏の葉 時雨に落ちて 月出づる
(銀杏は秋の季語、時雨は冬の季語で、しかも季語が二つってのははルール違反ですネ、でもこの場合は時雨が主季語になるので許してネ、そして温暖化が進む今、秋から冬への移り変わりが伝わるでしょ?)
お粗末・・・
せっかく日本と言う、四季がある土地にいるのだから。
温暖化が進んでそのうちに夏と秋の二季になってしまう前にネ!
ジャンジャン