2020年後半スタート&6月劇場鑑賞映画 | la petite chambre

la petite chambre

illustrator ree*rosee art works

Hello July🍋

今日から7月。2020年後半、折り返しに入りました。

この半年は、世界中がパニックに陥り生活が一変して、重いムードでした。

まだ安心出来る状況ではないですが、少しずつ日常生活が戻り、明るい世の中に

なりますように。

 

7月のカレンダーは「三人の女」のシェリー・デュヴァル&シシー・スペイセク。

色彩が美しく、幻想的な要素のある映画で、特にラストの寒色系のペールカラーの
ファッションや映像が印象的で、このファッションもラストに着ていたものです。
アルトマンにしては珍しく群像劇ではないけど、毒のある要素はアルトマンらしく、
個性派女優2人に、痛々しくクセの強いキャラクターを演じさせた共演作で、
時々見返したくなる不思議な作品です。
 
以前、アルトマンの「三人の女」とインスピレーション元となったベルイマンの

仮面/ペルソナ」について書きましたので、よろしければご参考下さい⇒

 

 

6月は久しぶりに映画館で映画が見られて良かったです。

以下、6月に劇場鑑賞した映画。

1. グザヴィエ・ドランの「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」⇒

 

2. ナタリー・ポートマン主演の「ポップ・スター」⇒

 

3. グレタ・ガーウィグの「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」⇒

 

4. ペドロ・アルモドヴァルの「ペイン・アンド・グローリー」⇒

☆インスタで、それぞれの感想などアップしましたので、よろしければご覧下さい。

「ペイン・アンド・グローリー」はまだ感想はアップしてないので、とりあえず

パンフの写真のみアップしました。

※映画サイトのリンク先、音あり動画のページもあるのでご注意下さい。
 

7月に見たい映画は、ウディ・アレンの「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」、

 

アンナ・カリーナのドキュメンタリー「アンナ・カリーナ、君はおぼえているかい」、


 

クリストフ・オノレの「今宵、212号室で」、

 

フランソワ・オゾンの新作「グレース・オブ・ゴッド」。

 

ウディの「レイニー・デイ〜」は、me too運動の流れで過去の問題が再浮上し、

ゴタゴタで本国では上映停止になったようで、日本でも上映無理かと思ってたけど、

個人的には上映が決まって嬉しい。

豪華キャストながら出演者の多くが騒動以降、監督・作品にボイコットしたり、

日本でも好意的に思わない人もいると思うけど、長年ウディ・ファンだし、

100%の真実がわからない限り(ミア・ファロー自身も色々問題が多く、

ミア親子も信用出来ず)作品は見続けたいと思ってます。

ウディも高齢で後どれだけ作品が作れるかわからないし、復帰が難しそうで

この作品が最後かもしれないし。。

オゾンの新作は最近知ったばかりで、毎回作風がガラッと変わっているものの、

珍しく実話を元にした社会派問題作で、あまりオゾンぽくない感じ。

内容的にこの作品とウディ・アレンを並べてしまうと誤解を招きそうだけど、

オゾンも好きな監督でほぼ毎作品見ていて本作も見たいと思ったので。

 

 

ただ今、webshopで販売の新作を制作中です。

一部商品がまだこれから届くので、来週末ぐらいにオープン出来るようにしたい

と思っています。日程・詳細が決まりましたら、またお知らせします。