summer short trip in kyoto (1) | la petite chambre

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illustrator ree*rosee art works

8月も瞬く間に過ぎ去り、9月になってました星
8月前半はグループイベント(nicoichi)の準備や展示でバタバタ
してましたが、後半は少しお出掛けして京都・東京でアート鑑賞
ショートトリップを楽しみました。
備忘録として京都編と東京偏で綴りたいと思います。

●バルテュス展
@京都市美術館 ~9/7(日) 

balthus


東京→京都の巡回展が決定して早々に前売りを購入してたのに、
なかなか行けず、8月末にやっと鑑賞して来ました。
以前パリのポンピドゥーで見た2作品も今回展示されていて、
予想以上に展示数が多くて見応えあり。
比較的に個人蔵が多かったような気がします。


バルテュスと言えば、ロリータを思わせる少しエロティックな
少女像の印象が強く、繰り返し同じモチーフ(鏡)やポーズを描く
作家だけど、今回鑑賞してて洗面器も多用されているのに気付いた。
(洗面器=純潔を表現しているそう)
一つの作品が出来上がるまで何枚も描かれた習作の展示も多く、
完成形と比較して見るのも面白かった。

(私は同じ絵を描くのは苦手で飽きてしまうのでこんなに)

図録は迷って買わなかったけど、帰宅後ネット検索してたら
「バルテュス全作品解説」というサイトを発見!→
詳しく経歴や作品説明がされていました。
まだ詳細読んでないけど、サイトなのにすごい情報量!!


バルテュスが描く少女画も好きだけど、少年時代に描いた猫の
mitsou(ミツ)シリーズの単色画も気に入った。
11歳であれだけ完成度の高い一連の作品が描けるのは若くから才能が
あったのが伺えるが、詩人リルケ(当時母の恋人だったらしい!)
の後押しによって絵本として出版されたらしく、才人は才人を
引き寄せるんだな~と才能の連鎖を感じた。

file

グッズも豊富で色々あったけど、mitsouシリーズの絵がたくさん
載ってるファイル↑とエコバッグ↓を購入。
バッグは使うだろうか?と思ったけど、行った当日帰りから
早速使用したし、その後の東京での短期旅行でもヘビーユーズ。
2つくらい買っといても良かったかも。

bag

美術館前の鳥居。

shrine

●メメントモリ
岡崎(美術館界隈)のカフェでワンプレートランチ
ディナー
予想以上にバラエティ&ボリュームあり。

lunch


(2)に続く
おさかな