こちらは、連載 『 Love Yourself 〜 貴女は本当にかけがえのない、大切なひとだから 』の中の一(いち)記事になります。
同連載の目次につきましては、こちらをご覧くださいませ。
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かけがえのなさを主張せよ
今の若い世代の方々はまた違うかもしれませんが、わたくし達世代(昭和40年代後半の生まれ)の女の子は、ともすればまだまだ昭和時代の男尊女卑の文化の中で育てられたとわたくしは思っております。
そこには、「女の子なんだから〇〇しなさい」とか、「女の子は当然〇〇すべき」といった、様々な不文律が日常生活の至るところにあって、それは成人して就職してからもずっとそうだったのではないかな? とさえ思うのですよね。
やっと最近(?)になって(ここ10年くらいですかね?)、随分といろいろと世の中の「常識」も変わり、わたくし達が若かった頃のような理不尽な扱いを若い女性の方々があからさまに受けるようなこともなくなってきたのでは?
それ自体はものすごくいいことですよね。
わたくしはこれからは「男女差別がどうのこうの」といった枠を超えて、全てのかたにとってより生きやすくなる社会になっていってほしいと心から願っております。
話は戻ってーー、わたくし達世代の女性は、とにかく「女の子なんだから控えめに」とか、家庭の中でもやはり「お父さんやお兄ちゃんが先」で、どうしても後回しというか、自分を尊ぶとか、そんな教育も文化もまるでなかったのではないか? と今となってはつくづく思うのですよね。
ですから、どんなに優秀な女性のかたであっても、こちらがびっくりするくらい、根本のところでは自信がないかたが多い。
日本女性の自尊心、自己肯定感の低さは、世界的に見てもかなりのもの(=かなり低い)であるとわたくしは常々感じております。
でも、だからと言って、これからも一生このままでいいはずがない。
というか、少なくとも自分の中では、もっともっと、自分自身についてのかけがえのなさを主張してもいいとわたくしは思うのです。
例えば、貴女にとって「当たり前に出来てしまうこと」、実は、それこそ、まさに貴女の強みです。
でも、貴女は普段から何の気なしになさっておられることであり、こんなのが強みになるの? と思われるかもしれません。
けれど、それはおひとからご覧になったらものすごい長所ってことは、実際、沢山あります。
例えば、誰にでも自分から率先して挨拶が出来るとか、普段からおひとの話にはよく耳を傾けるようにしているとか。
貴女にとってごくごく当たり前のことが、ものすごい長所だったりするわけなのですよ。
そういう意味でも、一度、ご自分についての棚卸(たなおろし)をなさってみられるといいかもしれませんね。
とにかく、わたくし達日本女性はもっともっと自尊心を持つべきだし、自己肯定感をもっともっと高めるべきだとわたくしは強く主張いたします。
それは何も、おひとと争ったり、おひとにご自分の優秀さをひけらかすためでは、決してありません。
そうではなく、ご自分に対して健全なる自尊心、自己愛を育むことで、さらに生きやすくなりますし、おひとともいい関係が結べるようになる。
仕事のパフォーマンスだって格段に上がるかもしれない。
それくらい、セルフイメージってものすごく大事なのです。
ですから、どうか、おひとがどうのこうの……ではなく、貴女ご自身の中で、そして、天に向かって、是非、貴女ご自身のかけがえのなさを主張なさってください。
「わたしはここまでこんなにも頑張って生きてきました。だから、自分を褒めてあげたい」、「わたしは自分が好きです」、「わたしは尊い人間です」、「わたしは宇宙で唯一無二の、大切な、かけがえのない人間です」、こういった肯定的な言葉(アファメーション)を日ごろから唱えていく習慣をつけましょう。
別に実際に声に出して唱えなくても、貴女の心の中で繰り返すだけでもいいのです。
或いは、日記やノートに書くのだって、いい。
とにかく意識して、普段から肯定的な語りかけをご自身になさることは、貴女の自尊心を高め、自己肯定感を高め、貴女の生きるエネルギーを変え、結果的に、貴女を取り巻く全てがやがては自然と変わってゆくことでしょう。
ご自分のかけがえのなさを主張なさること、それは貴女というかけがえのないご存在を深く愛することにも繋がります。
どうかいついかなるときも、全宇宙でたったおひとりしかいらっしゃらない、かけがえのない、尊いご自分を愛して、心から大事に大事になさってくださいませね。
それこそがまさに貴女の新たな幸せを形作るにあたっての、堅固な土台となってゆくのですから。
God bless you!
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