Karina CubilloによるPixabayからの画像
傷を抱えたままでも、生きてゆくことは出来る。
つらさを、あたたかな愛に変えることも出来る。
わたしはわたしが思うより、ずっと強いのだ。
過去を乗り越えよう。
つらい経験をしてこられたかたほど、お優しいな、と感じたことは、わたくしも沢山ございます。
自らが持つ つらさやくるしみ、艱難辛苦をどれだけあたたかな、愛あるもの、光あるものに昇華出来るか、そこがまさにそのひとの器量が問われるところでございますね。
被害者意識にまみれるのではなく、全てを糧にして、大空に羽ばたけるように。
そのために必要なのは勇気と行動力と、あとはやはり何よりも自分をあきらめてしまわないこと。
自分を信じること、それに尽きると思います。
その気持ちさえあれば、どんなにへこたれようが、どんなに力を失おうが、やがていつかは再び立ち上がれる。
そう、誇り、ですね。
誇りさえあれば、必ず、ひとは立ち直れる。
どんなに深い谷底に叩き落されようと、必ずまた復活出来る。
わたくしはそう信じます。
これまでにも誇りについては何度も書いてまいりました。
わたくしが受けてきた教育において、誇りについて学んだことなど、多分、一度もなかったと思います。
おひとに親切にしましょう、お相手のかたのお気持ちを考えましょう、みんなで仲良くしましょう、そうしたことは嫌と言うほど、先生にも親からも散々言われ続けてきたけれど、いちばん大事なのは健全な自尊心だとわたくしは思うのです。
和して同ぜず、というか。
自らが大和民族であることを誇りに思う者のひとりとして、日本古来の和の精神は本当に素晴らしいと思うけれど、でも、それだけでは生きてゆけない、と痛感します。
特にこれからの時代はますますそれが求められてゆくと思います。
和を大事にするのは素晴らしい文化です。
でも、それだけではやってゆけない。
健全な自尊心、誇りを持つことこそが、これからの時代を生き抜いてゆくうえで何よりも大切だとわたくしは思うのですが、いかがでございましょうか?
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最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
● 夢咲璃い(ゆめさき りい) 女性リーダー・女性起業家のための直観コンサルタント