Angelo EsslingerによるPixabayからの画像

 

「どうにもできないことに時間を費やすのではなく

自分が変えられることに集中しなさい」と
愛読書に書いてあります

 

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いつも何ができるかに立ち返りました

 

他人や環境は変えられません

自分が今すべきことに集中するのです

 

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精一杯の努力が 実を結ぶかどうかは

もちろん分かりません

 

「自分のデータを参考に誰かが科学を発展させる」

と信じることが大切です

 

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私の人生で最も誇れるのは

ハンガリーにいたときから 変わらなかったことです

 

好奇心と熱意を持つ謙虚な科学者でいたことです

 

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自分がワクチンを打っているとき

私を相手にしてくれなかった人たちを思い出しました

 

でも 幸運だったと思います

 

彼らがいなかったら ここまでたどりつけず

今回のワクチンもできなかったかもしれません

 

「もっといい実験をしたい 効果を証明したい」と

思ったことで研究が進み  科学が進歩したのです

 

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5月27日放送の NHKさん の番組、「クローズアップ現代+」 「新生ワクチンは世界を救うのか!? 開発の立て役者・カリコ博士×山中伸弥」の回、皆さまはご覧になられましたでしょうか?

放送からもうだいぶ時間が経ってしまいましたが、今日はこの番組を拝見して思ったことを書いてまいりたく存じます。

 

こちらの番組、わたくし、たまたま拝見したのですが、後半の、京都大学iPS細胞研究所所長・教授の山中先生と、新型コロナウイルスワクチン開発の立役者でいらっしゃる、ハンガリーご出身のカリコ博士の対談を拝見して、もう号泣してしまいました。

 

冒頭にご紹介させていただいたお言葉は、全て、カリコ博士が番組内でおっしゃったことです。

もうね、お二人の対談を拝見出来て本当によかった、そう心の底から思いました。

 

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カリコ博士はまだお子さまがお小さい頃に、片道切符で思い切ってアメリカに渡られました。

というのも、1985年、カリコ博士が30歳のとき、母国ハンガリーの経済が行き詰まり、研究資金が打ち切られてしまわれたのです。

当時は西側諸国への外貨持ち出しが制限されていたため、お子さまのぬいぐるみの中に、車を売ってつくられたわずかなお金を隠して渡米を決意されたとのこと。

 

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仕事を辞めてアメリカに行くのは 怖かったです

片道切符ですから

 

クレジットカードも携帯電話もなく 何があっても

成功すると信じる以外に道はありませんでした

 

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アメリカに渡られたカリコ博士は、mRMA の 基礎研究 に没頭されました。

しかし、殆(ほとん)ど評価されることなく、研究費を減らされたり、役職を降格されたり……といった目に遭われました。

 

山中先生によれば、当時の研究の主流は DNA だったそうです。

カリコ博士は、「RNA はいつも DNA の影に隠れていましたからね」、と。

 

(つまり、カリコ博士が研究なさっておられた内容は、当時の主流ではなく、そのため、何かと不遇を受けられた)

 

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最初だけじゃなくて ずっと苦労しました

同僚の研究費に頼るしかありませんでした

 

尊敬していた人に批判されていると知って

傷ついたこともありました

 

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そんなカリコ博士が長年積み重ねてこられた研究が日の目を見ることになったきっかけは、山中先生による iPS細胞の作成 でした。

ハーバード大学の研究室でカリコ博士の発見と山中先生の発見が繋がったのです。

それがなければ、カリコ博士の研究の重要性が世に知られることはなかっただろうと博士ご自身がおっしゃっておられます。

 

逆境の中でも自らの信念を貫いてこられた、カリコ博士の40年間の研究人生。

本当に本当に頭が下がる思いです。

 

カリコ博士は、ご自分以外にも研究づけの科学者が他にも沢山居ることを知ってほしい、とおっしゃっておられました。

世の中には表舞台に出てこられなくとも、そして、カリコ博士のように将来報われるかどうかわからずとも、信念を持って懸命にご自身の道を歩んでおられるかたが一体どれだけいらっしゃることでしょうか。

そうした名もなき、本当に多くの方々のご努力に、わたくし達は日々生かされ、守られ、支えられていることを忘れてはいけませんね。

 

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話は戻って、カリコ博士がなんの保証もないのに、わずかなお金を手にアメリカに渡られたときのエピソード。

 

何があっても

成功すると信じる以外に道はありませんでした

 

とおっしゃっておられましたが、当時、一体どれほどの勇気を振り絞って、渡米されたことでしょう。

もうそれだけでも本当に頭が下がります。

 

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カリコ博士のお話に自らの話を持ってくるなど、大変僭越ではございますが、わたくしもまたなんの保証もないまま、ただ自らの心の羅針盤だけを頼りに、信じる道をゆく者でございます。

そんなわたくしにとりまして、カリコ博士の研究人生をほんのわずかでも知ることが出来たことは、非常に大きな励みとなりました。

 

人生は一度きり、後悔だけはしたくないから、と、自らを信じてただひたすらに道をゆくにしても、思うようにいかないことのほうが多く、ときには身内のみならず、ひとさまにもご迷惑をおかけしてしまうようなことがあると、大層落ち込みます。

けれど、わたくしはどこまでもどこまでも、カリコ博士のように、自らが信じる道をやはり貫きたいと思います。

 

そして、いつか必ず――それはきっと神様のタイムスケジュールによるのでしょうがーー、わたくしもカリコ博士のように自らの努力が実を結ぶよう、一日一日を大切に、まずは目の前のことに懸命に取り組んでまいりたく存じます。

 

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どうか、わたくしと同じように、何か信じるものをお持ちで、どこまでも自ら信じる道をゆきたい!! と志すかたがいらっしゃいますなら、是非、その御姿勢をどこまでもどこまでも貫いてくださいませね。

このささやかな記事が何か少しでも貴女さまのお役に立ちますなら、幸いでございます。

 

どうぞ全てがよきに流れますように。

人生は一度きり、後悔だけはしないよう、精一杯命の炎を輝かせて、生きてまいりましょうね。

 

貴女にいつも神の祝福とご加護とお導きがありますように。

イエス様の御名において、アーメン。

 

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

 

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