アーユルヴェーダと七十二候 | アーユルヴェーダの智慧〜Re*etherだより〜

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健やかに、そして幸せに生きるために。
アーユルヴェーダやインド哲学を中心に学んだことや、
日常のなかで気づいたことを綴っていきたいと思います。


こんにちは。

さあ、昨日から新しい暦が始まりました!


……え?
新年明けてもうだいぶ経つけど……?
 

はい照れ
西洋の新暦ではそのとおりです。

でも、ここは日本。
日本には旧暦があります。


地球が太陽の周りを一周する時間の長さを
1年としたのが太陽暦太陽
月が新月から次の新月になるまでを
1ヶ月としたのが太陰暦お月様

旧暦は、このふたつを組み合わせた太陽太陰暦で、
昔から日本の移ろう季節や暮らしを反映した
暦として親しまれてきました。


立春とか、五月の節句とか、
スーパーでも二十四節季を意識した食材の紹介など
メジャーになってきた旧暦ですが、
これをもっと細かく分けた七十二候
私はとても好きです照れ

たとえば昨日から8日あたりまでにかけては
東風凍を解く(とうふうこおりをとく)。
東風とは、春風のこと
(中国の陰陽五行思想で、春は東を司ることから)。
暖かな風が吹いて、氷が溶けだして
春の訪れを感じられますよ、という
季節の風景やできごとを名前につけています。


………安心してください。
ここはアーユルヴェーダなブログです。笑

以前、お話したかと思うのですが
アーユルヴェーダにも季節の過ごし方について
いろいろ記されています。

ただ、アーユルヴェーダが生まれたのは
現在のインド北西部のあたり。
雨季も乾季もない日本とは、少し季節の訪れかたが
異なります。

異なります……が。

新暦(グレゴリオ暦)と、旧暦と、
アーユルヴェーダの季節を比べてみると
新暦よりも、なんと旧暦のほうが
アーユルヴェーダで記されている季節と
重なっているのですおねがい


だったら、より身近で、より日本に住む
私たちが馴染みやすい旧暦と照らしあわせて
アーユルヴェーダな話をしていこう!!

……というのが今年のテーマですキラキラ
(さあ、賽を投げたぞ!)


もちろん、昨今の異常気象や
体質、体調による個人差が生じますので
こうすべき!といった書き方はしません。
1へぇ、2へぇといったトリビアな感じで
1年を過ごせていけたらな、と思います照れ