ブログテーマ 『光の道をゆく』（2014年） では、以前、Puboo（パブ―）さん というサイトで、無料にて公開しておりました、電子書籍『光の道をゆく』の内容を順次掲載していっております。
なお、『光の道をゆく』の目次一覧につきましては、こちらの記事をご覧くださいませ。
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自らの仕事に真摯に取り組むようになって以後、わたくしは主に自宅で過ごすことが多くなりました。
OL時代みたいにどこかにお勤めするわけでもなく。
あらゆる面で余裕がなかったわたくしは、なかなかお出掛けすること自体も減ってしまい、おまけに、一時は、テレビを見ることさえ禁じておりましたので、なかなか「時代の風」というものを感じにくくなっておりました。
久々にテレビを「解禁」した後、画面上に登場する人々の「今らしさ」に戸惑ったこともあったほど、なかなかに、まるで巣籠もりのような時期を長い間過ごしていたのですよね。
でも、それでは、やはり、何かが欠けてしまいます。
かつての大ヒットドラマ「踊る大捜査線」ではないけれど、「事件は現場で起きている」というか、何事も、やはり、その時代時代の風、というものがあって、それは、この２１世紀、ものすごいスピードで変わっていっています。
もともと、どちらかと言えば、田舎よりも都会が好き、街だからこそ存在する美しいものや目新しいもの、文化的な香りがとんでもなく好きなわたくしは、やはり、そうしたものにつねに触れていないと、なんだかしぼんでしまうような気がいたします。
都会の文化的な香りが好きと言えど、人混みがとても苦手なため、街をひとりゆくのはあまり好きではない（なんだか矛盾していますが・・・・・・）わたくしだけれど、でも、やはり、その時々だからこそ存在するもの、時代の風を感じるためにも、時には街に出て、ひとに逢い、様々なものを見、触れ、感じなければ、と思うのでした。
それは、なぜなら、わたくしという人間も今に属しているのであり、今はつねに変化し続けていっているからです。
なんでも新しいものがいいとは限らないし、どちらかというと、きれいなものが好きな割には、ファッションや美容情報に疎く（最近だからこそ、やっと、きれいなものを着たいという意欲が１０年ぶりくらいに復活してまいりましたが）、街のきれいなお姉さんに圧倒され、面食らうほどの情けなさぶりを発揮していたりするのですが、でも、ひととして生きている以上、その時々だからこそ存在するエネルギーに触れ、心をつねに新しく保っておかなければ、って思うのです。
これは、特に、わたくしのようにビジネスを自分でやっている人間にはとても大切なことなのではないでしょうか？
そうしたものに触れてこそ見えてくるものがあるし、すぐにそれがわからなくても、好き嫌いは別として、つねにその時代時代に存在するものには何らかの意味があるのですし、そうしたものに触れ、感じ、新鮮な精神を保っておくことはとても大事だと思うのです。
スピリチュアル的に言うと、その時代の気に触れる、とでも言いましょうか。
そんなわたくしの数少ない行き先として、例えば、大阪の阪急うめだ本店はなかなかに心地よい場所です。
阪急、いつもそれなりにおひとが多かったりするのですが、でも、なんか、好きなんですよね。
きれいなものがたくさんあるし、わたくしにはなぜか阪急の気が合うみたい。
滅多にお買い物を楽しむわけでもなく、ただきれいなもの、美しいものを見にいかせていただくことがほとんどのわたくしですが、でも、やはり、阪急、好きです。
（いつか上顧客になれますように！）
この世で生きている限り、好むと好まざるに関わらず、やはり、時代は移ろってゆくもの。
その変化には、それこそ個々人、様々な思いがあるのでしょうが、でも、そうしたものに流されないように在りながらも、どこか、流されつつ、そうした中で自らの立ち位置を上手に見極めながら、時代の波に乗り続けてゆけたら、と思います。
そうして生きるのも、また楽しいものだと思います。
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