53年生きてきて(まだ52ですが)何本かの指に入るほど、めちゃくちゃきつかった今年が漸く終わろうとしている。一体、何度泣きを見たことだろう。それでも、意外に自分は結構元気で、ワーワー喚きながらもよくここまで耐えてきたと心底思う。支えてくださった皆様、両親と神様にただただ感謝しかない。

 

今日はその「感謝の思いをあらわす一環」で寒い京都でお姉さまと久々にお食事をしてきた。笑顔でお見送りをさせていただいた後、駅に行ったら美しい虹がまっすぐ「立っていて」、それが今年一年頑張ったことへの神様からのご褒美に思えた。ありがとう、神様。

そんな一年をなんとかなんとか乗り越えてきて、今、思うのは、なんというか、もう躊躇いも迷いもなくずんずん進んでゆこう、ということ。実際はこれからもしょっちゅう悩んだり、凹んだり、泣いたりするんだろうけど、でも、なんかふっきれたというか。

 

同世代の中山美穂さんの急逝にも大きく影響受けてる。だって、わたくしと二つしか学年が変わらないんだよ?(美穂さんのほうがお姉さん、ね) あんなにお美しく魅力溢れるかたが突然旅立ってしまわれた。ほんと、いつ人生終わるかわからない。ならば、思うように精一杯生きようって。
 

勿論、頑張ったとして、結果、どうなるかはわかんないよ? でも、やりたいことを精一杯やって生きたなら、少なくともこの世に対して後悔は残らないから。死後、いちばんくるしいのはやり残したことだと、わたくしは魂の記憶で痛いほど身にしみてわかっているから、それを二度と繰り返してはならない、と。

 

やりたいことをやり、伝えたいことを伝え、それでどうなるものでもないかもしれないし、おひとに伝わらない、わかってもらえない、認めてもらえない、理解されないかもしれない。それでもやっぱりやるだけのことをやっておかないと、死んでも死にきれない、それだけは思うんだ。

 

本当に大切なものを大切にして、自分に嘘をつかない、小さな違和感を無視しない、自分で自分をもてなすように、愛するわが子を大切に丁寧に育てるように、これからも自分を慈しみ育て続けてゆく。たとえおばあちゃんになっても、魂の進化は永遠に続いてゆくから。

 

半世紀超生きてきて、さすがに自分にとって何がいちばん大事なのかはもう嫌というほど思い知ってる。ならば、これから残りの人生は、ただそれらを大切に生きてゆこうって。それら以外は要らないよ。本当に大切なもの、こと、おひとだけでいい。本当にそれだけでいい。

2024年、まだ三週間近く残っているけれど、最後、ちゃんと有終の美を飾って、新しくやってくる2025年は清々しい気持ちで迎えたい。まっさらな心で。まっさらなわたしで。それが今、いちばんの願い。神様、ありがとう。

 

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最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

 

● 夢咲璃い(ゆめさき りい) 自らの資質をどこまでも高めることを通じて広く社会に貢献しようと志す女性起業家の為の直観コンサルタント