ブログテーマ 『光の道をゆく』（2014年） では、以前、Puboo（パブ―）さん というサイトで、無料にて公開しておりました、電子書籍『光の道をゆく』の内容を順次掲載していっております。
なお、『光の道をゆく』の目次一覧につきましては、こちらの記事をご覧くださいませ。
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皆様は「ホリスティック」という言葉をご存じですか？
「ホリスティック」、英語では Holistic と書きます。
これは、「全体論の、全体論的な」という意味なのですが、スピリチュアルな世界では、主に、一部分の事象だけをとらえるのではなく、全体的に物事を見る、とか、大いなる宇宙と繋がって・・・・・・、などといった意味に使われているように、わたくしは理解いたしております。
わたくし達は、それぞれ、自分の人生を「生きて」おりますが、実際のところは、「生かされている」んですよね。
もっとも、いつどんなところに生まれてくるか、や、大体の人生のシナリオについては、全て、神様とお打ち合わせをして、本人納得の上で、この世に生まれてくる、と言われていますが、でも、これまでのわたくし自身の４２年間の人生を振り返っても、やはり、生かされているよなぁ・・・・・・、って、つくづく思うのでございます。
所詮、人間であるわたくしに出来ることなんて、たかだか知れています。
全ては神様のお陰、御業（みわざ）。
そうでなければ、今、ここに、わたくしは存在しないと思います。
「人生は楽しむために」
これはわたくしがご尊敬申し上げております日本のスピリチュアリストさん（とわたくしは思っております）である
中野裕弓（なかの ひろみ）さんがよくおっしゃっておられる言葉です。
ロミさん（中野さんのこと）は、とことん人生を楽しんでいったら、やがては、自らが授かった「よきもの」（豊かさ、幸せ、楽しさ、美、成功などの、愛のエネルギーからなるもの）を、今度は人々にシェアしてゆくようになる、といった意味のことを、以前、ご著書に書いておられました。
このことについては、わたくしもそのとおりだと思いますし、まず自分を満たす、という点については、ロミさんに大きく同意するものです。
その一方で、この世の様々な問題を思いますとき、自らの人生をとことん豊かに、美しく、暖かなものにしたい、と願う一方で、この世に置いていただいている間に、少しでも、天の御光をこの世におろすために生きたい、生きなければ、と思うのでございます。
これから、現在の平均寿命まで生きるとしても、あと４０年。
４０年なんて、あっと言う間です。
わたくしには現在子どもはおりませんが、もし、これからでも母になれるとして・・・・・・、そうすると、わたくしが亡くなっても、我が子はまだその先の未来を生きてゆきます。
まだ見ぬ我が子と同じ、たくさんの未来ある存在（小さなひと達）のことを思うとき、少しでも、自らがこの世に居る間に、出来るだけのことをしておきたいと心から思うのです。
わたくしが「ホリスティック」という言葉に出逢ったのは、２０代の終わり頃、霊媒体質がゆえの、原因不明の様々な症状に悩み、少しでも元気になりたい、と、霊性の道に答えを求めたからでした。
その後、大変ありがたいことに、内科的なことと歯科については、ホリスティックに診てくださる先生とご縁をいただき、今に至ります。
素晴らしい先生方にお出逢いし、また、自らも様々な霊的な遍歴を重ねてきて思うのは、やはり、真の健康、本当の幸せ、というのは、天の動き（＝神のご意志）に基づいて生きることによって得られるのではないかしら？、ということです。
こんなふうに申しますと、何やら、出家するようなイメージをお持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんね。
これは、平たく言うと、要は、自分を大切にし、心の声に耳を傾けて、その声が語るところのことを、愛と祈りを持って実践し続けてゆくということです。
神様の御手に守られて、心安らかに在るとき、そこに、真の健全な生き方、暮らし、幸せがある、とわたくしは信じます。
わたくしには、ついつい自らのエゴ（頭）で、ああでもない、こうでもない、と、悩み事や心配事を、まるで嗜好品のように「味わってしまう」悪い癖があります。
昨日も、今年の夏の暑さが気になって、ある予言者の方がどのようにおっしゃっておられるかを調べ始めたら、その方がおっしゃる様々な「悪いこと」を読み続けてしまいまして。
すっかり震え上がってしまいました。
しかし、このようになってしまうのは、「ホリスティック」とはかけ離れた境地、行動でありまして、要は、大いなるご存在（＝神様）から切り離されてしまっている状態なのですね。
こうなってまいりますと、天の理（ことわり）に基づいて生きている、とは言えません。
神様と繋がっている状態＝大いなる神のご加護を信じ、心安らかに、その時々において、「神の国のプリンセス」としてベストを尽くして生きてゆく。
それこそが、まさに、「ホリスティック」に生きる、ということなのです。
人生において大事なことは、何をなすべきか、ではなく、どう在るか、だとわたくしは思います。
いついかなるときも美しく、誇り高く、「神の国のプリンセス」として存在していれば、たとえ、どのような状況にあろうと、貴女が生きること＝天に宝を積むこと、になりましょう。
そうやって生きていれば、やがては、然るべきときに、然るべき形で、安らかに天にかえれるのだと思います。
地においても天にあるかのように生きましょう。
わたくし達がこの世を去るときに持ってゆけるのは愛の記憶だけ。
そして、わたくし達の真価は、どれだけ、この世に、天の「よきもの」（＝愛のエネルギー）を残してゆけるか、なのです。
全てがまあるくまとまって、よき方向に流れてゆくためにも、「ホリスティック」な生き方を心がけましょう。
そんなふうに生きる貴女には、いつも神の祝福とご加護とお導きがあることでしょう。
愛と祈りをこめて。
God bless you...!
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