愚木混株 Cdd20によるPixabayからの画像

 

この国が資本主義、商業主義の世の中だから仕方ないのかもしれませんが、最近、改めてこの世の中は「わたしに注目して!」とか「こっちを見て!」と主張するものだらけだな、と痛感いたしております。

それこそ、ネット上の広告にとどまらず、おひとがご投稿なさるものもそうだし、何かの呼びかけ、その他にも様々な問題提起や主義主張、この世のあらゆるところに「こっちを見て!」とか「こっちに来て!」「わたしに注目して!」というものがごまんとある。

あれ? この世ってこんなものだらけだったっけ? てなことに、最近改めて気づいたのです。

 

それは SNS 上での「これが正しい」「いや、こっちが正しい」みたいな論議がきっかけだったかなぁ?

ーー確か、何かの社会問題を提起しておられる流れの中で、要は両論が対立しているような状態で。

で、その論議においても、それぞれがご自分の立場やご自分にとって都合のよい情報を広めようとなさるのですね。

 

でも、中立的な立場でよくよく物事を見てゆくなら、「あれ? なんかそれ、おかしくない?」というようなことが出てくる。

となると、お互い自分のほうにとって都合のいい情報しか発信しておられないんだなーということに改めて気づいて。

なんか、この世の中、ほんと、そんなのだらけだなぁー。

真実、真実、とかいうけれど、一体どれだけの御方が本当の真実、本物の真実に辿(たど)り着くのが無理にしても、近づいておられるのだろう?

もしかしたら、この世は誠に複雑怪奇で、そして、とにかく自派に取り入れようと、或(ある)いは、自分にとって有利になるように仕向けることしか考えていない人々が殆(ほとん)どなんじゃないかしら? などと思えてきて。

ちょっと末恐(すえおそ)ろしくなってしまいました。

 

神宮の森の伐採の件、然(しか)り、その他様々な社会の諸問題しかり、或いは、ビジネス上でどちらがアドバンテージを取るか、も含め、この世の中、とにかく勝ち負けが基本で、その「勝ち」のためなら、ある意味手段を選ばないというか。

まだこの国においてはそこらへんの競争も、他国に比べて、顔をしかめるほどに「えげつない」ことは少ないのかもしれません。

 

 

~神宮外苑再開発に関する様々なニュースなど~

 

 

 

 

 

 

 

~この件に関しても、非常に考えさせられた~

 

 

 

 

~これに関しては、もう、単純に「加害側を支持する」だなんて「ひどいなー」と。そもそも、なんでこんなことになったんだ? 聖職者という名がついてるから? 誠に解(げ)せぬ。~

 

 


でも、やっぱり、なんだかそんなことに気がつき始めたら、本当に純粋な心で、この世の中やおひとのためを思って私心無くして行動していらっしゃるかたって、どのくらいいらっしゃるんだろう? と思いました。

まぁ、私心無くして、というのが単に理想論なのだとしたら、「出来るだけ」私心を無くしてゆけるか? というのもこれまたひとつ考慮すべき尺度なのだな……とまで考え出すと、もう、それじゃぁ、全部この世の中のものは、私心ありまくりなの? などと思えてきたりもして。

 

勿論、ここで書いているのは、単なる理想論、机上(きじょう)の空論なのはよーくわかっています。

でも、一度そんなことを考え出したらきりがなくなって。

 

ここでよもや、わたくしが聖人君子だと申すつもりは毛頭(もうとう)ございませんが、とにかく、この世はいろんなかたの思惑、駆け引きが、至るところに渦巻いているのだなーという気がつくづくいたしました。

そんなときはこちらのお坊さま↓(小野龍光(りゅうこう)さま)のお話をお伺いするのがよろしいのかもしれません。

 

 

ね? 

というわけで、今回は答えの出ないままですが、このへんで。

 

でも、上のリンク先のお坊さま↑がおっしゃっておられるように「もっと、もっと」の資本主義の世の中はやはり生きるのがしんどいですな。

その閉塞感に気づいていらっしゃる方々もそれなりに一定数いらっしゃるとは思うのですけれどもね……。

むー(悩)

 

・・・

 

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

 

● 夢咲璃い(ゆめさき りい) 本気で社会貢献を志す女性起業家のための直観コンサルタント