LARME 037号 連載シネマ28. 8人の女たち | la petite chambre

la petite chambre

illustrator ree*rosee art works

先日はwebshopのご利用ありがとうございましたキラキラ

年内の営業は終了しました。

次回は来年1〜2月辺りにオープン出来ればと思っています。

年明けに福袋的なものが用意出来れば、もしかしたら短期間で

オープンするかも…です。

その場合はスケジュールが決まりまればまたお知らせします。

 

今回も遅くなりましたが、掲載誌のお知らせです本 

先月から発売中の LARME 037号の連載シネマページで、

フランソワ・オゾンの「8人の女たち」について描きました。

 

LARME 037号 cinema fashion room vol.28  8人の女たち / 8 femmes

 

50年代のフランス地方都市のクリスマスを舞台にした室内劇の

ミステリーコメディ。

オゾンらしく濃い内容で、結構シニカルなエンディングですが、

多様な豪華女優陣の50sファッションが楽しめる作品です。

それぞれのファッションが特徴的で、特に気に入ったスタイリングを

セレクトして描きました。

 

長女シュゾン (ヴィルジニー・ルドワイヤン) の女性的なフォルムの

50年代ファッション♡

「麗しのサブリナ」のオードリーをオマージュしたヘアスタイルや

ウェストシェイプしたフレアドレスがラブリーハート.*


フェミニンなシュゾンと対照的な妹カトリーヌのボーイッシュスタイル。

他のオゾン出演作「焼け石に水」「スイミング・プール」や別の出演作でも

ほぼビキニかヌードでグラマラスな役が多かったリデュヴィーヌ・サニエ。

本作では珍しく露出がなく無邪気で、ボーイッシュなキュート。

カトリーヌ・ドヌーヴとダニエル・ダリューは「ロシュフォールの恋人たち」

と本作で母娘共演していますが、リデュヴィーヌは本作でドヌーヴと母娘役、
愛のあしあと」ではドヌーヴの若い頃の役で共演 (ドヌーヴはこの作品で

実娘のキアラともリアル母娘共演)、是枝監督の待機作でも再共演しています。

 

皮肉屋でひねくれ者のオーギュスティーヌを演じたイザベル・ユペール。

お色気美女メイドのルイーズにお色気指南を受け、リタ・ヘイワースを

イメージしたゴージャス赤毛美女に変身した姿で終盤登場しますが(左)、

変身前のお堅いハイミスファッション(中・右)の方が好みです。

編み込みしたアップヘア、50sなキャッツアイメガネ、丸襟のブラウス、

チェック柄のアイリッシュガウンが可愛い。

真っ赤な口紅も似合ってます口

 

今号の表紙は、渡辺梨加さん。

隔月刊誌なので、書店でまだ販売されていると思いますので、

見掛けられたらチェックしてみて下さい本

 

次号038号は来年1月17日の発売予定です。
新年に合いそうなキラキラしたファッションと映像がドリーミーな

作品について描きました。お楽しみに♪