強く強く心で思うことなら、やがては自然とそちらの方向に全てのことが導かれてゆく、そんなふうに思います。

 

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30代前半のある一時期まで、わたくしはずっと「何者かになりたい」と心から願いながらも、原因不明の体調不良や、その他様々な「目に見えない、何か、わたしをぐぐっと押し潰そうとするもの」に負けそうになり、途方に暮れておりました。

 

それでも、どうしても、どうしても、納得出来る生き方をあきらめたくなかったわたくしは、そうした困難に置かれながらも、必死で道を探し求めていたのです。

 

そしたら、死にたいほどのつらい局面を過ぎたら、すぐ、思いがけない、「人生に一度あるかないか」くらいの大変大きな天の御恵みに出逢うことが出来、救われました。

 

お陰さまで、それから、わたくしは徐々にですが、生きる力を取り戻してゆくことが出来ました。

 

そして、それから3年程後、今の夢に出逢い、ここでまた人生が大きく好転してゆくことになります。

 

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30代前半のある一時期までの自分からすれば、今のような自分はまるで想像出来ないことでした。

 

もっと遥か昔を遡れば、中学時代は地元で音楽の先生になって、早々に結婚して、「かっぽう着の似合う、よい奥さん、お母さん」になることがわたくしの夢でした。

 

そう、当時のわたくしは、一生ずっとこの小さな田舎町で過ごすことが、夢だったのです!

<今の夢とのあまりにも大きな乖離!!!!!(笑)>

 

それくらい、人生って、ほんと、何が起こるかわからないし、これほどまでに「夢」さえ大きく変わるんですよね。

 

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まだ「何者でもない」わたくしなどがこんなことを言うのは非常におこがましいことなのでしょうが、それでも、わたくしは、自分がここまでたどり着けたのは、まず、自分の心の力があったからだと思います。

 

勿論、あまりにも、心も身体も弱いわたくしは、神様や、その他、守っていてくださる全ての聖なる御存在、そして、大変多くの、これまでわたくしを支え、励まし、見守り、お付き合いくださったかたがたとの御存在がなければ、ようここまで来られませんでした。

 

でも、結局のところ、ここまで自分を運んできたのは、神様であり、そして、自分自身の心だと思うのです。

 

どこまでもどこまでも理想を追求していったら、地元に嫁いで「かっぽう着の似合う家庭的な奥さん、お母さん」(今となっては、こんな言葉ももう死語ですよね?(苦笑))になるのが夢だったわたくしは、いつの間にか、途方もない夢を追いかけ、必死に生きる者になっておりました。

 

それは何も不幸なことでもなんでもなく、ただ、わたくしがもっと広い世界を見たい、そして、自らが生涯において叶えたい理想を信じ、ただ一生懸命に日々を生きてきたからだと思うのです。

 

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そう、死にそうなくらいの絶望の淵に追い込まれても、それでも、どうしてもどうしても生きることをあきらめられなかった。

 

前述の「人生に一度あるかないか」くらいの大変素晴らしい天の御恵みに出逢う前のわたくしは、本当に死にたいと追い詰められてしまって、もう、完全に中身が空っぽでした。

 

その影響は長く続き、結局それからの2年程は非常に不安定だったと思います。

 

まぁ、それでもなんとか生きてはおりましたが。

 

そんなわたくしが、それからやっとこの地元を飛び出して、生涯の夢を見つけて。

 

で、今に至るのですが、今の自分が相変わらず不甲斐ないのはさておき、それでも、今の自分に辿り着けたのは、意地でも理想の人生を実現したい、そして、どこまでも高いところを目指したい、広い世界を見たい、という自分の強い思いがあったからだと思うのです。

 

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くどくなりますが、勿論、わたくしはまだまだ全然道半ばどころか、スタート地点にさえ立てていないというのが現実かもしれません。

 

それでも遥か昔、夫に尽くし、子に尽くし、家に尽くして、立派に家を守ろう、だなんて、「昭和の良妻賢母」(!!)を目指していたはずの自分から考えれば、今の変わりよう(笑)、でも、これでよかったのです。

 

心の深いところを掘っていって、魂に近づけば近づくほど、今あるわたくしが本来の姿だったと思うから。

 

地元に嫁げなくてよかったし(あくまでも、わたくしの場合は、ですよ!)、昭和の良妻賢母を目指すなんて器ではなかった(苦笑)

 

とにかく、まだまだ広い世界を見たいんです。

 

その一心でここまで来て。

 

それでよかったし、それこそが、心の力、だと思うのです。

 

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すぐに大きな変化を起こせなくとも、心の底から夢を信じ、その時々において必要な努力を積み重ねてゆくなら、きっと、自然と、人生は自分が思うように道を整えていってくれるのだとわたくしは心から信じています。

 

実際、わたくし自身がそうでしたから。

 

勿論、今のわたくしは「本当にまだまだ」だけれど、でも、ここまで本当に「心ひとつ」でまいりました。

 

これからも「心ひとつ」でどこまでもどこまでも理想の道を追求してまいります。

 

死ぬときに後悔だけはしないように。

 

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心のうちにある情熱を信じて、どこまでも、どこまでも。

 

心が持つ力は本当に偉大です。

 

貴女もどうか夢の翼を思い切り大きく広げで、どこまでも羽ばたいてくださいね。

 

全てがよきに流れますように。

 

Dream Big!!

 

God bless you!! :D

 

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天から与えられたミッションを生きる女性リーダーのための直観コンサルタント

夢咲璃い(ゆめさき りい)オフィシャルウェブサイト