ゴールデンウィークもすっかり明け、新緑が目に映える5月、いかがお過ごしでしょうか? しーちゃんこと清水です。
新人研修がひと段落・・と思いきや!な時期にもかかわらず、26名(+Z.M.Y.T2名)の方のご参加をいただきましたReflection Night - 2nd EAST Vol.6。
実施者目線となりますが、振り返りにおつきあいください。
◇概要
実施日:2016年5月13日(金)19:15~21:15
会場:東京都新宿区の高層ビルが途切れるあたりのオフィス
参加者:26名
企画運営:吉岡太郎、清水能子
◇なにをしたの?
まずは、自己紹介からの他己紹介。
はじめましてのみなさまも、お久しぶりねのみなさまも、あ昨日はどうも、なみなさまも、普段はあまり話さないであろう「幸せ」を色で表しながら自己紹介。そして、自分の紹介を他の人の言葉で聞くときの「ズレ」を体感いただくワークでスタートです。
場が温まったところで、本編のワークショップに入ります。
今回は絵本を使ったワークショップを実施しました。
私たちが選んだ絵本は2冊。
「でも だいじょうぶ!」
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「りんごかもしれない」
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諸事情によりワークショップの詳細は割愛させていただくのですが、絵本を侮ることなかれ、大人なみなさんが絵本にぐぐぐっと入り込んで議論を深めていただいていたことがとても印象的でした。
いただいた感想
・色と絵本で、入りやすいし、とてもよい雰囲気でした
・人によって「幸せ」を感じる時間軸が違うことに気づきました
・同じ絵本を読んでも、見ている視点が違っておもしろい!
・絵本って意外と奥深い、絵本を買いたくなりました
・答えが無いものについて考える経験はとても新鮮でした
・参加者の皆様の価値観に触れることで自分自身の思考も深くなりました
・幸せには定義があってないようなものなんだということ、幸せを求めているはずなのに、問われるとすぐに答えられないものなんだと気づかされました。
ナドナド・・・
幸せって、無意識の意識化のしがいがあるテーマだったのかもということと、
絵本って実はパワフルなツールだ、ということを確信した夜でした!
そして総括するような「最後の問い」にみなさましばし沈黙・・・。
ここでさらにリフレクションが進んだのではないでしょうか。
と、簡単ですが、実施のご報告はここまで。
ここからは、本番までのことを時系列で振り返りたいと思います。
◇いただいていたお題
ワークショップデザイナーでなにかやってミテ!ね。
◇はじまり
Z.M.Y.T(企画)メンバーの初回会合は開催日のちょうど1ヶ月前の4月13日でした。時間があるようなないような。「初めまして」のワクワクと「間に合うんかな」のドキドキを抱えた初会合でしたが、その日はチームビルディング&企画の方向性のすり合わせを行いました。
昨今バブル化している「ワークショップ」。果たしてリフレクションナイトのみなさまになにを持ち帰っていただけるのか・・・そんな思いが錯綜する中、「幸せ」をテーマにすること、次の会合の日付、を決めてお開きとなりました。
◇ワークショップをつくることがワークショップ
2回目の会合は、ゴールデンウィーク真っ只中のよく晴れた1日でした。
朝10時から夕方5時すぎまで、どんなプログラムにするといいのか、目的や狙い、参加者にどんな気づきを持ってもらいたいのか、そのためにはどんなコンテンツがいいのか、というプログラムデザインの話を煮詰めました。
今回着目したのは、「違い」までいかない「ズレ」。そして、その「ズレ」を引き起こしている「自分の中のとらわれ」。そんなことを感じられるワークショップと方向性を決めました。
メンバーのこれまでの経験を持ち寄ったりしながらアクテビティを考えていたときに、絵本のワークショップを受けたときの「ズレ」感に思い当たり、絵本を題材にすることになりました。
◇ラストスパート
ちょっとしたトラブルがあったり、未決事項山積のまま、最後はSNSでのやり取りで準備を進めました。
私にとっての教訓ですが、直接会って話ができない、時間がすれ違う、そんなときはSNSはとても便利です。が、前提として、相手の方のバックグラウンド、コミュニケーションスタイル、問題解決スタイル、人となりなんかを知っておくことが、本当に大切だなと改めて実感しました。
ということはですよ、はじめましての方にはそんなことを自己開示しておくと、お互い幸せになれるんじゃないか。と。
◇さいごに
一連の企画運営を通して、本当に多くの気づきや学びを得ることができました。機会をいただいたことに感謝多謝です。Z.M.Y.T、おすすめです!
◇おまけ
絵本のチョイスがイイネという声を多くいただきました。ありがとうございます。
絵本は、実は私の友人達が実施したワークショップで使われていたもので、私もそのパワーに圧倒されたため、今回選ばせていただいた次第です。
ちなみに、「でも だいじょうぶ!」の原題は「Bad News, Good News」です。英語で読むとまた雰囲気が違いそうですよね!
以上です!
最後までおつきあいいただいて、ありがとうございました(_ _*)