アーユルヴェーダの智慧〜Re*etherだより〜

アーユルヴェーダの智慧〜Re*etherだより〜

健やかに、そして幸せに生きるために。
アーユルヴェーダやインド哲学を中心に学んだことや、
日常のなかで気づいたことを綴っていきたいと思います。


こんにちは。


毎日暑いですねアセアセ
今年はさらに外出時のマスクがあるので、熱中症に気をつけたいところです。


さて、自粛期間もとりあえず明けて季節は夏。
新しい生活様式、慣れましたでしょうか。
密を避ける、手洗いうがい消毒殺菌に努めるなど、
細かな項目がありますが、
要は、リスクのある行動を控えるようにしましょう
いうことなのだと思っています。

ですが……

法(強制力のある)の意味のダルマではなく、
道徳(個人の価値観)の意味のダルマなので、

当然、行動には個人差が生じます。

自粛期間と同じ生活をしている方もいれば、
なるべく密にならないよう出かける方もいる。
帰省される方もいれば、そうでない方もいるし、
遊びにいく方もいれば、そうでない方もいる。
少しでも熱があれば控える方もいれば、
クラスターフェスに参加する方もいる。

少し前、帰省された方のおうちに、
抗議の手紙が投げこまれました。
手紙を書いた方が、何を思ってそうされたかは想像するしかありませんが、
長引く不安な生活のなかで、ご自身や家族やコミュニティを護りたくて、
投げこんでしまったのかもしれません。

ですが。
アーユルヴェーダな観点で捉えれば、
これは、オージャスを減らす行為に他なりません。
生まれたときから備わっている生命力を減らすほど、
不安、怒りの感情は強く、
外に向けてぶつけたところで解消するものでもないのです……。


アーユルヴェーダを生んだインド哲学とも関わりのある
仏教を説いたブッダの有名な言葉があります。

天上天下 唯我独尊
三界皆苦 吾当安此

意訳すると……

天にも地にも、この広い大宇宙で、
今、私は生まれてきた。
この、苦しみと悩みの渦巻く三界にいながらも
誰もが本当の幸福になれるように。

と、なるかと思います。

基本的に、この世は苦であること。
それでも身分の差や、生まれおちた境遇の差もなく、
誰もが幸福になれること。

ここでいう本当の幸福とは、
苦しみから解放された状態ではないでしょうか。

究極をいえば解脱、となるのですが、
そのためにも欲をそこそこに、罪禍のない生活を
愉しみながら善い行いを心がけたいものです。

善い行いとは、それによって生じる結果が
私にとっても、あなたにとっても良いことで、
私もあなたも、HAPPYであれること。

ストレスが溜まる、イライラする、、、
それでは「私」がHAPPYじゃない。
でも、他者を思いやらず、自我を通せば
「あなた」がHAPPYになれない……。

そこをコントロールしてバランスをとってゆくことが
本当の「新しい生活様式」なのではないかな、と
思っています。