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わたくし達は皆等しく、いつか必ずこの世を去ります。
そして、それは新しい世界への旅立ちなのです。
魂の旅は永遠に続き、この世を去れば、また別の新しい場所へゆくのみ、です。
これまで何度も取り上げさせていただいたことですが、女優さんの川島なお美さんの告別式のとき、ご主人の鎧塚(よろいづか)俊彦さんは喪主様としてのご挨拶で、こんなことをおっしゃっておられました。
"女房は最後の最後まで諦めるということはしませんでした。女房のことは私はよく知っているつもりです。女房は他界したぐらいでへこたれるような女性ではありません。今もこのどこかでこの話を聞いています。もしくはそれさえも「私は次のステージのことを考えているよ。みんなも元気出して」と言っているような気がします。"
鎧塚氏「女房は他界したぐらいでへこたれる女性じゃない」
2015年10月03日 05:30芸能
スポニチアネックス
なお美さんがご逝去されて間もなく、かなしみも深い2015年の10月、わたくしはこの記事を拝読して、ものすごく大きな衝撃を受けました。
だって、「他界したぐらいで」と鎧塚さんはおっしゃった、それほどまでに、女優・川島なお美さんという御方はものすごいかただったんだ!! と心底思わせられたのです。
だって、「他界したぐらいで」、ですよ?
それはなお美さんが死をも超えるほどの強いお覚悟をお持ちでいらした、ということですよね?
それって、本当にものすごいことだと思われませんか?
以来、わたくしも、なお美さんほどの強い女性でありたいと心から願うようになりました。
「死」をも己の魂の進化の過程のひとつに過ぎない、わたしもそう心から信じられるほどのひとになりたい、そう思い続けてまいりました。
鎧塚さんが愛する奥さまのことをこうおっしゃったように、死は決して終わりなんかじゃなく、新たな未来への旅立ちなのだと、わたくしも心からそう思います。
勿論、大好きなひとと二度とこの世で逢えないのはとても寂しいしかなしいことです。
でも、ながーい魂の歴史から見たら、この世での滞在時間なんて、実はほんのわずかなのかもしれません。
わたくし達の魂の旅はどこまでもどこまでも永遠に続く。
この世での滞在時間が瞬きの一瞬くらいなのなら、なお一層この世での全てを愛し、一日一日を慈しむように生きてまいりましょう。
そして、この世を去るときに少しでもいい思い出を持ってゆけるよう、精一杯生きましょう。
この世を去ることは決して終わりなんかじゃない。
だからこそ、この世でどれだけこの命を美しく輝かせられるかが本当に、ものすごく大事、なのです。
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最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
● 夢咲璃い(ゆめさき りい) 女性リーダー・女性起業家のための直観コンサルタント