ブログテーマ 『光の道をゆく』(2014年) では、以前、Puboo(パブ―)さん というサイトで、無料にて公開しておりました、電子書籍『光の道をゆく』の内容を順次掲載していっております。

 

なお、『光の道をゆく』の目次一覧につきましては、こちらの記事をご覧くださいませ。

 

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わたくし達人間は皆、どうしてこの世に生まれてくるのでしょうか?
皆が皆、全てが全て・・・・・・というわけではないかもしれませんが、わたくしは、ひとがこの世に生まれてくるのは、天の御光(みひかり)をこの地球上におろすためだと信じております。

先日、思いがけなくご縁をいただいて、熊本県にある幣立(へいたて)神宮さまの宮司さまが書かれたご本を読ませていただきました。
(『青年地球誕生——いま蘇る幣立神宮——』春木秀映(はるき しゅうえい)・春木伸哉(はるき しんや):著  明窓出版  1999年)
このご本で宮司さまが書いておられることはあまりに壮大過ぎて、普段、ニューソート系のキリスト教のお勉強を積み、「宇宙の創造主としての神様」やイエスさま、聖母マリアさまにお祈り申し上げておりますわたくしには、その全てをすんなり受け入れることはなかなか難しかったのですが、でも、このご本に書かれていることは、あのお宮さまに伝わる、ひとつの伝説、あるいは神話、ととらえさせていただくなら、理解することが出来ました。

宮司さまが書かれた壮大なストーリーの具体的な内容はさておき、結局のところ、宮司さまがあのご本でお伝えになりたかったのは、今こそ人類は、世界の平和と安寧のために、心を入れかえ、また、生き方を根底から変えなければならない、真の世界平和、いえ、宇宙平和の実現のために立ち上がらなければならない、といったことだと、わたくしは理解いたしております。

宮司さまがあまりにスケールの大きな方なので、凡人のわたくしには、どうしてもその壮大さに圧倒されてしまいがちなのですが、でも、要は、神様の御心を思い、資本主義、拡大主義にすっかり染まりきった社会のあり方を根本から変えてゆかなければ、わたくし達人類に未来はない、ということをおっしゃっておられるのですね。
それは、主に、環境面の問題でありまして、もっと地球のことを思い、美しい水の星、「命の親さま」である、この地球を大切にしてゆかなければ、わたくし達は過去に葬り去られた文明と同じ道をたどることになるだろう、と、宮司さまは繰り返し説いておられるのです。
(ご参考までに、精神科医の越智啓子(おち けいこ)先生は、ご本『人生の輝き 内なる光に導かれて生きる』の中で、そうしたことはないと書いておられます)

宗教界やスピリチュアルな世界の中には、宮司さまと同じように、今の地球に危機感を抱き、終末的な現状を少しでもよくしてゆくために、日々祈りを捧げ、愛を行動にかえて具現化していらっしゃる方が沢山おられます。
また、霊的世界に深く携わっておられない方々の中にも、確実に「賢者」はいらっしゃって、その方のご専門分野、あるいは日常生活そのものにおいて、「天に宝を積む」行為を淡々と続けておられることも事実です。
しかし、そうした尊いお志とたゆまぬご努力の一方で、一向に変わらぬ(ように見える)この世を思いますとき、かなしみを覚え、ときには憤りさえ感じられる方も、中には、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

例えば、わたくしはもともと原発は危険なものだと感じておりまして、高校生の頃など(1980年代後半)、お隣の福井県にある原発のトラブルが新聞の目立たぬところにひっそり載っていたりしますと、「滋賀県には琵琶湖があるのに! もっとこういうトラブルは大きく報じやなあかんのやないのん?」などと母に訴えてたりしておりました。
そんなわたくしでしたが、やがて、社会人にもなると、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまって、いつしかそうした問題にあまり関心を持たなくなっていってしまったのです。

しかし、その後、2011年3月に起こった福島の原発事故に、わたくし、大変ショックを受けまして、あの年はずっと、とにかく心穏やかにはいられませんでした。
よく夜に、これからのこの国のことを憂えては泣いておりましたもの。
そんなわたくしは今でも当然、反原発、なのですが、でも、原発事故以後のこの国の歩みを思いますとき、本当に暗澹たる気持ちになったりもします。

もう決まってしまったことですので、今更どうしようもありませんが、東京オリンピックも、わたくしは当然反対をしておりました。
オリンピック招致時の、あの安倍総理のスピーチは、普段、総理に好感を持っておりますわたくしでも、「あれはナイよなあ・・・・・・(吐息)」といった感じで。
最近も除染の目標値を緩和されるというニュースを聞き、ますます心が重くなったりもしました。
(結局、それだけ除染が難しいということなのでしょうが)

しかし、こうした世の現状を憂えていてもなんにもなりません。
わたくしは社会活動家ではありませんし、何らかの反対活動に身を投じるつもりもありません。
原発事故後、そうした流れ(反原発などの)の傍流も傍流に少し関わらせていただくようなことがございましたが、そのうち、どこか違和感を感じ、距離を置くようになりました。
わたくし個人としては、そうした流れに携わるのではなく、わたくしなりのアプローチで世の中をよくしてゆく方が自分にはあっている、と思っております。

具体的には、エレノア・ルーズベルトの言葉にありますように、“この世を嘆くよりも、自ら灯りをともせ“、ということです。
己の聖域を守りつつ、人生を慈しみ、楽しみながらも、わたくしは、今ここ、自分が置かれたところから、全世界に向かって、どんなにささやかでもいい、何か、光を放ってゆくことは出来ると思うのですね。
そして、また、まず身近な三人の方に、暖かな愛の波動をお伝えしてゆこう・・・・・・、ということもいつも考えていることです。

世界中の全てのひとを救うことは出来ないけれど、今日接するひとの中で、まず三人さんに、何か、暖かなものをお届けしてゆくことは出来る。
それはごくごくささやかなことで、例えば、電車で乗り合わせた小さなお子さんに微笑みかけたり、いつもお世話になっている地元の郵便局の職員さんに明るくご挨拶したり、体調を崩したらしい遠方のお友達にラインでちょこっとメッセージを送ってみたり・・・・・・、といったことでよいのです。
わたくしから少しでも何か「よきもの」(ポジティブなもの、暖かなもの、愛のエネルギー)を受け取ってくださった方が、今度はご自分の周囲の方々に「よきもの」をお渡しくださる、そうやって暖かな愛の環(わ)が広がってゆくなら、どんなに素敵だろう、そう思うのです。

わたくし達がこの世に居られる時間なんて、たかだか数十年、長くても、せいぜい百年ほどに過ぎません。
やがては、皆、光の世界にかえってゆくのですから、せめて、この世に居る間は、精一杯、この世に「よきもの」を残してまいりましょう。
押しつけや自己満足になってしまわないよう気をつけながら(自戒をこめて)、これからも日々、わたくしはささやかな光の花をここからたゆまず放ち続けてまいりたく思います。

この記事を読んでくださる貴女にも天の愛と御光が届きますように。
ひとりでも多くの心ある女性の皆様方が、「光のアンバサダー」として輝いてくださることを心から祈りつつ・・・・・・。
愛をこめて。

 

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