ブログテーマ 『光の道をゆく』(2014年) では、以前、Puboo(パブ―)さん というサイトで、無料にて公開しておりました、電子書籍『光の道をゆく』の内容を順次掲載していっております。

 

なお、『光の道をゆく』の目次一覧につきましては、こちらの記事をご覧くださいませ。

 

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かつて、わたくしが30歳で正社員の仕事を辞めたのは、もう次のステージに行くべき、という思いがあったのと、何よりも、東京でメンタルヘルスの業界に入りたかったから、でした。
しかし――、その後、体調不良や、後厄のきっつーい時期が重なったことなどもあり、2007年の1月に35歳でサイキックに目覚めるまで、わたくしはひたすら坂道をゴロゴロ転がり落ち続けることになり……。
大好きだった「運命のひと」と信じた彼ともうまくゆかず。
(……っていうか、この信心には、最初から大きな無理があったのですけれどね)
とにかく、2006年の12月には、人生、ぼろぼろだったわけです。

そんなわたくしは、日々の生活にすっかり疲れはててしまい、いつしか、東京でメンタルへルスの業界に入る! ってな夢は、心の奥底にすっかりしまいこんでしまっておりました。
けれど、それは、決して、なくなってしまったわけではなかったんです。
ただ、心の奥にしまいこんでいただけ。
あきらめたわけでもなく、忘れていたわけでもなく。
確かに、心にはちゃんとあったのですね。

やがて、2007年の1月、サイキックに目覚めた頃と時を同じくして、それまで不安定極まりなかった生活が、(その頃新しく始めた派遣の仕事のお陰で)ようやく安定し始めてからは、心に余裕が戻ってきたのでしょう、電車のつり革広告で見かけた人材紹介会社の説明会に参加してみたり、始発で大阪駅前の中央郵便局まで仕事の応募書類を投函しに行ったり。(ぎりぎりまで迷って、大阪市内のあるお仕事に、締切直前になって申し込んだため、始発で駅前の郵便局まで投函しに行った)
……と、徐々にですが、かつての夢に向かって行動し始めたのでした。

日々の生活に精一杯で、あらゆる面で余裕がないようなときは、本来の夢など脇に追いやってしまうのは、ある意味、いたしかたないことです。
でも、生活が安定してくると、徐々に自らのエネルギーも戻ってきて、再び、夢へのアクションを起こしてゆけるようになるのですよね。
やはり、心のゆとりって大事だな、と思います。

昨年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞された、作家の山口恵以子さんは、食堂のお仕事をなさりながら、小説家になる夢に向けて、努力を重ねてこられたとのこと。
一躍、時のひととなられた山口さんは、食堂のお仕事があったから、夢に向かって頑張ることが出来た、というようなことをおっしゃっておられました。
まず安定した生活があって、その土台があったから、夢に挑戦し続けることが出来たのだ、と。

話は戻って、わたくしの「東京でメンタルへルスの業界に入る」というかつての夢は、その後、この夢を上回るさらに大きな夢に出逢ってしまったため、自然となくなってしまいました。
でも、30歳の頃、描いていた夢は、かなりの紆余曲折を経て、ちゃんと再び、35歳のわたくしのもとに、ほんのつかの間でも戻ってきてくれたんです。

いくつになっても、夢は消えやしない。
もし、消えたと思っているなら、それは多分、間違いで、心の奥底で眠っているだけだよって、わたくしは申し上げたいです。

きっと、まだ、その夢自体は輝きを失ってはいない。
今からでもいい、今の貴女が出来る範囲内でいいから、もう一度、手に取ってみて……?
きっと、何か、化学反応が起こるから。

わたくしは、おひとりおひとり、その方の心に宿る夢、というのは、やはり、何らかの根拠があるのだと思います。
それは、おそらく、霊的な部分が非常に関係していて、その夢は、ご自分の本質(=神の子としての自分)に近づくために歩まれるべき道のひとつ、なのだと思うのですね。

どなたも、霊的本質、神の子としてのご自分は光そのもの。
夢がキラキラしているのは、その夢を通して、ご自分の光を垣間見ることが出来るから、なのではないでしょうか?
ですから、わたくしは夢を大切にすべきだと思うし、可能ならば、夢を生きていただきたい、そう心から思うのです。

夢の翼を得るため、「一旦」ここに帰ってきたはずの滋賀暮らしが想像を遥かに越えて、まる6年を迎えつつある今も、わたくしの心には、ずっと同じ夢(2008年の春、大好きな心のふるさと、箱根を出てきたときと全くおんなじ夢)がキラキラ光り輝いています。
今日までの日々、もがきにもがき、悩み、泣き、くるしみ抜いてきたけれど、でも、わたくしにはずっと同じ夢があったから……!
だから、なんとか、ここまで来ることが出来ました。

きっと、夢は、神様からの贈り物。
皆が皆、全てを全て、叶えることは難しいかもしれない。
でも、それでも、わたくしは、神様からいただいた大切な夢を、少しでも形にしてゆけたら、と思います。
そして、わたくしが夢を生きることが、同じように、夢を生きる方へのエールとなるのなら、これほど幸せなことはありません。

皆様も、可能な範囲内で結構です、夢を、どうか大事になさってくださいね。
貴女の夢が叶いますように。
愛と祈りをこめて。
God bless you...!

 

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