こちらは、連載 『 Love Yourself 〜 貴女は本当にかけがえのない、大切なひとだから 』の中の一(いち)記事になります。

 

同連載の目次につきましては、こちらをご覧くださいませ

 

・・・

 

vargazsによるPixabayからの画像

 

人生の贈り物

 

この世の中、どう生きようが、ある意味、それぞれ「個人の勝手」です。

なぜなら、貴女の人生は他でもない、貴女ご自身のものであり、それはどんなに貴女を愛していらっしゃる御方でも、絶対に代われないものだから。

だからね、結局個々人がそれぞれに自分を大切に思って、自分が信じるところの道を懸命に生きてゆくしかないのです。

 

でね、そうして、自分の生き方を考えてゆくときに、なんていうのかなぁ、その選択基準って様々だと思うのですよ。

冒険好きなかたなら、何事にも積極果敢に生きてゆく道を選ばれるのだろうし、何よりも安定がいちばん! ってかたは、そうした人生を選ばれるのだろうし。

或(ある)いは、沢山のことを経験してみたい! とおっしゃるかたは、ご結婚を何度か繰り返されるかもしれないし、お仕事もその時々で様々なことに携わってゆかれるかもしれない。

ほんと、そのかたがどのように生きられるかは、そのかた次第なんですよね。

 

・・・

 

生きてゆくにあたっては、思い通りにいかないことのほうが多々。

そんなのしょっちゅう。

 

でも、そうした中でも、出来るだけ自分の理想を実現していくのってかっこいいなぁってわたくしは思います。

たとえどんなに遠回りをしても、わたくしは自分がやりたいことを絶対にあきらめたくはないタイプ。

だから、まぁ、今も「こんな状態」なのかもしれませんが……(苦笑)

 

・・・

 

でね、何が言いたいかというと、そう、貴女にとって、貴女が本当に心から納得できる、「魂が安心できる」道を選んで生きてください、ってこと、なんです。

 

そんなこと言ったって、さっき自分も「思い通りにいかないことのほうが多々」って言ったじゃん? とおっしゃいます?

確かにそう。

 

この世というものはなかなかなに「厳しい側面」もいっぱいあったりして。

それに、おひとがそれぞれにそれぞれの思惑で生きていらっしゃるから、うまくゆかないことだって多々ありますよね。

 

・・・

 

でもね、そうしたことを大前提にしても、それでも、時間の波にいくら洗われようとも、ご自分にとって本当に大切なもの、こと、思い、そうしたものはとことん大事にしていっていただきたいなって、わたくしは思うんです。

そして、そうして生きてゆくところにこそ、まさに貴女の心が、そして、魂が望まれる道が出来上がってゆくと思うのですよね。

 

・・・

 

「うまくゆかない」っていうのは、まぁ、大抵、短期的なスパンで物事を見た場合、ということが多いです。

でも、この世には幸いにして「時間の流れ」というものがありまして♪

 

まぁ、往々にしてその「時間の流れ」によって、消えていってしまったり、変化していってしまうもの・ことが大半なのですが、そんな中でも、自らの中にあるものをしっかりと貫いてゆくところにね、まさに奇跡は起こるのですよ。

 

・・・

 

わたくしはこの世でいちばん強いものは、この時間の波を潜り抜けたものだと常々思っております。

なぜなら、この世は、いえ、この宇宙は、つねに変化を繰り返している。

その中でね、自らの思いを、意志を貫く、持ち続けてゆくって、なかなかそう簡単なことではありません。

 

勿論ね、なんでも変化しないままがいい、と言っているわけではないのですよ。

どんなに長くもったものだって、結局いつかはついえてゆくことになるのでしょう。

それこそ、時間の流れとともに。

 

それでも、自分のたった一度きりの人生、それこそ命を懸けて守り抜きたいもの・こととかって、やっぱり大事にしたいじゃないですか?

そうしたときにね、たとえ限られた時間の中ででも、それこそ、自分の目が黒いうちは、それが成ってゆくように最大限力を注いでゆきたい、そう心から思えるもの・ことがあるのなら、わたくしはそれを是非大事にしていただきたいなって心から思うのです。

 

・・・

 

そうして生きてゆくところにこそ、人生に深い満足感が徐々に形成されてゆくのであり、また、貴女ご自身の魂の成長も発展もあるのですよ。

そして、それこそがまさに心から納得出来る、魂が安心出来る道、生き方だとわたくしは心から信じます。

そうして生きてゆくことは本当に難しいけれど、でも、命と同じくらい大切なもの・ことなら、そこに充分エネルギーを注ぐ価値があるじゃありませんか?

 

それにね、この世を去るときに持ってゆけるのは愛の記憶だけなんです。

ならば、自分のエネルギーを存分に注いだもの・ことがあったということ、それもまた愛の記憶のひとつとして、天に持ってゆけるはずなんですよね。

 

それこそ、ご自身がご自分のためにつくり出された尊い贈り物として。

それは、まさにこの世で最後まで頑張って生きた、光り輝くご褒美、「今回の人生の贈り物」になり得るとわたくしは思うのです。

 

・・・

 

同じ生きるなら、出来るだけ後悔のなきように。

それはとっても難しいことだけれど、でも、生涯を懸けてチャレンジする価値は充分あるとわたくしは思います。

 

一度きりの人生、本当に大切なもの・ことを、心から大切にして、丁寧に、丁寧に、そして、何よりも自分に対して誠実に在りましょうね。

どうぞ貴女にとっての大切なもの・ことが、貴女とともに美しく光り輝いてゆきますように。

そして、この世を去るとき、貴女がその手に素晴らしい「人生の贈り物」を抱いて、天に昇ってゆかれることになりますように。

God bless you!

 

・・・

 

連載 『 Love Yourself 〜 貴女は本当にかけがえのない、大切なひとだから 』

 

ひとつ前の記事 24.「目には見えない世界」は決して「この世」の避難場所などではない

 

次の記事 26.おひとを裁きたくなったら、神様にお預けする

 

 

・・・

 

●夢咲璃い(ゆめさき りい)の書き物のご案内●

 

電子書籍『光の道をゆく』(2014年)

 

連載 『貴女はもっと幸せになれる! 内なる声と共に創造するスピリチュアルな生き方』(2019年)

 

連載 『わたしらしく輝いて幸せに生きる ~ 新しい時代を軽やかに、そして、しなやかに強く生きてゆく女性のためのゴールデンルール』(2020年) 

1.心の声に耳を傾ける

2.本当の気持ちにあたたかく寄り添う

3.理想の人生を創造する

 

・・・